計画交通量500台／日未満で設計速度20km／H設計活荷重T14以上の区画内道路である場合の基準は、以下のとおりとするほか、道路構造令(昭和45年政令第320号)等参考図書による。

4.0m以上(構造令3種5級　4種4級特例幅員)又は5.0m以上(標準幅員D―1暫定)とする。

1　交差点の脚数は、4以下とし、他交差点から40m以上離す。

2　交差角は交角60％以上、取付部10m以内の縦断勾こう配2％以下とする。

3　隅切は、1辺2m以上とする。

1　道路の縦断勾こう配は、9％以下とし、階段状でないこと(歩道を除く。)。ただし、小区間で地形状やむを得ない場合は、12％までとする。

2　道路の横断勾こう配は、1.5％から2.0％までとする。

1　縦断勾こう配は、9％以上の場合はセメントコンクリート舗装とし、地形により滑り止め等の処理を行う。

2　舗装基準は、アスファルト舗装要綱、簡易舗装要綱、コンクリート舗装要綱とする。

3　地下埋設物は、舗装前に施工し、未舗装により供用開始する場合は防塵処理を行う。

1　側溝の大きさ(最小内径20cm)は計画流量に整合し、その末流は他の水路等に接続すること。

2　道路幅員内に側溝を設ける場合は甲蓋がいをかけ、設計活荷重T14以上の構造とする。

3　横断暗渠は、上流の排水路断面以上(最小内径30cm)とし、暗渠きよの方向、勾こう配、内径が変化する箇所には集水マスを設ける。

4　以上の他、雑排水路、河川等兼用側溝及び河川、他水系水路の横断の場合は、別途協議する。

1　高さ1m以上の法面は、原則として擁よう壁を設ける。その他は法留工・落石等防止工等現場にあった法面の安定を図る。

2　擁壁等が舗装止として機能する場合の天端幅は、20cmとする。

3　擁壁等構造物の設計荷重は、T14とし、安定計算により寸法及び形状を決定する。

1　防護柵は、道路の高さ2m以上又は水深2m以上の水面、鉄道等に接近し、車両等が路外に転落する危険のある区間

2　街灯、反射鏡等は、線形幅員が急激に変化する場所又は交差点、踏切等交通安全上必要な箇所に設置する。