千曲市名誉市民

2020年12月10日

本市住民または本市にゆかりの深い方で、学術、文化、産業、経済その他各般にわたり、本市及び国家の繁栄進展に貢献し、その事績が極めて顕著で、かつ、市民の尊敬の的として仰がれる方に「千曲市名誉市民」の称号を贈り、その栄誉をたたえます。

 

平成15年9月1日の合併以降の千曲市名誉市民を紹介します。

倉 島 重 友  氏

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推挙年月日

 平成30年9月4日

現 住 所

 茨城県龍ヶ崎市

職 業 等

 日本画家、公益財団法人日本美術院同人、広島市立大学名誉教授

略 歴

 昭和19年 埴科郡倉科村(現千曲市大字倉科)生まれ

 昭和46年 東京藝術大学大学院美術研究科修了

 平成11年 広島市立大学芸術学部教授

 平成16年 日本美術院同人

 平成22年 広島市立大学名誉教授

 平成24年 作品「合歓」が日本美術院再興第97回院展で「内閣総理大臣賞」を受賞

功績等

 氏は重要文化財「浄瑠璃寺吉祥天厨子絵」、国宝「高松塚古墳壁画」の模写に参加されたほか、国宝「平家納経」全巻の模写制作を指導されるなど、歴史的文化財の記録保存にも実績を残されるとともに、後進の指導育成、日本画の制作研究に尽力されました。
 氏の作品は、春の院展で5回、再興院展で5回の奨励賞を受賞されているほか、春の院展春季展賞、日本美術院賞(大観賞)、日本美術院奨学金賞、天心記念茨城賞、足立美術館賞など錚々たる表彰を受けられています。そして平成22年に再興第95回院展「土の家」で文部科学大臣賞、平成24年には再興第97回院展「合歓」で内閣総理大臣賞を受賞され、日本画壇において確固たる地位を築かれています。
 氏は現在、公益財団法人日本美術院同人として活躍されており、その広い画題と清廉な作風の評価は高く、中央画壇のみならず全国の著名有数の美術館に作品が所蔵展示されるなど、画業画風は広く認知されています。
 千曲市においては、平成17年に合併記念事業として「倉島重友日本画展」が開催され、平成19年にはハートフルコンサート「日本画家倉島重友さんの作品と共に」が開催されました。また平成27年には合併10周年を記念し、内閣総理大臣賞を受賞された作品「合歓」のお披露目も兼ねて「倉島重友日本画展」が開催されました。同展覧会では、氏による日本画教室も開催され、市民に日本画の指導をしていただきました。「合歓」は千曲市役所1階に展示されており、庁舎を訪れる市民に鑑賞していただいています。
 このほか、平成15年の屋代中学校、平成25年の東小学校の改築落成の際には、氏の作品を寄贈していただいたほか、令和元年度には、埴生中学校、更埴西中学校、戸倉上山田中学校にも作品をご寄贈いただきました。寄贈された作品は校内に展示されおり、児童・生徒の情操涵養に資しています。

 

瀬 在 幸 安  氏

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推挙年月日

 平成27年6月23日

現 住 所

 東京都新宿区

職 業 等

 元日本大学総長 日本大学名誉教授

略 歴

 昭和5年 埴科郡五加村(現千曲市大字内川)生まれ

 昭和35年 日本大学大学院医学研究科博士課程修了

 昭和45年 日本で初めて心筋梗塞の手術であるA-Cバイパス術に成功

 昭和51年 日本大学教授

 昭和57年 補助人工心臓の開発、日本初の離脱に成功

 平成8年 第10代日本大学総長

 平成12年 日本大学名誉教授

 平成18年 瑞宝大綬章を受章

功績等

 氏は昭和40年にフルブライト奨学研究員として米国留学(オレゴン大学)を経た後、昭和51年に日本大学教授、平成元年に日本大学医学部長、平成2年に副総長、そして平成8年には日本大学第10 代総長に就任されました。
 この間、氏は心臓外科学の第一人者として、心筋梗塞の手術であるバイパス術に日本で初めて成功を収めるとともに、補助人工心臓につき日本初の離脱にも成功されました。こうした業績は、海外でも高く評価され、ハンス・セリエ賞、プラハ大学賞、国立ヨルダン大学賞、ギーセン大学賞、バーニー・クラーク賞、ロシア友好勲章など、数々の賞を受賞されています。
 総長退任後は、私学研修福祉会理事長をはじめ、私立大学通信教育協会会長、私立大学退職金財団理事長などの要職を務めるなど、高等教育界で精力的に活躍されました。
 また、政府関連の審議会等では、これまでに大学設置・学校法人審議会委員(文部省・当時)、全国医学部長・病院長会議会長(文部省・当時)、公衆衛生審議会委員(厚生省・当時)などを務められたほか、学会関連の活動も顕著で、国際ロータリー血液ポンプ学会会長、アジア胸部心臓血液外科学会会長、日本冠動脈外科学会会長、同理事長、日本生命倫理学会会長などを歴任されています。
 こうした経歴を背景に、専門分野の著書・研究論文の数は、1000 編を超えています。

 

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