千曲市食料・農業・農村基本計画

本市では、「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」、「農業振興地域整備計画 」、「水田フル活用ビジョン（25 年度まで「水田農業ビジョン」として行ってきたものを、 26 年度から名称を変更）」などの行政計画を、農林水産省の政策・施策との整合を図りながら、地域の農家・農業団体の意見を踏まえて策定し、農業振興を推進してきました。
しかし、全国の傾向と同様に、本市においても農業を取り巻く環境が厳しさを増す中で、 農業関係者による農業・農村振興方策には限界が見え始めており、農家以外の市民や事業者が地域の農業をともに支えるという発想の転換と定着が求められています。
こうした社会情勢を踏まえ、本市では、農業振興の新しい方向性を打ち出す「千曲市食料・農業・農村基本条例」を平成 21 年度に制定し、これに基づいて「千曲市食料・農業・ 農村基本計画」を平成 23 年に策定しました。本計画は、これを後継する第二次計画になります。

本計画は、千曲市食料・農業・農村基本条例に基づいて、農業・農村が地域に果たして いる役割と現状を踏まえ、農業を産業として育みながら、次世代に引継いでいくための道 筋を明らかにし、協働により取組んでいくことにより、農業と地域の活性化を目指す目的 で策定するものです。このため、安全で安心できる食料の供給並びに農業及び農村の振興 に関する基本的な施策をまとめます。

第二次 千曲市食料・農業・農村基本計画(PDFファイル:3.6MB)