ツキノワグマによる被害防止について

2018年10月5日

 ツキノワグマは、秋に堅果類(ドングリの仲間)を食いだめして冬ごもりをします。そのため、山に堅果類が少ない年には、餌を求めて人里へ出没する傾向があります。

 長野県では、堅果類の結実状況調査を行い、その結果により今秋のツキノワグマの出没予測を行いました。

 北信地域ではブナは並作のところがみられ、それ以外の樹種も昨年より着果がみられることから、クマの大量出没の可能性は低いが、地点ごと、単木ごとのばらつきが大きく、クマの行動範囲が広範に及ぶ可能性があり、キノコ狩りなどで入山する場合は、遭遇の危険があるので十分ご注意ください。

 

注意事項 

1.ツキノワグマは、目撃や出没情報がなくとも人目につかないように、県内ほとんどの森林に生息しており、山に入る場合は、いつ・どこで遭遇してもおかしくないということを念頭に行動してください。

 

2.秋はクマにとって冬眠前の食いだめをする時期となるため、えさを求めて活発に行動します。堅果類の結実は箇所ごとにばらつきがあることから、里山を含む森林内を移動したり、里山のクリなどを求めて移動し、林縁部での出没の可能性があるため、最も出没の多くなる夕方から朝方にかけての薄暗い時間帯はもちろんのこと、昼間でも山際の農地での農作業や森林内に入る場合、見通しの悪い薮の多い道を通行する場合などは、複数で行動したり、鈴などの音を鳴らしながら行動することを心がけ、出会いがしらの遭遇に十分に気をつけるようお願いします。

 

3.人里のえさを覚えたクマは出没を繰り返すので、柿などの不要果実、廃果、生ゴミ等の適正な処理のほか、漬物、蜂蜜、飼料、燃料、塗料などクマを誘引する物の管理について、十分に留意するようお願いします。

 

4.クマ対策の基本は「クマにあわない」ことです。しかし、万が一遭遇してしまったときは、クマから目を離さず、ゆっくりとその場を離れてください。背を向けて走って逃げると、クマは追いかける習性があります。

 

 

長野県(林務部)プレスリリース.pdf(225KB)

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