災害時避難行動要支援者名簿・個別支援計画の作成・更新作業を行います

 千曲市では、災害時に避難をする際、何らかの支援を必要とする方を把握するため、「災害時避難行動要支援者名簿」を作成しています。
 この名簿は、災害対策基本法及び千曲市地域防災計画に基づいて作成したものです。
 名簿に登録した方のうち、名簿情報を避難支援等関係者に事前提供することに同意した方について、区・自治会・関係機関等で情報共有します。
 災害が発生したとき、または、避難勧告が発令されたときなどに、安否確認や避難支援を行うために活用します。
 また、8月から10月の間に、個別支援計画の作成・更新のために、区・自治会の役員の方、民生児童委員の方などが要支援者の方に連絡したり、自宅を訪問することがあります。

1. （在宅の）要介護認定を受けており、介護度が3・4・5に該当する方
2. （在宅の）身体障害者手帳1・2級の交付を受けている方
3. （在宅の）療育手帳Aの交付を受けている方
4. （在宅の）精神障害者保健福祉手帳1・2級の交付を受けている方
5. （在宅の）長野県から特定疾患医療受給者証の交付を受けている方
6. （在宅の）長野県から小児慢性等特定疾病医療受給者証の交付を受けている方
7. その他、市が必要と認めた方（登録申出書を提出していただいた方）

 個別支援計画は、災害時等での避難に必要な支援の内容を事前に決めておくことで、避難を円滑・迅速に行うために作成するものです。

 今後新たに名簿登録の対象となる方につきましては、各担当課窓口にて要介護認定通知の送付などの際に、【同意確認書】等関係書類一式を随時お渡しいたしますので、【同意確認書】を郵送してください。
市では年に1度、定期的に名簿の更新を行い、その際に新規登録を行います。

 災害状況によっては救援体制に限界があり、災害時の支援活動等が必ずしも保障されるものではありません。また、個別支援計画を作成してあっても、その関係者に支援の責任や義務を課すものではありません。支援をする人が可能な範囲での支援であることを、ご理解いただきますようお願いいたします。

 この名簿は、市の個人情報保護条例に基づき厳重に管理します。また、適正な取り扱い及び管理を徹底し、目的（災害時要支援者支援のため）以外には使用しません。

 これまで作成していた「災害時要援護者名簿」は、対象となる方が災害時避難行動要支援者名簿の対象者と一部異なるため当面の間並行して運用します。