ガソリンや灯油、軽油の取扱いに注意しましょう

更新日:2022年02月07日

 京都府福知山市の花火大会で、露店で自家発電機にガソリンを給油しようとした際、携行缶から噴出した霧状のガソリンに引火・爆発し、観客の方が亡くなるという大惨事が発生しました。

 ガソリンは、気温が氷点下40度でも気化し、静電気などでも発火しやすい性質があります。
 気温が高い夏場は特にガソリンの気化が早まり、容器内の圧力が高くなって、ふたを開けた瞬間に可燃性の蒸気が一気に広がり引火する危険性が高まります。

 千曲市においても、連日の猛暑が続いていますが、ガソリン等が入った容器は換気の良い場所に置き、ふたをしっかり閉めて注意して取り扱ってください。
 また、農機具等への給油などを行う際には、

  1. 周りに火がないか確認する。
  2. 必ず容器内の圧力を下げる。
  3. エンジンを止めて給油する。

などにより、取扱いに注意してください。

ガソリンや軽油の危険性

  1. ガソリンは気温が-40℃でも気化し、小さな火源でも爆発的に燃焼する火災の発生危険が極めて高い物質です。
    また、ガソリンの蒸気は、空気より重いため、穴やくぼみなどに溜まりやすく、離れたところにある思わぬ火源(ライター等の裸火、静電気、衝撃の火花等)によって引火する危険性があります。
    一旦、火災が発生すると瞬時に爆発的に延焼拡大するので、ガソリンを貯蔵することは、極力控えてください。
  2. 軽油は40℃で気化し、大量に保管すると火災危険性が高まるとともに、一旦火災が発生すると大火災になる危険性が高いので、極力控えてください。

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