諸情勢の報告(平成30年9月議会)

2018年9月5日

平成30年9月4日

平成30年第3回(9月)  千曲市議会定例会

 

諸情勢の報告

 

 

◆はじめに「新庁舎及び新更埴体育館、立体駐車場の建設工事について」であります。 

 

 ご承知のように「新更埴体育館の建設工事」については、531日に完成。717日には、新体育館の愛称が「ことぶきアリーナ千曲」に決まり、91日オープンいたしました。愛称である「ことぶきアリーナ千曲」は、公募による新体育館の「ネーミングライツ・パートナー」に選定された「寿高原食品株式会社」様との協議で決定をみたものであり、新体育館とともに愛称も広く市民皆様に親しんでいただければと願っています。なお、ネーミングライツ契約は、市としては初めての契約であり、市内企業が選定されたこと、大変嬉しく思っています。

 

 また、「立体駐車場の建設工事」につきましては、822日に竣工検査を経て、824日に大和リース・長坂建設特定建設共同企業体からの引渡しが完了。91日から使用を開始し、同日挙行いたしました「市長表彰式典」「更埴体育館内覧会」を皮切りに、周辺公共施設の駐車場としてご利用いただいているところであります。

 

 次に、「新庁舎」でありますが、現在、足場の組立、ガレリアの鉄骨建方のほか、地下ピット内の配管などの工事が行われております。引き続き安全を第一に進めてまいります。

 

 また、新庁舎への円滑な移転を図るため、626日、庁内に総務部長を本部長とする「新庁舎移転プロジェクト本部」を設置したところであり、引き続き、詳細な移転計画や最終的なフロア内の什器等のレイアウト作業に総力を挙げて取り組んでまいります。

 

 

◆次に「小中学校の暑さ対策について」であります。

 

 ご承知のとおり、今夏の日本列島は、記録的な猛暑となりました。

 

 気象庁は「命の危険のある暑さ。災害と認識している」とし、愛知県豊田市では、校外学習から戻った小学1年の児童が熱中症で死亡するなど、学校活動の中で熱中症になるケースが各地で相次ぎました。 

 

 市では、来年度からの小中学校へのエアコン設置に向けて、今年の6月から継続的に普通教室の室温調査を実施し、室温が37度を記録した小学校の教室1室に721日、試験的にエアコンを設置したところ、除湿効果が認められ、一定の快適性が確保されました。これを受け、引き続き、室温調査の結果を踏まえ、小学校の夏季休業中に、高温であった別の4つの教室にも新たにエアコンを設置したところであります。

 

 一方で「学校での猛暑対策」については、子どもたちの健康を守り、子どもたちが学習意欲を持って日々の学校生活を送る観点から、多くの自治体が取り組む方針を示しており、823日に開催された「長野県市長会総会」においても、来年度にエアコン設置が可能となるよう、国に緊急要望を実施することを確認。827日には、県、県市長会及び県町村会の連名で必要な財源確保を求める要望書を国に提出いたしました。

 

 いずれにしましても、既に国においては、学校へのエアコン設置に対する補助金について、今年度の補正予算及び来年度予算の概算要求案に盛り込むとの情報があることから、国の動向を十分注視し、予算確保に向けて迅速な対応に努めてまいります。

 

 

◆次に「地震時におけるブロック塀の安全確保について」2点申し上げます。

  

○一点目は、「市立保育園など4施設のブロック塀等の撤去について」であります。

 

 6月の大阪府北部地震で小学校の塀が倒壊し、通学中の児童が死亡した事故を受け、「市立保育園」などの緊急点検を実施した結果、稲荷山、埴生、雨宮の各保育園と戸倉児童館で「建築基準法」に不適合なブロック塀等が確認されました。

 

 確認されたブロック塀等は、稲荷山保育園では「入口横のブロック塀」、埴生保育園と雨宮保育園では「プールのシャワー壁等」、戸倉児童館では、「民地との境界ブロック」でありました。

 

 市としては、園児等の安全を最優先として、危険度が高い保育園のブロック塀等については、既に、解体撤去を終了したほか、戸倉児童館についても、順次解体してまいります。また、解体後は、安全なネットフェンスに替えるなど、代替え施設の整備を進めてまいります。

 

 なお、市内小中学校の敷地には、ブロック塀はありませんでした。

 

 

○二点目は、「ブロック塀の除去等にかかる補助制度について」であります。

 

 地震時に倒壊の恐れがあるブロック塀の撤去を促進することで、市民の安全確保や災害時の輸送路確保等を図るため、「ブロック塀等の安全対策促進事業補助金制度」を設けることといたしました。

 

 この制度は、道路に面するブロック塀等の除去、及び除去後に引き続いて新たなフェンスや生け垣等の軽量な塀を設置する費用に対し、補助金を交付するものであります。

 

 施行は101日からを予定しており、今議会において、補正予算案を上程させていただきました。

 

 

◆次に「ロケツーリズムへの取組みについて」2点申し上げます。

 

○一点目は「地方創生サミットinロケツーリズム 第1回市町村トップ会談について」であります。

 

 725日「観光庁ロケツーリズム協議会」が都内で開いた「地方創生サミットinロケツーリズム 第1回市町村トップ会談」に出席してまいりました。 

 

 当日は私を含め全国から6市長が参加。約200人の映像業界の関係者の皆さんを前に、我が市の「ロケ誘致への取り組み」などをアピールするとともに、制作する側の皆さんからは観光誘客を進めるヒントなども得られ、大変有意義で、人的ネットワークを広めることができたと思っています。

 

 

○二点目は「第4回全国ふるさと甲子園について」であります。

  

 825日、東京・秋葉原で、ドラマや映画のロケ地となった全国の自治体55市町村が集う中で、地域の魅力を競う「第4回全国ふるさと甲子園」が開かれ、千曲市も昨年に引き続き出展。わがまちの自慢を紹介してまいりました。

 

  今回は、シティプロモーションを担う人材の育成を図るために、観光交流課の職員に加え、税務や福祉、建設など経済部以外の職員9人もスタッフとして自主的に参加。来場者の皆さんから「選ばれる自治体」を目指し、大勢の職員が会場設営や来場者対応に汗を流してまいりました。

 

 その結果、審査員と来場者の投票で決まるグルメ大賞「デザート・ドリンク部門」では、「あんずコンポート入りフローズンヨーグルト」など、あんずを生かしたご当地グルメが評価され、参加団体の中で見事に第1位を獲得。全国に千曲市を発信することができたと思っています。

 

 今後も「ロケツーリズム」についてはトップセールスを積極的に行い、様々な人脈を活かしつつ、成功例なども参考にしながら効果的な戦略を仕掛けてまいります。

 

 

◆次に「松田館について」であります。

 

 松田館斎館の修復につきましては、所有者であります松田様が事業主体となり、現在、大頭祭の前となる11月末までの完成を目指し、建物本体の工事が進められておりますが、市としましては、修復工事に対する補助金交付のほか、千曲市の貴重な文化財を後世に伝えていくために、引き続き必要な支援をしてまいります。

 

 また現在、森将軍塚古墳館において、秋季企画展「松田館の四百年」を開催しておりますが、この企画展では、大変貴重な江戸時代中期の「京都御所の絵図面」など市教育委員会及び松田様が所蔵する貴重な史料を公開展示しています。ぜひ、多くの皆様に足を運んでいただければと思います。

 

 

◆次に「千曲市平和のつどいについて」であります。

 

 市が実施する「協働事業提案制度採択事業」の一つとして、「子どもたちに伝えよう 戦争の時のことを」を合言葉に、77日に「平和のつどい」が、また、721日には「平和のつどい映画会」が開催されました。

 

 「つどい」では、「日本原水爆被害者団体協議会事務局次長・藤森俊希(ふじもり としき)さんによる「終末時計2分を乗り越え 核兵器のない世界へ」と題した講演に約250人が耳を傾け、また「映画会」には600人が来場され、それぞれ核兵器の怖さ、戦争の悲惨さ、平和の大切さについて考えていただきました。

 

 今後も戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ機会を市民と協働で取り組んでまいります。

 

 

◆最後に「『平成307月豪雨』について」であります。

 

 「平成307月豪雨」が発生して、まもなく2か月が経過いたします。改めて被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

 姉妹都市・愛媛県宇和島市の状況でありますが、8月31日現在、亡くなられた方は11人、避難者数は22世帯42人。また、土砂災害箇所は350箇所、道路や河川の被害箇所は830箇所と公表されております。

 

 千曲市では、ご承知のとおり、発災後直ちに「飲料水のペットボトル7800本分」を直接現地に搬送したほか、災害復旧に向けて技術職員述べ4人を2週間派遣するなどの支援をしてまいりました。

 

 また、義援金については、7月臨時会でお認めいただいた「宇和島市災害支援経費」のうち、1,000万円を88日に宇和島市へ送金したほか、市役所の正規職員からの義援金30万円を82日に送金いたしました。このほか、区長会連合会を通じた義援金では、93日時点で354万円が寄せられています。

 

 一方、711日から、更埴・戸倉・上山田の各庁舎に義援金箱を設置していますが、受付期間を928日まで延長し、募金活動を継続して実施することとしています。

 

 こうした中、817日付けで「岡原宇和島市長」から書簡をいただきました。その中で、岡原市長は「被災から1か月が経過し、やっと吉田地区及び三間地区の断水解消に目途がつき、復旧復興へのスタートラインに立てた。被災者の生活再建などやるべきことは山積しているが、千曲市からの温かい支援を復興への勇気に変え、全力で取り組んでいきたい。」と早期復興への強い決意を示されました。

  

 同じ行政を預かるものとして、岡原市長の心中を察するに余りあるものがございますが、姉妹都市として、宇和島市の1日も早い復興をお祈りするとともに、今後とも、人的又は物的支援の要請があった場合には、しっかりと支援をしてまいりたいと考えております。

 

 

  以上、申し上げ、諸情勢の報告とさせていただきます。

 

 

 

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