諸情勢の報告(平成28年6月議会)

2016年9月29日

平成28年5月26日

平成28年第2回(6月)  千曲市議会定例会

諸情勢の報告

 

 

 

はじめに 

◆「市内学校施設への爆破予告について」であります。

 

 報道等でご承知のとおり、525日、午前813分、更埴庁舎宿直に「市内の小中学校に爆弾を仕掛ける」との電話がありました。

 宿直者から報告を受けた総務課はじめ関係課では、教育委員会、警察、消防、及び市内の高校へ連絡をし、加えて、子どもを預かるという観点から市内の保育園や幼稚園にも注意喚起の連絡を行いました。 

 また、教育委員会では各学校に情報を提供するとともに、市立の13校に対して児童生徒の安全確保、不審物の点検をするよう指示いたしました。

 13校では、児童生徒を安全な場所に避難させ、警察による学校内の不審物の確認を行いましたが、不審物は発見されませんでした。

 教育委員会では、児童生徒の安全を考え、給食後に集団下校させる措置をとり、午後からは13校へ市職員を3名ずつ派遣し、学校周辺のパトロールを行いました。

 また、本事案発生後は、警察及び消防本部において、学校周辺のパトロールを継続するとともに、昨夜は教育委員会職員も夜間巡視を行いました。

 当面の対応でありますが、夜間の警備については、警備保障会社に警備体制の強化を求めたほか、学校職員が早朝に点検を実施し、校内の安全が確認でき次第、児童生徒を校内に入れ、通常授業を行ってまいります。

 今後とも同様の事案が発生した場合は、警察や消防など関係機関と連携を取りながら、万全の体制で臨んでまいります。

 

 

 

◆次に「熊本地震に対する千曲市の対応状況について」であります。

 

 まずもって、被災された皆様に心からお見舞いを申しあげる次第であります。東日本大震災から5年で発生した「熊本地震」。改めて、自然災害の恐ろしさを見せつけられた思いであります。

 こうした中、市では、被災地に向けた支援の一環として418日~630日までの間、更埴・戸倉・上山田の各庁舎に義援金箱を設置し、広く市民皆様に呼びかけをしているところであります。寄せられた義援金については、日本赤十字社や中央共同募金会などを通じて被災地に送ることにしています。

 次に、救援物資でありますが、千曲市では、五目御飯などの「アルファ化米」を800食、1.5リットル入り「飲料水」を800本、「紙おむつ各種」を約7,700枚提供させていただきました。

 これらの物資は、市長会や町村会の協定に基づく『長野県合同災害支援チーム「チームながの」』の長野ブロックとして、千曲市を含む8市町村の物資をまとめ、420日熊本市へトラックで搬送いたしました。

 また今後は、追加物資の要請や人的支援等の要請があれば、関係機関と連携して対応してまいります。

 

 

 

◆次に「北陸新幹線新駅誘致について」であります。

 

 322日、「北陸新幹線新駅誘致期成同盟会」の総会に合わせ講演会が開催されました。講演会には、約550人の皆様が参加され、交通計画と都市計画が専門で、早稲田大学名誉教授の「浅野光行先生」による「高速交通ネットワークと都市づくり」と題したお話をお聞きしました。

 講演の中で浅野先生からは、(1)成熟した社会での新幹線の役割、(2)しなの鉄道と新幹線駅の連携、(3)旅行形態に対応した温泉づくりなど、新幹線新駅がもたらす効果などについて話されました。

 また、期成同盟会では、県内自治体の首長や議長に顧問就任の要請活動に取り組んでおり、414日には、私を含め、原利夫会長代行、滝沢英雄副会長のほか、顧問の松代及び篠ノ井地区の住民自治協議会の皆様8名で、「加藤久雄」長野市長を訪問し、改めて顧問就任をお願いしました。 

 加藤市長からは、「新駅は、連携中枢都市圏構想に基づく計画であり、同盟会の顧問をお引き受けする以上、実現に向けて最大限の努力をしたい。」との力強い表明がされ、ご快諾いただきました。

 今後とも引き続き、中南信地域の自治体の皆様にも同盟会への加入をお願いし、新駅設置が全県の運動となるよう努めてまいります。

 

 

 

◆次に「歴史的風致維持向上計画の国の認定について」であります。

 

 「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづくり法)」に基づき、平成26年度から策定を進めてきました「千曲市歴史的風致維持向上計画」が、国の認定を受けることが出来ました。 

 「認定式」は、519日、国土交通省で行われ、私自身が赴き、津島淳(つしま じゅん)国土交通大臣政務官のほか、国土交通省、農林水産省、文部科学省(文化庁)の三省庁の関係者が出席する中で「主務大臣連名の認定証」をいただいてまいりました。 

 この認定は、全国の自治体では55番目、県内では下諏訪町、松本市、東御市及び長野市に次いで5番目となります。

 今回の認定により、今後は、重伝建の稲荷山地区や松田家をはじめとする本市の固有の歴史的建造物や伝統的な人々の活動、あるいは地域の歴史的な風情や情緒を活かしたまちづくり事業に対し、国の支援を受けながら整備を進めることが可能となります。

 

 

 

◆次に「国道18号杭瀬下交差点改良について」であります。  

 

 国道18号の渋滞の一つの要因として、国道18号と403号が交差する「杭瀬下交差点」には、右折レーンや歩道がないことが指摘されていましたが、国土交通省では、今年度から「杭瀬下交差点の改良」に着手するとしています。

 事業内容は、右折レーンや歩道を新たに設置する事業であり、今年度は、調査費1200万円で、道路設計と用地幅杭の設置が行われ、次年度以降、用地測量、物件調査、用地買収が行われ、工事着工の予定であります。

市としては、出来るだけ早く完成させていただきたいと考えていますが、今後の予算確保や用地取得など不確定の中ではありますが、新庁舎完成に合わせて完成できるよう国に働きかけてまいります。

 

 

 

◆次に「千曲市への移住・定住・交流促進について」2点申し上げます。 

 

○まず、「千曲市移住・定住ガイドブックの作製について」であります。

 大都市圏にお住まいの皆さんに向けて、千曲市への移住を、より現実的にイメージしていただき、移住や二地域居住を考えてもらうキッカケとするため、株式会社天夢人(てむじん)が編集・発行し、日本最大手の出版社である株式会社新潮社が発売している情報誌「SINRA(シンラ)」の別冊付録として『“今、暮らしたい街へ”信州千曲「千曲市移住・定住ガイドブック」』を8万冊作製いたしました。

 このガイドブックは、A540ページのカラー印刷で、324日に発売された「SINRA(シンラ)」5月号に、Book in Book (ブック・イン・ブック)の形で7万冊に挟み込みました。

 また、これとは別に、移住・定住イベントや相談会用として1万冊を制作いたしましたので、今後の移住・定住促進に活用してまいります。

 

○次に「千曲市空き家バンクについて」であります。

 昨年度からスタートした「千曲市空き家バンク」については、希望者の把握に努めながら、随時、申込書の受付及び現地調査等を行い、個人の財産であることから慎重に登録を進めてまいりました。 

 その結果、平成27年度実績では、15件をホームページで一般公開したところ、8件の売買契約が成立いたしました。

 このように、空き家バンクの効果が出ていることから、本年度も昨年度同様、本年5月の「固定資産税納税通知書」に啓発チラシを同封したほか、市報千曲6月号に「空き家バンク」事業について掲載するとともに、登録希望の空き家については、現地調査を進め、順次、物件を公開し、販売できるよう努めてまいります。

 

 

 

◆次に「高齢者福祉の充実について」2点申し上げます。 

 

○はじめに「一人暮らし高齢者への熱中症計の配布について」であります。

 熱中症予防対策として、一人暮らし高齢者の約1,900人の皆さんを対象に配布を予定している「熱中症計」については、購入手続きが終了したことから、民生児童委員さんを通じて、7月の早い時期に配布してまいります。

 

○次に「市内牛乳屋さんとの見守り協定の締結について」であります。 

 高齢者等が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、523日、市内の「牛乳屋さん5店舗」と「高齢者見守り協定」を締結いたしました。 

 今回の締結は、市内3例目となりますが、牛乳配達の際に、高齢者等に異変を察知した場合には、その状況により、市や警察署、消防署などに連絡をいただくものであり、今回の締結で、見守りの幅がより広くなったと思っています。

 

 

 

◆次に「特殊詐欺防止対策について」であります。 

 

 千曲市における、平成27年の特殊詐欺による被害の状況は、件数で14件、被害額は約6,270万円となり、過去最大の被害額となりました。

 平成28516日現在、市内の被害件数は8件、被害額は約1,710万円で、昨年同時期より被害額は減少しているものの、依然として昨年とほぼ同じ件数で被害が発生している状況であります。 

 このため、昨年に引き続き、庁内に「特殊詐欺防止対策本部」を設置し、定期的な巡回放送やイベント時における呼びかけ等、千曲警察署など関係機関と連携しながら注意喚起の強化を図ってまいります。

 

 

 

◆次に「観光振興について」5点申し上げます。 

 

○はじめに「あんずまつりについて」であります。

 本年の「あんずまつり」は、41日から17日まで開催されました。

 例年に比べ早い開花でありましたが、北陸新幹線金沢延伸開業2年目であったこと、また、天候に恵まれたこともあり、実行委員会の発表では、訪れたお客様は15万人と、昨年の11万人を上回りました。今後は、あんず狩りに向けて、積極的なPRをしてまいります。

 

○次に「千曲市観光プロモーション映像の制作について」であります。 

 千曲市の魅力的な観光資源を市内外にPRし、地域内の観光スポットへの周遊を図るため、「観光プロモーション映像」を制作いたしました。

 同映像は325日よりユーチューブ等の動画サイトで公開しており、既に1500件を上回るアクセスがあり、今後の展開に注目をしていきたいと存じます。

 

○次に「豪華寝台列車トランスイート四季島について」であります。

 ご承知のように、JR東日本は、510日、来年51日から、超豪華寝台列車「トランスイート四季島」が運行すると発表いたしました。

 この超豪華寝台列車は、JR東日本エリア内3コースで運行されますが、その内、上野発の12日のコースでは、県内では唯一、篠ノ井線姨捨駅に50分間停車いたします。

 このため、JR東日本では、姨捨駅に夜景・眺望をゆったりと快適に楽しめるよう新たに「夜景バー」を整備するほか、跨線橋など既存の施設のリニューアルも予定しているようであります。

 来年は「デスティネーションキャンペーン」の年でもありますので、市としても、一泊二日で一人最低32万円という超豪華列車の運行に合わせ、JR長野支社とも連携しながら、姨捨駅や戸倉上山田温泉など千曲市全体を徹底してPRしていきたいと考えています。

 

 

○次に「台湾への観光PRについて」であります。 

 328日から2か月間のマンダリン航空の「台湾台中空港」~「中部国際空港セントレア」間のチャーター便の就航に合わせ、台湾の旅行代理店が県内を4日間視察しました。その内、411日と12日の2日間は、千曲市を訪問していただきました。

 今回の訪問は、県が主催したものでありますが、台湾の大手旅行会社5社のエージェントによる訪問であり、今後、台湾とのインバウンドの推進にも大きな影響を与えることから、あんずの里や姨捨棚田を紹介したほか、戸倉上山田温泉関係者との懇談会も開催し、交流を深めたところであります。

 これを機に今後は、商談等を通じてツアー造成が図れるよう取り組んでまいります。

 

 

○次に「観光振興計画策定並びに千曲市版DMOについて」であります。

 本年4月から、新たな「観光振興計画」がスタートいたしましたが、海外や国内の数ある観光地との激しい競争の中で、選ばれる観光地であり続けるために「オール千曲」で観光振興に取り組んでいく必要があります。 

 現在、観光全体の推進体制として、最も重要な課題に位置付けているのが新たな観光推進組織(千曲市版DMO)であり、関係団体の皆様と千曲市にあった組織を創っていくために、「準備委員会」を設置し論議を深めてまいります。

 

 

 

◆次に「東京圏での千曲市PRイベントについて」であります。 

 

 7月1日から3日までの3日間、長野県のアンテナショップである「銀座NAGANO」において、千曲市のPRイベントを開催します。

 昨年に引き続き、あんずの試食をはじめ、生食用あんずの販売やあんずの加工体験、観光エージェントへの観光宣伝等を行う予定であります。

 東京圏の方に千曲市の魅力をPRするとともに、移住・定住につなげられるよう大勢の皆様に千曲市を発信してまいります。

 

 

 

◆次に「第3回千曲川ハーフマラソンについて」であります。 

 

 「千曲川ハーフマラソン」は、市の特色あるスポーツイベントとして定着化が進んでいますが、開催時期が3月となっており、時期的に天候に対する不安感があることから、開催時期を、これまでの3月開催から変更し、第3回大会は、本年124日に開催することとして、現在、準備をすすめております。

 詳細については、今後ご報告してまいりますが、いずれにいたしましても、これまで2回の大会の反省を生かし、「安全な大会」、「楽しめる大会」となるよう関係機関と協議をしてまいります。

 

 

 

◆次に「千曲市体育施設予約システムの導入について」であります。 

 

 本年中をめどに、社会体育施設や学校体育施設の予約方法を変更し、インターネットを利用した「予約システム」を導入することとしています。

 このシステム導入により、早朝から「予約の順番待ち」で並ぶというような事態が解消できるほか、使用したい施設の空き状況などもネット上で確認することが可能となります。

 利用方法などについては、今後、利用者説明会の開催など様々な機会を捉え周知してまいります。

 

 

 

◆次に「長野広域連合が計画しているごみ焼却施設について」であります。

 

 長野広域連合が千曲市に建設を予定しているごみ焼却施設については、ご承知のとおり、本年330日、屋代第5区から施設建設受入れに係る基本同意を得ることができました。 

 屋代第6区の皆様とも引き続き協議を重ね、早期に同意が得られるよう、鋭意努力してまいります。

 

 

 

◆次に「新白鳥園について」であります。 

 

 昨年1027日のオープンから約7か月が経過しました。平成27年度末の入場者数は83,412人で、1日当たりの平均は約550人でありました。

 今後も食事メニューや各種イベントの充実など、指定管理者の創意工夫による取り組みに期待するとともに、設備関係などの要望があれば相談に応じてまいりたいと考えています。 

 

 

 以上、申し上げ、諸情勢の報告とさせていただきます。

 

 

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