諸情勢の報告(平成30年12月議会)

2018年12月5日

平成30年12月4日

平成30年第4回(12月)  千曲市議会定例会

 

諸情勢の報告

 

 

 

◆はじめに「金抜き設計書の作成に係る不適切処理について」であります。

 

 市が発注する工事の入札情報におきまして、PDFデータの不適切な事務処理により、市民の皆様並びに関係する皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことにつきまして、改めてお詫び申し上げます。

 

 本案件が報道されて以降、市として、直ちに同様の事務処理が行われた工事の有無、原因を特定するとともに、議会への説明、記者会見による説明・謝罪、建設業関係の皆様に対しましても説明・謝罪を行ってまいりました。

 

 また、同時進行ではありますが、庁内においては、「電子データを作成する際の注意点に関する研修会」の開催や「全職員向けの注意喚起」を行ったほか、入札情報のみならず、市のホームページに掲載している全てのPDFデータについても、「非公開情報が見える状態」になっていないか調査を実施しましたが、該当する案件はありませんでした。

 

 いずれにいたしましても、今回の不適切な事務処理に対しましては重く受け止めることは勿論でありますが、至った経過等を十分認識したうえで、事務処理における基本の徹底、二重三重のチェック機能の強化等を行うことで再発防止に取り組んでまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。誠に申し訳ありませんでした。

 

 

◆次に「新庁舎等建設工事について」であります。

 

 現在、防火シャッター及び窓ガラスの取付けや立体駐車場と新庁舎とを結ぶ歩道橋の基礎工事などが行われているほか、今月中には、庁舎北側のガレリア(通路)の冷暖房に地中熱を利用するための工事にも着手してまいります。

 

 また、新庁舎及び新体育館周辺の植栽や駐車場の舗装など「外構2期工事」については、1120日に入札を実施した結果「中信建設株式会社」を落札者と決定し、1126日付で仮契約を締結いたしましたので、今議会に議案を上程させていただいたところであります。

 

 今後は、議会の議決を経て、来年6月末には完成できるよう工事を進めてまいります。

 

 

◆次に「公共施設の再編について」であります。

 

 ご承知のとおり、平成283月に策定した「公共施設等総合管理計画」では、2044年度までに公共施設等の統廃合や長寿命化等を計画的に進め、総床面積の13%を縮減するとしています。

 

 現在は、総合管理計画に基づき、個別の公共施設の今後のあり方等について検討を進めており、10月下旬から市内4会場で「公共施設再編計画策定に係る市民説明会」を開催いたしました。

 

 説明会では、人口減少や市の財政状況など説明するとともに、公共施設の13%縮減の考え方や個別施設の再編等の方向性などについて説明いたしました。

 

 出席された皆様からは、公共施設の再編の考え方などについては、異論や反論はなかったものの、身近な個別の公共施設に関しては様々なご意見を頂戴いたしました。

 

 特に、施設の統廃合等については、市民皆様にご不便をおかけする事例もありますので、今後とも丁寧な説明を心がけ、市民皆様の合意形成が出来るよう努めてまいります。

 

 

◆次に「老人福祉センターのあり方について」であります。

 

 新庁舎等建設事業に伴い、平成26年度末をもって閉館しておりました「更埴老人福祉センター」については、施設のあり方を含め、老人クラブ連合会ともご相談しつつ検討をしてまいりました。

 

 その結果、基本的な方向としては、新庁舎の建設により、空き庁舎となる現在の「戸倉庁舎」を老人福祉の基幹施設として活用するほか、必要に応じて戸倉創造館や公民館なども活用していくことといたしました。

 

 今後は、今議会に「千曲市老人福祉センター条例の廃止」に係る議案を上程させていただくほか、老人クラブ連合会など関係する団体等と連携しながら、戸倉庁舎への移行に向けた協議や諸準備に努めてまいります。

 

 

◆次に「東京オリンピック・パラリンピック」における「ハンガリー卓球連盟との事前キャンプに係る協定書の調印について」であります。

 

 千曲市が「東京オリンピック・パラリンピック」で「ハンガリーの卓球選手」の「ホストタウン」となるべく、兼ねてから運動を展開してきましたが、去る1114日、ハンガリーの首都「ブダペスト」において、ハンガリー卓球連盟と、正式に「千曲市がホストタウンとして事前キャンプの受け入れや選手との交流を深める」ことなどを定めた協定書の締結式が執り行われました。

 

 締結式には、ハンガリー卓球連盟から「ナトラン・ローランド」会長ほかが出席し、千曲市側からは、私と荻原議長、関係職員など総勢6名が参加いたしました。

 

 協定が締結できたことで、去る1129日には、内閣官房に「第11次ホストタウン登録」に向けた申請書類を提出いたしました。今後は、内閣官房のオリパラ事務局の審査を経て、順調に登録団体に決定されますと、今月末頃には公表される運びとなります。

 

 登録となりましたら、関係機関・団体と連携しつつ、市を挙げて

 

ハンガリーとの相互交流が出来るよう取り組んでまいります。

 

 

◆次に「ロケツーリズムについて」であります。

 

 映画やドラマなどのロケ地が新たな観光資源になっていることから、市では様々な人脈を活かしながら積極的なロケ誘致に取り組んでまいりました。

 

 今年度における、これまでの撮影実績や撮影予定は、映画が4本、ドラマが2本、旅番組や情報番組などのテレビ番組が28本の合計34本であります。

 

 こうした中、1120日、私自身上京し、ロケツーリズム協議会が開いた「ロケツーリズム 第2回市町村ロケ地トップ会談」に参加してまいりました。

 

 当日は、私を含め全国から8自治体の首長が参加。今回は、首長と映画等の制作関係者とが一対一の対面を通じて、戸倉上山田温泉や市内観光地など、ロケ地としての魅力をアピールしてきたところであります。

 

 また、翌1121日には「株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー」が全国各地を舞台に展開する「地域発信型映画」の撮影が、県下で初めて当市を中心に行われることとなったことから、武水別神社において、撮影成功祈願と制作記者会見を行いました。

 

 映画の作品名は、「透子(とうこ)のセカイ」であります。当日は、私をはじめ、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー長野県担当者、長野県出身の制作プロデューサーのほか、曽根監督、長野県住みます芸人、長野県観光部長が出席。曽根監督からは、「千曲市の魅力を全国に、さらには全世界に発信していく」と力強い表明をいただきました。

 

 撮影は、あさっての126日から12日までの予定で、市民有志の方には「エキストラや炊き出しの提供」などで映画製作を支えていただくこととしております。

 

 今後は、当市をロケ地とした作品の中からヒット作が生まれ、いわゆる「聖地巡礼」の地として、全国から多くの皆様が千曲市を訪れ、交流人口が増えればと願っております。

 

 

◆最後に「松田館について」であります。

 

 昨年96日の火災により焼損した「千曲市指定文化財・松田家斎館」につきましては、所有者である松田様の施工により本年4月から修復工事が進められてきましたが、先月26日に無事竣工いたしました。

 

 松田家はじめ、地域の皆様方に大変なご心配とご迷惑をおかけして参りましたが、何とか大頭祭までに完成したことにホッとしているところであります。

 

 今後は、焼損した主屋等についての整備計画を立てながら一帯の再建に努めてまいりたいと存じます。

 

 

 

 以上、申し上げ、諸情勢の報告とさせていただきます。

 

 

 

 

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