体罰等によらない子育てのために ~みんなで育児を支える社会に~

2020年9月24日

 体罰等によらない子育てを広げましょう

 令和2年度4月から子どもへの体罰が法律で禁止されました。

 体罰によって子どもの行動が変わったとしても、それは叩かれた恐怖心などによって行動した姿であり、自分で考えて行動した姿ではありません。子どもの成長の助けにならないばかりか、心身の発達などに悪影響を及ぼしてしまう可能性があり、子どもの健やかな成長・発達において体罰は必要ありません。

 子育て中の方はもちろん、その周囲の方、教育現場をはじめとした子どもの生活の場で子育て支援に携わる方など、多くの方々にご理解いただき、体罰等によらない子育てを社会で応援しましょう。

 

しつけと体罰は何が違うの?

 しつけとは、子どもの人格や才能などを伸ばし、社会において自律した生活を送れるようにすることなどの目的から、子どもをサポートして社会性を育む行為です。

 たとえしつけのためだと親が思っても、身体に、何らかの苦痛を引き起こし、または不快感を意図的にもたらす行為(罰)である場合は、どんな軽いものであっても体罰に該当します。 

「これはすべて体罰です」

 ●言葉で3回注意したけど言うことを聞かないので、頬を叩いた。   ●他人の物を取ったので、お尻をたたいた。    

 ●大切なものにいたずらをしたので長時間正座をさせた。        ●宿題をしなかったので、夕ご飯を与えなかった。

 ●友達を殴ってケガをさせたので、同じように子どもを殴った。     ●掃除をしないので、雑巾を顔に押しつけた。

 この他、「お前なんて生まれてこなければよかった」など、子どもの存在を否定するようなことを言うことは子どもの心を傷つける行為です。

 

なぜ体罰等をしてはいけないの?

 体罰等が子どもの成長・発達に悪影響を与えることは科学的にも明らかになっており、体罰等が繰り返されると、心身にさまざまな悪影響が生じる可能性があることが報告されています。

 親から体罰を受けていた子どもは、全く受けていなかった子どもに比べ、「落ち着いて話しを聞けない」「約束を守れない」「一つのことに集中できない」「我慢できない」「感情をうまく表せない」「集団で行動できない」という行動問題のリスクが高まり、また、体罰が頻繁に行われるほど、そのリスクはさらに高まると指摘する調査研究もあります。

 一方で、その後の適切な関わりや周囲の人々の支援により、悪影響を回復し、あるいは課題を乗り越えて成長することも報告されています。

 

体罰等によらない子育てのために

 子育てを担うことは、大変なことです。子どもに腹が立ったり、イライラしたりすることは、子育ての中の保護者の多くが経験するものです。 

 子どもと関わる中でいろいろな工夫をしても、うまくいかないこともあります。そのようなときは、周囲の力を借りると解決することもあります。

 子育ての大変さを保護者だけで抱えるのではなく、少しでも困ったことがあれば、こども未来課や保健センター、子育て支援センターなどにご連絡ください。まだ気付いていない子育て支援サービスに出会えたり、それによって疲れやイライラが軽減したりするかもしれません。

 子どもが健やかに成長発達するためには、体罰等に対する意識を一人ひとりが変えていかなくてはなりません。体罰等を容認しない意識の向上を図るとともに、寛容さを持って子どもの成長に温かいまなざしを向け、社会全体で子育てを行っていく必要があります。子育て家庭を応援しながら、体罰等のない社会を実現していきましょう。

 

関連ファイル

         

                パンフレット.png

      

                      「体罰等によらない子育てのために」ポスター.pdf(869KB)

                      「体罰等によらない子育てのために」」パンフレット .pdf(5MB)

                      「体罰等によらない子育てのために」リーフレット .pdf(1MB)

            

                 

 

        

 

 

 

  

 

お問い合わせ

こども未来課
電話:026-273-1111