○千曲市他校通級実施要綱

平成15年9月1日

教育委員会告示第6号

(趣旨)

第1条 この要綱は、学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第141条の規定に基づき、小学校又は中学校に在学する児童又は生徒に対して、他の小学校、中学校又は特別支援学校の小学部若しくは中学部(以下「小学校等」という。)において通級による指導を行う場合の取扱いに関し必要な事項を定めるものとする。

(通級指導校の通知等)

第2条 校長は、児童又は生徒に他の小学校等で通級による指導を受けさせる必要があるときは、千曲市教育委員会(以下「教育委員会」という。)に対し、その旨を様式第1号により通知するものとする。

2 教育委員会は、前項の通知を受けた児童又は生徒(就学予定者のうち、就学すべき小学校又は中学校以外の他の小学校等において通級による指導を受けさせることが必要な者を含む。)について、通級による指導を受けさせることが適当と認めるときは、あらかじめ長野県教育委員会(以下「県教育委員会」という。)と協議した上で、当該児童又は生徒の氏名及び通級による指導を受けさせる学校(以下「通級指導校」という。)を、様式第2号により当該児童又は生徒が在学する学校(以下「在学校」という。)の校長に通知するものとする。

3 前項の通知に当たっては、教育委員会は、あらかじめ教育支援委員会等の意見を聴くものとする。

4 教育委員会は、第2項の通知と同時に、通級指導校の校長に対し、様式第3号により当該児童又は生徒に氏名及び在学校を通知するものとする。

(特別の教育課程の編成等)

第3条 在学校及び通級指導校の校長は、前条第2項及び第4項の通知を受けたときは、当該児童又は生徒に係る教育課程の編成について協議を行うものとする。

2 通級指導校の校長は、前項の協議が終了したときは、当該児童又は生徒に係る当該学校における指導内容及び指導時間を、様式第4号により在学校の校長に通知するものとする。

3 在学校の校長は、前項の通知を受けたときは、速やかに、当該児童又は生徒に係る特別の教育課程を編成し、様式第5号により教育委員会に通知するものとする。

(保護者への通知等)

第4条 教育委員会は、前条第3項の通知を受けたときは、当該児童又は生徒の保護者に対し、通級指導校及び通級による指導について必要な事項を様式第6号により通知するとともに、当該児童又は生徒に係る特別の教育課程を、県教育委員会に届け出るものとする。

(通級による指導の終了)

第5条 在学校の校長は、他の小学校等において通級による指導を受けている児童又は生徒について、通級指導校の校長の意見を聴いた上で、当該指導を受けさせる必要がなくなったものと判断するときは、教育委員会に対し、様式第7号によりその旨を通知するものとする。

2 教育委員会は、前項の通知を受けた児童又は生徒について、通級による指導を受けさせる必要がないと認めるときは、県教育委員会、在学校の校長及び通級指導校の校長並びに当該児童又は生徒の保護者に対し、様式第8号によりその旨を通知するものとする。

3 前項の通知に当たっては、教育委員会は、あらかじめ教育支援委員会等の意見を聴くものとする。

(その他)

第6条 この要綱に定めるもののほか、他の小学校等における通級による指導を行う場合の取扱いに関し必要な事項は、教育委員会が別に定める。

(施行期日)

1 この要綱は、平成15年9月1日から施行する。

(経過措置)

2 この要綱の施行の日の前日までに、合併前の更埴市他校通級実施要綱(平成11年更埴市教育委員会告示第2号)の規定によりなされた手続その他の行為は、この要綱の相当規定によりなされたものとみなす。

(平成20年3月31日教育委員会告示第4号)

この要綱は、平成20年4月1日から施行する。

(平成29年2月28日教育委員会告示第1号)

この告示は、平成29年4月1日から施行する。

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千曲市他校通級実施要綱

平成15年9月1日 教育委員会告示第6号

(平成29年4月1日施行)