福祉避難所が変わりました(指定避難所に併設)

更新日:2024年01月19日

福祉避難所とは?

福祉避難所とは、要配慮者のうち、介護が必要な高齢者、障がい者、妊産婦など、一般の避難所(指定避難所)では生活が困難で、避難所の生活において特別な配慮が必要な人とその家族を受け入れる避難所をいいます。特別な配慮が必要な人が、安心して避難し、避難生活環境を保持するため、一般の人は避難することができません。福祉避難所の目的と役割をご理解いただき、ご配慮をお願いします。

福祉避難所への避難方法が変わりました

これまでは、「一般の指定避難所へ避難(一時避難)」→「福祉避難所へ移動を希望する者が福祉避難所へ移動(二次避難)」という流れでしたが、国のガイドライン改正に伴い、特別な配慮が必要な人が福祉避難所へ「直接避難」することが可能になりました。

このため、市は新たに15施設を福祉避難所に指定しました。今後は、災害が発生し、避難指示などが発令され、福祉避難所が開設された場合には、「特別な配慮が必要な人」は直接避難することができます。

指定福祉避難所一覧

〇一般の指定避難所に併設して開設します。

〇小中学校の教室や会議室等を使用して開設します。区切られたスペースで静かに過ごすことができますが、どうしても一般避難所では避難生活が困難な人のみの受け入れとなることをご理解願います。

避難にあたって

避難所には、「特別な配慮が必要な人」のケア物資や医療用品は備蓄していません。避難にあたっては、飲料水や食料、感染症対策の衛生用品等はもちろんのこと、「特別な配慮が必要な人」のケア用品や医療用品は、必ず持参してください。

また、災害が起きた時にいつでも避難できるよう日頃から備蓄用品の確認をしておきましょう。

分散避難について

福祉避難所ではありますが、「特別な配慮が必要な人」それぞれに必要な物品の備蓄やケアする人員等は十分ではありません。また、多くの人が避難してきますので、新型コロナウイルス感染症に感染するリスクもあります。あらかじめ、安全な場所に住んでいる親戚宅やホテル・旅館等への分散避難の検討を行い、分散避難先を確保しておきましょう。

市内社会福祉法人と福祉避難所設置運営に関する協定締結

令和4年3月28日、大規模災害発生時に、市で開設する福祉避難所や配置人員などの不足に備えて、市内に福祉施設を所有する全ての社会福祉法人(17法人)と福祉避難所設置運営に関する協定を締結しました。

これらの施設への避難については、市から個別に依頼しますので、市民の皆さんが直接法人施設に避難することはできませんので注意してください。

 

協定を締結した社会福祉法人(17法人)

大西福祉会、千寿会、千聖会、睦寿会、さらしなの星、信濃整肢療護園、杏の郷、いなりやま福祉会、有明福祉会、徳応院聖舎、満照寺福祉会、八葉会、しあわせ、博悠会、廣望会、大志会、山栄会

 

この記事に関するお問い合わせ先

福祉課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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