新市場開拓に向けた水田リノベーション事業及び水田麦・大豆生産性向上事業について

更新日:2022年02月25日

新市場開拓に向けた水田リノベーション事業について

 水田農業を輸出や加工品原材料などの新たな需要拡大が期待される作物を生産する農業へと刷新(リノベーション)するため、新市場開拓用米や加工用米、高収益作物(野菜等)、麦・大豆について、産地と実需者の連携に基づいた、実需者ニーズに応えるための低コスト生産などの取組、需要の創出・拡大のための製造機械・施設などの導入を支援する国の事業です。
(注意)本事業は令和2年度第3次補正予算の成立を前提としており、今後変更の可能性があります。また、事業は申請内容を踏まえて審査し、予算の範囲内で支援対象者が決定される補助事業です。

詳細は下記農林水産省ホームページと事業概要・事業チラシをご覧ください。

1.低コスト生産等の取組支援(面積支払い)

 水田リノベーション産地・実需協働プランに参画する農業者が、輸出等の実需者ニーズに応じた価格・品質等に対応するために必要となる低コスト生産などの取組を行う場合に、取組面積に応じて支援します。

対象者

水田において対象作物を生産する「販売農家・集落営農」であり、品目ごとに別添チラシの低コスト生産等の取組を3つ以上取り組む農業者

対象作物

令和3年産(基幹作)の新市場開拓用米、加工用米、麦・大豆、高収益作物(野菜等)

交付単価

10アールあたり4万円
(注意)ただし、本事業で支援を受けた水田の面積については、令和3年度の水田活用の直接支払交付金の戦略作物枠(麦大豆:10アールあたり3.5万円)及び県産地交付金枠(新市場開拓用米:10アールあたり2万円)の対象外となります。

2.機械・施設整備支援(ハード)

 輸出の需要に応じた加工品の生産体制の強化や、国産原材料への切り替えのために必要となる機械・施設の整備を支援します。

対象者

GFP(農林水産物・食品輸出プロジェクト)又はKKP(コメ海外市場拡大戦略プロジェクト)に加入している実需者(食品製造事業者等)

補助率

1/2以内

水田麦・大豆産地生産性向上事業について

 麦・大豆については依然として輸入品が太宗を占めており、また、主食用米の需要が減少傾向にある中、米から需要を捉えた麦・大豆等への転換を進めることは、国産シェア拡大、自給率向上、需要に応じた水田フル活用に向けた喫緊の課題となっています。「麦・大豆産地生産性向上計画」に基づき、麦・大豆の需要を捉えた生産拡大と収量・品質の高位安定に取組む産地に対して、団地化の推進や新たな栽培技術の導入等を一体的に支援し、産地の生産体制の強化、収益性・生産性の向上を推進する国の事業です。
(注意)本事業は令和2年度第3次補正予算の成立を前提としており、今後変更の可能性があります。また、事業は申請内容を踏まえて審査し、予算の範囲内で支援対象者が決定される補助事業です。

詳細は下記農林水産省ホームページと事業チラシをご覧ください。

補助事業の概要について

対象者

農業者の組織する団体(原則年間150日以上の受益農業従事者5名以上)又は地域農業再生協議会

対象作物

麦、大豆

交付単価

  1. 団地化の推進(定額)
  2. 先進的な営農技術の導入(定額)
  3. 生産性向上等に向けた機械・施設の導入(1/2以内)

要望調査について

新市場開拓に向けた水田リノベーション事業(需要創出・拡大整備支援事業)及び水田麦・大豆産地生産性向上事業への応募を希望される場合は、期限までに市農林課農村振興係にご連絡ください。なお、事業採択は予算の範囲内でポイントの高い事業者から行いますでの、不採択の場合もあります。

新市場開拓に向けた水田リノベーション事業(需要創出・拡大整備支援事業)

令和3年4月16日(金曜日)

水田麦・大豆産地生産性向上事業

令和3年4月23日(金曜日)

この記事に関するお問い合わせ先

農林課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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