姨捨棚田とは?

2015年1月9日

棚田とは

 一般的には傾斜が1/20(20m進むと1m高くなる傾きのこと)以上の斜面にある田んぼを「棚田」と呼んでいます。つまり山にある階段状の小さい田んぼのことです。姨捨棚田は傾斜1/7の斜面にあります。

姨捨棚田全体の位置や大きさは?

  千曲川の左岸、三峯山の北東側、山腹斜面の標高460メートルから550メートルの範囲に広がっており、 棚田は「75ha 約1,800枚」あります。

 (注)そのうち重要文化的景観選定区域面積は64.3haです。さらにその中の約40haに約1,500枚の棚田があります。

所在地は?

  長野県千曲市大字八幡字姨捨

いつ頃からあったの?

  姨捨棚田についての記録は、1578年に著された狂言本「木賊(とくさ)」に登場する「田毎の月」が最初とされています。そこから室町時代終わりごろにはあったものと推察されます。棚田の開発が本格化するのは大池(ため池)が整備される江戸時代以降とされています。
※姨捨の地名の由来、付近の観光スポットなどについて知りたい方は、観光情報サイト さらしな・おばすて名月の里エリア の姨捨山と伝説について(姨捨山) 千曲市観光協会の 名月の里 さらしな・姨捨 の各サイトに掲載されていますのでご覧ください。
  さらに、長楽寺を中心とした「冠着山、姨石、桂木、宝池、甥石、小袋石、田毎、メイ石、雲井橋、鏡台山、有明山」等を江戸時代には姨捨十三景と称していたといわれております。(場所は年代・出典によって異なります)
※姨捨の歴史及び姨捨十三景について知りたい方は、観光情報サイトの月の都「姨捨」の変遷をご覧下さい。
※長楽寺の場所はこちら

棚田の役割

◇食料の生産
◇国土・自然環境の保全 … 洪水防止や土砂流亡防止など
◇水資源のかん養     … 水の貯留や水質浄化など
◇保健・休養の場の提供  … 農作業体験を通じた健康ややすらぎなど
◇景観や文化資源の提供 … 独特の景観美や伝統的稲作技術、民族文化など  

国の名勝指定 

  平成11年5月10日、文化庁より棚田としては全国に数ある棚田の中で始めて国の名勝に指定されました。指定名「姨捨(田毎の月)」。名勝としては、長野県内では5番目の指定になりました。
   姨捨棚田以外で千曲市にある文化財について知りたい方は観光情報の文化財一覧のサイトをご覧下さい。

姨捨棚田の名勝指定地区
・長楽寺地区
・四十八枚田地区
・姪石地区
・上姪石地区(平成18年追加指定地)

棚田百選に認定

  平成11年7月26日、農林水産省より国土保全、景観等多面的機能を有している棚田が全国134地区(117市町村)で認定を受けました。姨捨の棚田は、国土保全(地すべり防止)・景観が評価され認定を受けました。  

重要文化的景観に選定

  平成22年2月22日付で文化庁から国の重要文化的景観に選定されました。全国で19件で、長野県では始めての選定となります。 

第3回全国棚田(千枚田)サミット開催

  平成9年10月15日(水)から16日(木)にかけて第3回全国棚田(千枚田)サミットが更埴市(現千曲市)で開催されました。 

姨捨棚田を管理している団体は?

詳細はリンク集をご覧下さい。
  ・名月会              
   名月の里・おばすて「棚田貸します制度」(棚田オーナー制度)の実践班
  ・田毎の月棚田保存同好会 
   長野県職員OBを中心としたボランティア団体
  ・四十八枚田保存会
   長楽寺及び地元八幡地区のボランティア団体
  ・科野農業塾           
   戸倉地区の地元農家などのボランティア組織
   その他の箇所は地元農家の方が耕作しております。

お問い合わせ

農林課
電話:026-275-1050
ファクシミリ:026-276-0796