諸情勢の報告(令和元年6月議会)

2019年5月29日

令和元年5月28日

令和元年第2回(6月)  千曲市議会定例会

 

諸情勢の報告

  

◆はじめに「新元号について」であります。

 

4月30日、天皇陛下が御退位され、5月1日、皇太子殿下が皇位を継承。新天皇に御即位され、元号が「平成」から「令和」になりました。これまで、常に国民に寄り添い、深い愛情を注いでこられた上皇・上皇后両陛下には、深く心から感謝を申し上げたいと存じます。

 

新元号について安倍総理は談話の中で、新元号「令和」には、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められていると話され、また、「一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる日本でありたい」という願いを込めて「令和」に決定したと話されました。また「令和」は、外国向けには、「Beautiful Harmony(ビューティフル ハーモニー)=美しい調和」と説明されているようであります。

 

私としても新元号の意味、新しい時代に込められた願いを受け止めつつ、何より市民の皆様の新しい時代への希望、期待を十分にとらえながら、千曲市の持続的な成長、発展に向けて今後の市政経営を力強く進めてまいりたいと考えております。

 

 

◆次に「信州ブレイブウォリアーズのB2優勝について」であります。

 

ご承知のとおり、プロバスケットボールの信州ブレイブウォリアーズは、2018/2019シーズンのジャパンプロフェッショナルバスケットボールリーグ2部「B2」において、優勝という快挙を達成されました。

 

今シーズンは、「勝久マイケル」ヘッドコ-チを新たに迎え、開幕10連勝でスタート。48勝12敗という圧倒的な強さでB2中地区の首位を独走し、B2プレーオフでも、レギュラーシーズンの勢いそのままに、4連勝でB2優勝されたチームの勇姿は、市民に大きな喜びと感動を与えていただきました。

 

来シーズンは、長野市と協議を進めた結果、ホームアリーナは「ホワイトリング(長野市真島総合スポーツアリーナ)」となりますが、千曲市はホームタウンとして、ブースターの皆様とともに今後も支援を継続してまいります。選手やチームスタッフの皆様におかれましては、B2連覇とB1昇格を目指して引き続き頑張っていただきますよう願っています。

 

 

◆次に「新庁舎等の建設について」であります。

 

新庁舎等建設事業は、平成29年1月の新体育館の起工以来、2年半を経過し、現在外構工事や関連工事(立体駐車場北側駐車場整備・国道403号歩道フラット化)は残っているものの、鹿島建設(株)が施工してきた本体工事は、本日、竣工検査を行い、その後引き渡しを受ける運びとなりました。

 

今後は、速やかにコンピューターネットワークの構築、ATM・売店をはじめとする入居予定団体の内部工事、什器の搬入等といった開庁準備を進め、8月には階層ごとに引っ越し作業を行う予定となっています。

 

また、新庁舎での業務は、引っ越しが完了した階から順次開始し、9月には全面的に新庁舎での業務を開始できるよう万全を期してまいります。

 

なお、工事期間中、周辺地区をはじめ市民の皆様には、多大なご理解とご協力を賜り、大きな混乱・事故もなく、無事に竣工することができましたこと、この場をお借りし、御礼申し上げる次第であります。

 

残る外構(2期)工事におきましても、安全を第一に考え、無事に竣工するよう最後まで関係者一丸となって進めて参りますので、引き続き、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

◆次に、「戸倉上山田中学校改築事業の完了について」であります。

 

平成28年度から校舎建設を始めた戸倉上山田中学校は、昨年8月までに校舎、屋内運動場が完成し、その後、校舎周辺の外構工事を進めてまいりました。

 

不要な地下埋設物の撤去等により、工期を5月中旬まで延長いたしましたが、5月初旬にはグラウンドやテニスコート、部室棟が使用出来るようになり、5月20日にすべての工事が完了しました。

 

本事業では、長期にわたり先生や生徒の皆様をはじめ、保護者や近隣住民の皆様に、ご不便やご迷惑をおかけいたしましたが、改築委員会や地元の皆様のご協力に、心から感謝を申し上げる次第であります。

 

 

◆次に「小中学校空調設備設置事業について」であります。

 

児童生徒の熱中症対策として、9月までに市内小中学校のすべての普通教室と、一部の特別教室(理科室等)にエアコンを設置すべく作業を進めています。

 

本来なら、すべての設置工事を夏休み前に終了することを目指してまいりましたが、アスベスト調査や入札の不調、全国的に同時期の整備が進められている状況から、機器類の調達に時間がかかっており、夏休み前の設置が難しい状況になっています。

 

このため、今夏の緊急対策として、7月~9月までの3ヶ月間、室温の高い教室に「気化式冷風機」を60台リースして各学校に配置をし、暑さ対策をする予定であります。

 

なお昨日、上山田小学校において「冷風機」を設置し、その効果を検証いたしましたが、一定の効果が確認できたところであります。

 

 

◆次に「雨宮産業団地造成事業について」でありますが、

 

雨宮産業団地は、大和ハウス工業が今月から造成工事に着手しており、明後日(30日)には、現地で起工式と記者会見が行われる予定となっています。

 

本事業は、「高速交通網が集積する」本市の強みを活かし、物流を中心とした産業の新たな拠点を整備する事業であり、千曲市の経済にも大きな効果をもたらします。特に「雇用の促進」や「災害時の物資確保」、更には「開発に伴う税収増」など、地域経済の活性化にも貢献できる事業であり、少子高齢社会を支えるためにも、極めて重要な事業であります。

 

今後のスケジュールは、1年かけて造成工事を行い、令和2年から3年にかけて建築工事を予定しているとお聞きしております。

 

市といたしましても、公民連携事業として進めてきたこの事業が、今後も円滑に進むよう取り組んでまいります。

 

 

◆次に「長野広域連合B焼却施設について」であります。

 

平成29年3月に、施設建設地の地元、屋代第五区及び屋代第六区と、事業主体である長野広域連合、そして千曲市との間で、「ごみ焼却施設建設に関する基本協定書」を締結。以来、地権者38人の皆様、並びに地元区のご協力により、本年4月上旬には敷地面積2.8ヘクタールの用地取得が完了しました。今後は、長野広域連合とともに、周辺道路等の整備、施設建設工事の早期着手に努め、令和3年(2021)の稼働を目指し、事業を推進してまいります。

 

 

◆次に「日影沢川と市道高河原中央線の改修事業について」であります。

 

上山田地区の三本木・八坂地区では、平成26年に事業着手した、「日影沢川改修事業」と「市道高河原中央線道路改良事業」が、5月末にも完了します。工事の完了により日影沢川全体の整備が進み、治水安全度の向上が図られたほか、あわせて、市道高河原中央線の道路改良事業として、日影沢川に架かる「宵待橋」の架け替えと、道路の拡幅工事を行ったことから、車が安全にすれ違いできる道路幅員が確保でき、萬葉の里スポーツエリアへのアクセスの向上が図られることになります。

 

 

◆次に「佐野川に架かる希望(のぞみ)橋について」であります。

 

平成26年、地域の強い要望で事業着手した更埴西中学校の南側を流れる一級河川「佐野川」に、歩行者と自転車専用の橋を架ける、「市道佐野川線人道橋架設事業」が来月上旬に完成し、6月15日に開通式を予定しています。

 

「希望(のぞみ)橋」は、橋長28m、幅員3mの橋であり、更埴西中学校生徒の通学等の安全の確保が図られるほか、地域の皆様の利便性の向上や、災害時の避難指定場所である中学校グランドへの避難通路としても大きな役割を果たすものと思います。

 

 

◆次に「大池総合案内所の再建工事完了について」であります。

 

平成28年8月に火災により消失し、ご心配をおかけしておりました「大池総合案内所」につきましては、平成30年10月に再建工事が無事完了し、「本年4月15日」より利用が開始されました。

 

新しい大池総合案内所は県産材カラマツを使用し、木の温もりが感じられる施設となっております。施設の概要は、木造平屋建てで建築面積198.11平方メートル・延べ床面積119.26平方メートル、バリアフリーに配慮し、調理設備の充実や、雨天にも対応できるピロティを設けるなど、設備的にも機能的にも一層市民の皆様に親しまれる施設となりました。

 

市民の皆様には、今後も大池総合案内所をはじめ、大池市民の森を是非ご利用いただければ幸いに存じます。

 

 

◆次に「高齢者福祉施策の推進について」であります。

 

地域包括ケアシステム構築の上で最も重要とされている「生活支援・介護予防の基盤整備」を推進するため、本年3月に「生活支援コーディネーター」を公募。その結果、市内4地区(埴生、稲荷山、八幡、戸倉)において、生活支援コーディネーターを配置、本年4月より活動を開始しました。

 

生活支援コーディネーターは、「生活支援・介護予防の基盤整備」を推進していくことを目的として、高齢となっても住みやすい地域づくりを目指す調整役としての役割を果たすことになります。

 

今後は、地区の話し合いの場などにコーディネーターが参加し、地域の皆様と手を携えて、時間がかかるかもしれませんが高齢者を地域で支えていく仕組みを創っていくことになります。

 

 

◆次に「ロケツーリズムについて」であります。

 

千曲市でオールロケが行われた映画「4月の君、スピカ。」が、4月5日から全国の70の映画館で劇場公開されました。

 

この作品の宣伝では、テレビ・ラジオなど各種の媒体で千曲市が紹介され、広く、多くの皆様に千曲市を知っていただく絶好の機会となりました。また、公開後は、ロケ地を巡る「聖地巡礼」に、多くの皆様が当市を訪れていただいております。

 

また、千曲市を主なロケ地として撮影された映画「透子のセカイ」が、4月18日から21日まで開催された第11回沖縄国際映画祭で、初めて一般上映されました。この映画は、吉本クリエイティブ・エージェンシーの「地域発信型映画」で、県内では千曲市が初であります。

 

4月21日には、主演の吉本実憂さんら映画関係者とともに、那覇国際通りに敷かれたレッドカーペットを歩き、映画と千曲市のPRをしてまいりましたが、本作品は、今後、全国公開を予定しており、また、海外の映画祭へも出品されますので、千曲市を世界の多くの方々に知っていただく作品になるものと期待をしております。

 

 

◆次に「ゴールデンウィーク中のイベント等について」であります。

「令和」改元に伴い、今年のゴールデンウィークは10連休となり、市では「改元のお祝い」並びに「来訪者へのおもてなし」を行うため、「信州ちくまおもてなしの春 ゴールデンウィーク歓迎イベント」と銘打ち、メイン会場である「水と緑と潤いのある公園」において、ゴールデンウィーク期間中、毎日、イベントを開催いたしました。

 

特に5月1日の改元の日には、「令和元年最初のご来光を荒砥城で見よう!」など様々なイベントが行われ、大勢の方に楽しんでいただき、千曲市を満喫していただけたものと思います。

 

また、改元初日の5月1日は大安であり、婚姻届等の提出が見込まれたことから、市民課に臨時窓口を開設いたしました。その結果、各庁舎の宿日直での受付と合わせ、婚姻届は17件、出生届は7件が提出され、各種証明書の発行なども含め、130名の方が来庁されました。

 

なお、各庁舎では記念撮影用のバックボード等を設置し、職員が撮影のお手伝いをさせていただいたところであります。

 

 

◆次に「第64回あんずまつりについて」であります。

 

本年のあんずまつりは、3月30日から4月14日まで(16日間)開催されました。

 

開花日が3月28日と、3年前の開花と並び、統計を取り始めた昭和46年以降、最も早い開花でありました。

 

また、4月に入って気温の低い日が続いたため開花の期間が長くなり、散り終わりまで24日間という開花期間は、史上最長になりました。このため、訪れたお客様は13万人と、前回の10万人より3万人の増となりました。

 

一方、これから収穫期を迎える「あんず」ですが、4月の低温傾向などにより凍霜害も確認されており、被害面積は約12ヘクタール、被害額は「860万円」程にのぼると見込んでおります。

 

これにより、最終的な収穫量がどの程度となるか懸念されますが、引き続き状況を見守りながら、6月中旬頃から始まる「あんず狩り」に向けたPRを積極的に展開してまいります。

 

 

◆次に「あんずのブランド化について」であります。

 

市の特産であります「あんず」の付加価値向上に向けて、生食に適した品種であるハーコットのプレミアム化を推進しておりますが、3月20日に開催された「ちくまハーコット推進協議会」では、1.商標名を「杏月(きょうづき)」と命名。2.糖度12度以上、重量120g以上、3.鮮度保持ができる特殊フィルムによる冷蔵管理をする等の規格を決定し、今後ブランド化に向けてPRを強化していくことになりました。

 

なお、首都圏では、生で食べるあんずの文化があまりないことから、本年度は、「銀座NAGANO」、「新宿高野(たかの)」、「東京駅」、都内の「ミドルスーパー」などで、積極的に販売促進イベントを開催してまいります。

 

 

以上、申し上げ、諸情勢の報告とさせていただきます。

 

 

 

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