「もったいない」の気持ちで食品ロスを減らそう !

更新日:2023年04月01日

「食品ロス」とは

 まだ食べられるのに捨てられてしまっている食品のことです。日本ではまだ食べられるにもかかわらず、たくさんの食べ物が捨てられてしまっています。「もったいない!」と思いませんか?

食品ロスは年間で約612万トン!

 日本では年間で食品ロスの量は約612万トンにも上がります。(農林水産省「平成29年度推計」)これを日本人1人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分(約132グラム)のご飯と同じ量の食べ物を捨てていることになります。

日本の食品ロス量の円グラフ

 そこで千曲市では、食品ロスを削減する取り組みとして、「20・10運動」を推進しています。

「20・10(にーまる・いちまる)運動」を実践してみよう!

 20・10(にーまる・いちまる)運動とは、食品ロスが最も発生するといわれている会食や宴会の席での食べ残しを減らす運動です。

頭にお花の飾りをつけた、和服の女の子のイラスト

 宴会では、たくさんのお料理が残ってしまいがちです。
「もったいない」ですよね。食べ残しを減らすために、

  1. 乾杯後の20分間は自席を立たず料理を楽しみましょう。
  2. お開き前の10分間は自席に戻って再度料理を楽しみましょう。

「たべきり」で気持ちのいい宴会にしませんか?

飲食店・旅館業を営む皆さまへ

市では「20・10運動」に取り組むためにポケットティッシュとコースターを作成しました。
ご協力いただける場合は、お店をご利用するお客さん等に配布していただきたいと思いますので環境課リサイクル推進係までご連絡ください。

「20・10運動」という言葉と、頭に花の飾りをつけた女の子のイラストなどが書かれた、コースターとポケットティッシュが並んでいるイラスト

ポケットティッシュ・コースター

20・10運動のチラシ

PR用チラシ

「食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~」が長野県全体で実施・推進されています

 長野県では平成22年度から食品ロスの削減を目指し、飲食店や宿泊事業者にも協力を呼びかけ、宴会時等の食べ残しを減らす「宴会食べきりキャンペーン」などが実施されています。
 千曲市内では、飲食店6軒、宿泊業6軒、小売店4軒が協力店として登録され、持ち帰り希望者への対応や、小盛りメニューなどの導入を実施しています。
 食への感謝、もったいない気持ちで誰もができる「食べ残しをしない」は、ごみ減量に向けた行動の一つです。

協力店の店舗、活動などの詳細、またこの事業に賛同し、協力店として登録したい!という事業者の方は、長野県ホームページ「「食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~」協力店を募集しています。」で確認してください。

食べ残しを減らそう県民運動協力店長野県

(注意)協力店はこのステッカーが目印です

今日からできる!食べ残し・食品ロスを減らせる実践例

家庭から

1.買いすぎない

調理に使い切れず、消費期限が過ぎてしまわないように、買い物の前に冷蔵庫の中をチェックしましょう。
また、買い物も使いきれる分だけ計画的に買いましょう。

2.作りすぎない

自分や家族が食べきれる量だけ作りましょう。

3.食べ残さない

ごはんも自分で食べきれる分の量だけよそい、食べ残さないようにしましょう。

外食や宴会・会食の席から

 飲食店から出る食品ロスの約6割はお客さんの食べ残しです。外食では食べきれる量を注文しましょう。
 また職場や仲間内での宴会、会食の席では適量を注文し、乾杯後やお開きの前は席を立たずに料理を楽しむ時間をつくりましょう。

(出典:長野県ホームページ「食べ残しを減らそう県民運動~e-プロジェクト~」)

それでも生ごみとして出てしまったら…

 生ごみはそのままだと可燃ごみになってしまいます。生ごみ処理機やコンポスト容器、ダンボールコンポストで堆肥化してみるのもごみ減量のひとつの方法です。
 千曲市では「生ごみ堆肥化処理容器の購入補助金」や、簡単なアンケートに協力してもらうだけでダンボールコンポストに必要な基材等を無料で提供する「千曲市ダンボールコンポスト市民モニター制度」を実施しています。
 興味のある方は、千曲市役所環境課リサイクル推進係までお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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