2025年11月のちくまトピックス

第11回千曲川ハーフマラソンが戸倉体育館をスタート・ゴール地点とした千曲川両岸の堤防道路を走るコースで開催されました。

本大会は21.0975キロメートルを走るハーフマラソンの部と、小学生とその保護者のペアまたは3人で2キロメートルを走るファミリーマラソンの部の2種目で開催し、合わせて約1,900人のランナーが参加しました。
戸倉体育館レストハウス前では姨捨の棚田米を使用したおにぎりや豚汁の提供があり、ゴール後も戸倉体育館内は多くのランナーで賑わっていました。

長野市から職場の仲間でハーフマラソンの部に参加した男性3人は「天気が良く、気持ちよく走ることができて楽しかったです。豚汁とおにぎりの提供も温まって良かったです」と感想を話してくれました。

千曲ロケットフェスティバル実行委員会は、市教育委員会と共催で、子どもたちが科学に興味と感心を持つきっかけづくりとしてこども科学教室「モデルロケットを作って打ち上げよう！」を開催しました。

教室には12組24人の小学生親子が参加し、上山田文化会館でロケットに関する講義とモデルロケットの制作が行なわれました。ロケットの制作では、子どもたちが講師の説明を聞きながら、真剣な様子でエンジン部の組み込みや落下用パラシュートの封入を行ない、高さ30センチメートル程度のモデルロケットを完成させました。

その後、打ち上げのために萬葉の里スポーツエリアへ移動し、発射台へロケットをセットして、子どもたちが自ら発射のカウントダウンと発射ボタンの操作を行なってロケットを打ち上げました。子どもたち全員が打ち上げを成功させ、上空50メートル以上までロケットが打ち上がり、パラシュートが開いて落下してくる様子を見て、子どもたちは歓声を上げていました。

打ち上げの後には、子どもたちが制作したモデルロケットの500倍のパワーを持った大型モデルロケット用エンジンの地上燃焼試験が行なわれ、迫力ある試験の様子を見ることができました。

勤労感謝の日にあわせて、信学会さゆり幼稚園の園児22人が市役所を訪れ、小松信美教育長に「いつもお仕事ありがとうございます」と声を合わせて感謝の気持ちを伝えました。

代表園児からポインセチアや手作りカレンダーが小松教育長に手渡されたほか、小松教育長への質問の時間もあり、「市役所ってどんな所ですか」という園児からの質問に対し小松教育長は「皆さんや皆さんのお父さん、お母さんが幸せに生活できるように、多くの人が働いている場所です」と答えていました。

終了後、園児たちは市職員の案内のもと、議場や市民課・保育課などを中心に市役所内を見学しました。

姉妹都市である千葉県横芝光町の農林水産業や商工業が一堂に集結する「横芝光町産業まつり 横芝光まるごとフェア2025」が横芝光町役場（千葉県）で開催され、千曲市ブースではJAながのちくまブロックと連携しりんごを販売しました。

同イベントでは毎年りんごの販売を行なっており、例年多くの人が来場しています。この日も午前9時の販売開始前から大勢の人がブースの前で列を作り、信州千曲の秋の味覚を楽しみにしていました。

また、今年は産業まつりが20回という節目の年であり、横芝光町の皆さんにもっと千曲市を知ってもらうため、千曲市PR大使の鬼越トマホークもイベントに参加。千曲市のりんごやあんずを笑いを交えて紹介すると共に、横芝光町観光まちづくり大使のもぐもぐピーナッツとネタを披露し、会場は笑いの渦に包まれました。

お笑いライブ＆トークショーの後は、鬼越トマホークともぐもぐピーナッツの4人で会場内のブースを訪れました。千曲市ブースのりんごジュース配布のお手伝いや、もぐもぐピーナッツおススメの横芝光町特産「ひかりねぎ」の一本焼きを堪能し、会場を盛り上げました。

令和5年7月より運行していたテレビアニメ「Turkey!」ラッピングトレインが11月で運行終了となることにともない、しなの鉄道屋代駅にて車内公開イベントが開催されました。

イベントではラッピングトレイン車内でのテレビアニメ「Turkey!」の原画展示や記念乗車券・入場券販売のほか、駅市民ギャラリーでは「Turkey!」三鷹希役の声優天麻ゆうきさんによるトークショーが行なわれ、会場は100人を超える多くの来場者で賑わいました。

東京から来場した大野さんは「2年前のラッピングトレインお披露目式にも参加しましたが、今回はアニメ放送終了後ということもあり、人の多さに驚きました。また、イベントの雰囲気も良く、地域とアニメ作品がセットで盛り上がっている感じがとても良かったです」と話してくれました。

イベント終了後は天麻さんの合図のもとラッピングトレインが屋代駅を出発し、来場者全員でその姿を見送りました。

第66回全国スポーツ推進委員研究協議会長野大会が長野市・千曲市・須坂市で開催されました。本大会は、全国のスポーツ推進委員が一堂に会し、スポーツ推進委員の目指す方向や地域スポーツの課題について研究協議し、スポーツ推進委員の資質向上と生涯スポーツの振興に資することを目的にしています。

13日（木曜日）の第一日目は長野市のビッグハットで全体会が、14日（金曜日）の第二日目は3会場に分かれて第1～3分科会が開かれました。第2分科会は上山田文化会館が会場となり、「子どものスポーツ権を保障する学校部活動の地域展開とスポーツ推進委員」をテーマに、部活動の地域展開（移行）に取り組む千曲坂城クラブとNPO法人さなだスポーツクラブ（上田市）の事例発表が行なわれました。

長野県教育委員会事務局の吉田勝光総括コーディネーターからは、中学校部活動の地域展開にスポーツ推進委員が関わることの法的根拠が説明され、分科会に参加した全国のスポーツ推進委員へ地域展開への積極的な参加が呼びかけられました。

分科会に参加したスポーツ推進委員からは、スポーツだけでなく教育的指導ができる指導者の選び方や事例紹介したクラブの予算規模、地元の大学からのスポーツ推進委員への参加状況といった現場目線の具体的な質問が飛び出し、部活動の地域展開が全国的に重要な改革であることが窺い知れました。

会場ではあんず製品などの物販ブースもあり、市外からの参加者が商品を買い求めていました。

三重県の女子ラグビーチーム「PEARLS（パールズ）」が戸倉上山田温泉を拠点とした秋季合宿を前に、山中美緒キャプテンら関係者の皆さんが市役所を訪れ、小川修一市長を表敬訪問しました。

同チームの千曲市内での合宿は昨年に続き2年連続で、小川市長は「2年連続で千曲市を合宿地に選んでいただきありがとうございます。市にとっても大変良いPRになると思います。優勝を目指して頑張ってください」と激励しました。

合宿は11月5日（水曜日）から8日（土曜日）の間、千曲市サッカー場（磯部）や千曲川リバーフロント（長野市）で実施され、最終日には長野市少年少女ラグビースクールの子どもたちとの交流も行なわれます。

科野の里歴史公園一帯で、文化の日恒例の「第33回森将軍塚まつり」が開催されました。
「森将軍塚まつり」は、科野の里歴史公園内にある全長約100メートルの前方後円墳で国指定史跡の「森将軍塚古墳」にちなみ、古代の衣装を身にまとい古墳に上る古代行列や、古墳の上で行なわれる収穫感謝の儀式など古代をテーマとしたさまざまなイベントが実施されるお祭りです。

今年は雨が降ったり止んだりのあいにくの天気となりましたが、古墳の上で行なわれる墳上スカイステージや芝生ステージで太鼓やバンドの演奏、高校生のダンスなど多彩な出し物が披露され、青空市には約50店舗が出店し、千曲坂城クラブのブースや姉妹都市である千葉県横芝光町の特産品が販売されたほか、古代体験ブースや地場産物が並びました。

また、今回のお祭りには千曲市PR大使「鬼越トマホーク」が参加し、墳上スカイステージと芝生ステージの両方に出演し、古墳のPRやネタを披露し会場を盛り上げました。

千曲市消防団フェスタが市役所南側駐車場で開催されました。

同イベントは楽しみながら消防防災活動を体験できる場を通じた市民と消防団のふれあいを目的に、市消防団が主催しする今回初開催のイベントです。

イベントでは地震体験車やポンプ・消火器からの放水などの各種体験のほか、ラッパ分団による演奏、消防団車両や防災関連の展示、キッチンカーの出店などがあり、会場は多くの家族連れでにぎわっていました。

寂蒔地区から奥さんとお子さん2人の4人で来場した男性は「駐車場いっぱいにたくさんの消防団車両が並んでいるのを見られることはないので、とてもすごいと思いました」と、一緒に来場したお子さんは消防団車両への乗車体験をして、「とても楽しかったです」とそれぞれ感想を話してくれました。