千曲市地域公共交通網形成計画

更新日:2022年03月01日

1.計画の背景と目的

 千曲市の循環バスは、網羅性を重視した結果、一運行あたりの所要時間が長く、速達性に欠ける(目的地に行くまでに多くのバス停を経由する)といった状況がみられます。一方、平成30年度にことぶきアリーナ千曲が開業し、平成31年度に市役所新庁舎の完成が予定されているほか、都市計画道路千曲線が開通するなど、まちの構造が変化しつつあります。本市では、平成28年度に「千曲市立地適正化計画」を策定しており、今後の目指す都市構造が示されております。

 全国の地方都市においても、公共交通の確保・維持は引き続き大きな課題となっています。これまでの地域公共交通総合連携計画から、まちづくりや観光振興も踏まえた視点での地域公共交通ネットワークの構築が求められています。

 これらの状況を踏まえ、限りある交通資源を効率的に活用し、関係者との役割分担と協力のもと、まちづくりと一体となった持続可能な公共交通ネットワークを形成するために「千曲市地域公共交通網形成計画」を策定しました。

2.計画の期間

2019年度(令和元年度)~2023年度(令和5年度)の5年間

3.再編のイメージ

市民の生活に必要な移動を確保するため、千曲市の地域公共交通を4つの軸で形成します。

  1. 広域交通軸
    市内と市外の地域を結ぶ交通軸を指します。
  2. 市内幹線軸
    屋代駅、戸倉駅間、市の中心部を周遊します。
  3. 地域交通軸
    朝夕の通勤・通学移動を確保するための路線を形成します。
  4. 地域内フィーダー路線
    幹線への接続および各地域の生活拠点までの移動を担保します。
千曲市地域高級交通再編のイメージ図

4.計画の全体

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