諸情勢の報告(平成27年12月議会)

2015年12月1日

平成27年12月1日

平成27年第4回(12月)  千曲市議会定例会

諸情勢の報告

 

 

 

はじめに

◆『まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に係る「市民ワークショップ」及び「埴生中学校生徒さんからの人口減少対策提案について」』であります。

 「千曲市まち・ひと・しごと創生総合戦略」策定のため、市民の皆さんと一緒に考える場の一つとして、1017日から31日にかけて、市内4中学校区単位で市民ワークショップ(参加型講座)を開催し、4会場合わせて70人の皆様にご参加をいただきました。

 ワークショップでは、「出産・子育て」と「移住・定住」の大きく2つのテーマを設け、グループごとにご検討いただき、現状と課題、その解決策などについて、意見発表をしていただきました。

 意見発表では、「自分自身行なっていきたいこと」、「行政や企業などに期待すること」など、感想と併せて様々なご提案をいただきました。

 また、115日には、埴生中学校3年生の皆さんから、千曲市の人口減少対策について9つの提案をいただきました。

 提案の中では、「千曲市の人口減少の原因」等をまとめたほか、(1)『お年寄りに優しいまちづくりをしよう』、(2)『子育て世代を千曲市に呼ぼう』、(3)『農家を増やそう』など、人口を増やすための様々な提案がされており、いずれも、将来を見据えた中学生らしい素晴らしい提案でありました。

 これらの提案については、只今まとめております千曲市の総合戦略(案)に反映できるものは、できるだけ取り入れてまいります。

 

◆次に「病児・病後児保育事業について」であります。

 この事業は、(1)児童が病気の回復期等にあり、保育園等での集団生活が困難であるときで、(2)児童の保護者が就労などの理由により、家庭での保育が困難な場合、一時的にその児童を保育する事業であります。

 事業の実施にあたっては、千曲中央病院の協力を得て、実施することにしています。また、預かる児童数は、最大で6人を予定しており、看護師や保育士も配置いたします。

 なお、病児病後児保育施設の設置場所は、院内感染の防止や利用者の利便性を考慮して、千曲中央病院の敷地内(駐車場)に設置させていただく予定であります。

 また、施設そのものは、必要に応じて移動できる「トレーラーハウス」を改良した施設とすることで、耐震対策と施設整備費の軽減にも努めたところであります。

 今後は、年度内の開設を目指し、病院をはじめ関係機関と細部を協議してまいります。

 

◆次に「協働のまちづくりの推進について」であります。

 1022日、市民の皆様と行政が共に力を合わせて事業を進める「千曲市協働事業提案制度」に基づいて、NPO法人など9団体から提案のありました「協働事業」を審査する「公開プレゼンテーション」を開催いたしました。

 審査の結果、7団体の提案が採択となりましたが、今後は、事業化に向けた準備を、市の担当課とともに進めてまいります。

 

◆次に「ふるさと千曲市応援寄付金(ふるさと納税)について」であります。

 61日からリニューアルいたしました「ふるさと千曲市応援寄付金」につきましては、お蔭様で全国の皆様から、今まで以上にご寄付いただいております。

 1130日までの寄付の状況としては、申込件数で3,766人、申込金額で7,8312,500円の寄付が寄せられております。

 寄付に伴う返礼品では、「りんご」や「信州そば」、「旅館宿泊券」のほか、「ホームベーカリー」や「保冷米びつ」などの工業製品も大変な人気となっています。

 寄付の使い道としては、「市長にお任せ」のほか、「保育園や学校の整備」、「姨捨棚田の保全」、「稲荷山の街並み整備」を指定される方が多い状況であります。

 また、寄付と同時に寄せられる「千曲市応援メッセージ」では、

・「出身地ではありませんが、お礼の品に魅力を感じて寄付をしました。」

・「将来を担う子ども達の健全育成に使ってもらいたい。」

・「おいしいりんごやぶどうが、これからもずっと食べられますように、産地の皆さんを遠くから応援しています。」

・「ふるさと納税の返礼品をきっかけに千曲市を良く知りたいと思っています。また訪問するのが楽しみです」

など、温かいメッセージが多数寄せられております。

 今後も「千曲市応援寄付金」のお礼の品に工夫を凝らし、ご寄付いただいた方が千曲市を訪れていただけるよう努めてまいります。

 

◆次に「千曲市産業支援施策アンケート調査について」であります。

 市内企業の業況及び行政に対する要望事項を把握し、今後の産業支援施策を検討するため、本年7月、市内の企業1,324社を対象に「千曲市産業支援施策アンケート調査」を実施し、427社から回答をいただきました。

 回答結果については、議員各位に送付申し上げるとともに、千曲市のホームページにも掲載いたしましたが、アンケートによると「千曲市で実施している融資・助成制度」について、個別の制度によっては「知らない」と回答する企業が非常に多いことに驚きました。このため、まずは、徹底した制度の周知に努めてまいります。

 そのほかの回答内容についても、引き続き精査し、「千曲市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定」とも関連付けながら、今後の産業支援策に生かしてまいります。

 

◆次に「入札制度の見直しについて」であります。

 市の建設工事等にかかる設計書の積算誤りにより、9月及び10月に実施しました公共工事の入札3件が取消しになった件につきましては、1124日の総務文教常任委員会で、ご説明したところでございますが、関係する皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことについて改めてお詫び申し上げます。

 現在、職員の資質の向上や内部のチェック体制強化などの再発防止策を強化し、設計・積算に誤りのないよう努めております。

 今後は、建設業協会など関係団体から要望をいただいております、「入札後の設計図書等にかかる異議申し立て期間の創設」等につきましても、検討するとともに、必要に応じ業界との懇談会を行なってまいります。

 

◆次に「新白鳥園について」であります。

 1027日にオープン以降、1127日までの1か月間の入場者数は、16,792人。平均入場者数は1日当たり約542人。内、平日が約437人。土曜、日曜、祝日が約789人という状況であります。

 今後も引き続き、指定管理者の創意工夫により、地域の憩いの場となるような取り組みに期待しています。

 

◆次に「第1学校給食センター及び戸倉上山田中学校の改築事業について」であります。

○まず、第1学校給食センターであります。

 昨年9月から改築工事を進めてまいりましたが、この1215日に完成する予定であります。

 新しい給食センターは、開発面積が6,362平方メートルで、鉄骨造り2階建て、延床面積が2,365.76平方メートル。最大4,000食を提供できる調理規模を持つ施設となります。

 施設内には、「アレルギー対応食」専用の調理室や「放射能測定室」を備えたほか、社会見学や食育学習用に対応できるエリアも確保いたしました。

 完成後は、設備の試運転や調理のリハーサル等を入念に実施した上で、来年4月の新学期からは、新しい給食センターから給食を提供してまいります。

○次に、戸倉上山田中学校であります。

 1030日に「実施設計業務委託」が完了いたしましたので、今議会において、実施設計の内容等詳細について、ご報告申し上げたいと考えております。

 今後は、仮設校舎建設工事、校舎等解体工事、校舎等建設工事に進むわけでありますが、平成30年度中の竣工に向けて全力で取り組んでまいります。

 

◆次に「新庁舎等建設事業について」であります。

 新庁舎等の建設については、「市民に開かれた親しみやすい施設」、「防災拠点として安全性が高い施設」、「経済的な施設」等を基本コンセプトとして、配置計画、建築計画、平面・立断面計画、防災計画等を定めた「基本設計(案)」をまとめ、過日、議会全員協議会において説明させていただきました。

 また、現在は、「基本設計(案)の概要」を市民等へ公表するとともに、パブリックコメントを実施しているところであります。

 今後は、平成30年度末までの完成に向けて、早期に工事等の発注を行なってまいります。

 なお、建設資材の価格の上昇や職人不足による建設費の高騰が続いている状況をみますと、本事業も大きな影響を受けることが推察されることから、引き続き、工期短縮やコスト縮減の可能性について、調査・検討を行ない、効率的な事業執行に努めてまいります。

 

◆次に「台湾への観光PRについて」であります。

 ご承知のように、先週の1127日から29日まで台湾を訪問し、千曲市の観光PRを行なってまいりました。

 今回の訪問のきっかけは、72日から76日にかけて、千曲市を取材していただくため、市が台湾から招いた旅行専門誌「(りょうき)」が、台北市において、その体験取材の「報告会」を1129日に開催したことから、私も参加し、千曲市の紹介をさせていただいたものであります。

 当日は、台湾の旅行専門誌「旅奇」」のFacebookで応募した248人の中から抽選で選ばれた、現地の旅行関連会社等約80人の方々が参加いたしました。

 報告会は、台北市内のイベントブースで行われ、市内特産品の試食や試飲を参加された皆さんに楽しんでいただきながら、千曲市のPRを行ないました。

 また、前日の1128日には、将来、台湾の都市と観光友好都市の締結ができればと考え、千曲市と状況が似ている台湾の中央に位置する「南投(なんとうけん)プーリー(ちん)」を訪ね、周 (しゅう ちんちょう)様をはじめ、南投県政府の(こう)秘書官、南投県の観光協会理事長など、現地の観光関係の皆様と懇談いたしました。

 今回の訪問を機会に、台湾との交流をより一層進めるとともに、観光友好都市の実現に向けて事務レベルでの折衝も進めたいと考えています。

 なお、千曲市での平成26年度の外国人宿泊者数は、約8,500人でありますが、そのうち、6割にあたる約5,400人が台湾からのお客様であります。

 市長に就任以来、初めての海外でのセールスとなりましたが、人口が減少する中、インバウンド観光は、ますます重要でありますので、積極的に取り組んでまいります。

 

◆次に「千曲川地域ブランドフェア等の物産展の開催について」であります。

 927日、千曲川地域の「ご当地ブランド」などを集めた物産展「千曲川地域ブランドフェア」を戸倉体育館において開催いたしました。

 当日は、千曲川地域の15市町村の農産加工業者、農産物直売所、道の駅など55の業者に出展をいただき、県内外から3,500人余りのお客様にご来場いただきました。

 また、千曲川の魅力を首都圏にも発信しようと、1026日、27日の2日間にわたり、東京にあります「新宿住友ビル」の屋外イベントスペースにおいて「千曲川地域ブランドフェアin新宿」を初めて開催いたしました。市内の3つの業者を含む10の業者が出展し、約10,000人の方が立ち寄る中で、特産品の販売や千曲市のPRを行なってまいりました。

 また、1121日にはJAちくまと共催で、更埴文化会館において「ちくまうまいもの物産展」を開催するなど、秋の千曲市を十分に紹介するイベントが開催できたものと思っています。

 

◆次に「信州千曲ブランド認定商品の募集について」であります。

 「信州千曲ブランド認定商品」(33126品目)の認定期間(2年間)が来年214日で終了することから、1130日(昨日)を締切日として、新たな2か年間のブランド認定対象商品の募集を行いました。

 今回は、36社 141品目が応募されましたが、来年1月の千曲ブランド推進協議会の部会において審査を行ない、2月に開催予定の「千曲ブランド推進協議会」において、正式に認定する予定であります。

 

◆次に「第2回ハーフマラソン大会について」であります。

 「第2回千曲川ハーフマラソン大会」を、来年313日に開催することになりました。

 大会のキャッチフレーズは、「素敵にRUN!輝けるライフスタイルを目指すあなたに…」とし、ランナーの参加募集は125日から開始。定員は2,500人。コースは「白鳥園周辺」をスタートとフィニッシュ地点として、千曲川右岸左岸を中心に設定いたしました。

 コースは、前回の反省から、狭い部分の一部を変更いたしますが、前回同様、千曲川の川風を感じながら、観光名所や景観などを味わいながら走れるものと思っております。

 今後は、千曲市体育協会や長野放送、千曲陸上競技協会等で構成する実行委員会を中心に、「仮装大賞」など様々な企画を充実させ、ランナーはもちろん、運営を支えるボランティアの皆さんや、沿道で声援する皆さん全ての人が「楽しめる大会」になればと期待をしているところであります。

 

◆次に「環太平洋パートナーシップ(TPP)協定について」であります。

 105日、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定が大筋で合意されたことから、国では、109日、内閣総理大臣を本部長とする「TPP総合対策本部」を設置。また、県においても、1015日に「長野県TPP農業分野等対策本部」が設置され、当面の対応が示されたところであります。

 その中で、県においては、TPP協定交渉の大筋合意の内容は、未だ明らかとされていない点があることから、去る1119日には農林水産省担当官を招き「TPP協定交渉の大筋合意に関する農業分野説明会」が開催され、当市も参加をいたしました。

 市としても、引き続き、国・県からの情報収集をするとともに、市内への影響を十分に把握するため、現場における意見や要望を集約しながら、ちくま農業協同組合や市内の農業生産組織等と連携し、可能な限りの対応をしていきたいと考えています。

 

◆次に「社会保障・税番号制度(通称「マイナンバー制度」)について」であります。

 マイナンバー(個人番号)が記載された「通知カード」については、本年11月末までに市内の各世帯に送付され、来年1月から「個人番号カード」の交付が始まります。

 「通知カード」を送付した世帯は、105日時点で住民票のある23,382世帯で、発行数は千曲市の人口にあたる61,622枚であります。

 また、住民票の住所地に住んでおられなかった方や郵便局での保管期間が経過したことなどの理由で、郵便局から市役所に返却されました「通知カード」(1130日現在 667世帯)については、順次、市役所窓口で交付できるよう事務を進めています。

 なお、これまでに受けた「電話、窓口における市民の皆さんからの問い合わせ」についてでありますが、「通知カードの配達日」や「個人番号カードの申請手続き」のほか、「個人情報の漏えいや不正利用」「セキュリティ対策」などであります。

 市といたしましては、こうした市民皆様の不安を払拭するため、適正な情報管理及び事務処理に取り組むとともに、引き続きマイナンバー制度についての周知を図ってまいります。また、併せて、制度に便乗した「詐欺などの被害防止」に努めてまいります。

 

 以上、申し上げ、諸情勢の報告とさせていただきます。

 

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