環境保全型農業直接支払交付金制度について

2018年12月17日

■対象活動と交付単価

 

1.化学肥料及び化学合成農薬の使用を慣行レベルから原則として5割以上低減する営農活動と、下記の(1)から(7)のいずれかの取り組みを合わせること又は有機農業により地球温暖化防止や生物多様性保全に貢献する活動を支援します。

 

 

 

 

【対象者】

1.農業者の組織する団体

2名以上の農業者で組織され、集落営農組織、農協の生産部会等を含みます。団体は規約・構成員名簿の作成、団体代表者の選定及び交付金受入の口座開設、推進活動実施をする必要があります。

2.農業者(個人・法人)

集落の耕地面積の一定以上を対象活動として耕作する農業者や複数農業者で構成される法人等。

 

【支援対象となる農業者(団体の構成員)の要件】

1.販売目的に生産する農業者(法人含む)、共同販売経理を行う集落営農組織

2.農業振興地域内であること

3.国際水準GAPを実施していること

4.自然環境の保全に資する農業生産活動の実施を推進する活動の実施

 

(1)カバークロップ

主作物の栽培期間の前後いずれかに緑肥を作付し、農地へ鋤き込むことで炭素を土壌に貯留し地球温暖化防止に貢献する取り組み。

【交付単価】

8,000円/10a(うち、ヒエの種子を利用する場合は7,000円10a)※H30交付予定額

 

(2)リビングマルチ

主作物の畝間に麦類や牧草類を作付することで雑草を抑制し、農地へ鋤き込むことで炭素を土壌に貯留し地球温暖化防止に貢献するとともに、風食や降雨など土壌の流亡による肥料成分の流出を防ぎ水質保全等に貢献する取り組み。

【交付単価】

8,000円/10a(うち、小麦・大麦・イタリアンライグラスの種子を利用する場合は5,000円/10a)※H30交付予定額

 

(3)草生栽培

園地に麦類や牧草類を作付することで雑草を抑制するとともに、風食や降雨など土壌の流亡による肥料成分の流出を防ぎ水質保全等に貢献する取り組み。

【交付単価】

5,000円/10a※H30交付予定額

 

(4)冬期湛水

冬期間の水田にて湛水管理を行うことで水田地帯の多様な生き物を育み生物多様性の保全に貢献する取り組み。

【交付単価】

8,000円/10a(うち、1.畦補強を行わない場合7,000円/10a 2.有機質肥料の購入・投入実態がない場合5,000円/10a 3.前述2項目両方に該当する場合4,000円/10a)※H30交付予定額

 

(5)炭素貯留効果の高い水質保全に資する堆肥の施用

土壌診断結果に基づく施肥管理計画により、作物の生育に必要な量の堆肥を主作物の栽培期間の前後いずれかに施用することで肥料成分の流亡を抑制し水質保全に貢献するとともに、炭素を土壌に貯留し地球温暖化防止に貢献する取り組み。

【交付単価】

堆肥施用量ごとに規定され、2,200円/10a~4,400円/10a※H30交付予定額

 

(6)総合的病害虫・雑草管理(IPM)と組み合わせた交信攪乱剤による害虫防除

化学合成農薬だけに依存することなく、交信攪乱剤の使用を含むさまざまな防除技術を組み合わせて病害虫や雑草の発生を抑制することで、生物多様性の保全に貢献する取り組み。

 【交付単価】

8,000円/10a※H30交付予定額

 

(7)インセクタリープランツの植栽

麦・ソルゴー等の障壁植物、間作植物、バンカープランツを植栽することにより、害虫に対する土着天敵の定着、増殖等による生物多様性保全に貢献する取り組み。

【交付単価】

8,000円/10a※H30交付予定額

 

 

2.有機農業

慣行的な栽培方法にて化学肥料及び化学合成農薬を使用している作物について、化学肥料及び化学合成農薬を使用しない営農活動を行うことで生物多様性の保全等に貢献する取り組み。

【交付単価】

8,000円/10a(うち、そばや飼料作物等は3,000円/10a)※H30交付予定額

 

 

 

 

◇複数の取組を実施しても1つの取組しか支援の対象となりません。

 

 

 

農林水産省ホームページ:http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/kakyou_chokubarai/mainp.html

お問い合わせ

農林課
農業振興係
電話:026-273-1111