平成24年5月31日 市長が長野県新総合交通ビジョン検討委員会の中で「新幹線新駅誘致」を表明

2014年12月26日

平成24年5月31日 市長が長野県新総合交通ビジョン検討委員会の中で「新幹線新駅誘致」を表明しました。

 

 

長野県の「新たな総合五カ年計画」の策定にあたり15年、20年先の地域交通の在り方等について、市町村長と懇談を行う「長野県新総合交通ビジョン検討委員会」が、5月31日長野市で開催されました。
委員会の席上、近藤市長は「東京-大阪間約700kmを結ぶ北陸新幹線は、環日本海時代を支える国家的なプロジェクトであり、長野県発展のためにも千曲市に新駅を誘致すべき」との意見を表明しました。

 

 

 

 

市長の発言要旨

 

県発展のキーワード

 

北陸新幹線の長野~金沢間が平成26年度末に開業します。千曲市は、新幹線の駅と高速道路が一体となった新たな長野県観光の拠点となる北陸新幹線の新駅を千曲市に誘致し、誘客など観光県長野の経済発展に応えたいと考えています。
金沢を含む北陸地方は、驚異的な集客力を持ち、長野県が通過県とならないか心配であります。新幹線効果を十分発揮するためにも、観光立県として確固とした戦略を持たなくてはなりません。県経済の存亡をかけ、集客のための施策を確実に実行していくことが肝要です。

 

 

長野県観光の拠点駅

 

県内には、すばらしい観光地が数多くありますが、県の面積が広いため、広く点在しています。県観光部が平成24年1月に行なった「北陸新幹線延伸にともなう観光動向・意向調査」では「新幹線駅から観光地までの二次的な交通手段が整備されていない」との指摘があります。
千曲市は、地形上、長野市に入る、人間でいえば首の部分にあたります。北陸新幹線をはじめ、長野自動車道や上信越自動車道の更埴インターチェンジ、高速道路のバス停、しなの鉄道の駅が整備されており、広域幹線の国道18号、国道403号などの県内交通の主要幹線が集中しています。
また、更埴インターチェンジから県内の主要観光地は2時間以内でほとんどが結ばれます。千曲市に大型の駐車場を備えた二次交通に対応する新駅を造ることで、金沢延伸の効果を県内全体に波及させることができます。つまり、千曲市に造る新駅は、長野県観光の拠点(ハブ)駅となります。

 

 

形態はパーク&ライド(※)

 

千曲市が考えている新駅は、高速道路と直結する全国的にも稀な駅であります。駅と高速道路が一体となった新しい形態のパーク&ライド駅を造ることで、「渋滞がない、時間の読める駅」が実現できます。
また、東日本大震災でも明らかなように、新幹線と高速道路は災害支援の動脈として、大きな役割を果たしました。

今後、県内でも大規模災害が発生した場合は、人を運ぶ新幹線と物の移動に適している高速道路が一体となった新駅は、後方支援の拠点として大きな役割を果たします。

 
(※)…自動車で駅まで行き、駅周辺駐車場に駐車後、新幹線などに乗り換えるシステム。

 

 

海外からの誘客に期待

 

金沢までの開業は、観光県として、海外、特に中国や韓国からの観光客を県内に誘導することが大きなテーマになります。その点、新駅は、中国や韓国からの誘客にも十分効果を発揮します。たとえば、富山空港~北陸新幹線経由で新駅を利用し、県内観光をした後、東京経由で帰国するルート、またその逆のルートなどが考えられます。効率的な移動により、さまざまな観光需要に応えることが可能になります。

 

市内経済を活性化

 

新駅が市民皆様に大きなメリットをもたらすように、新駅誘致と併せて千曲市が集客力を高めるための新たなまちづくりに着手します。駅周辺整備はもちろん、誘客のための新たな市街地づくりを進めるほか、市内観光、特に戸倉上山田温泉への誘客は大事であります。
千曲市でも少子高齢化の傾向は今後も続きます。若者が流出し、お年寄りが増え続ける社会では、医療費や社会福祉にかかる経費はウナギのぼりであります。市の経常収支比率は87パーセントを超えて、予算の9割は既に使い道が決まっており、極めて厳しい状況にあります。
合併特例債の発行期間内に、駅建設のための資金を積み立て、新駅を誘致し、地域経済を活性化しなくてはなりません。

 

 

誘致主体は県に


長野県の発展と将来のために、「千曲市に新幹線新駅が誘致できるよう」長野県の新たな総合五カ年計画に組み入れていただきたい。

 

 

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