2016年10月のちくまトピックス

更新日:2022年03月31日

10月24日(月曜日) 第20回千曲大菊花展開催

境内で開会式のテープカットをする関係者一同の写真
境内にたくさんの菊の花が展示されている写真

千曲大菊花展の開会式が武水別神社境内で行なわれました。県や市・商工会議所など関係者が出席する中、今年で20回目となる開催を祝いました。境内には約500鉢が整然と並べられ、黄色や白、ピンクなど色鮮やかに咲き誇った菊花が訪れた人の目を楽しませていました。上田市から友人と二人で訪れた女性は「楽しみにしていたので、仕事を休んで来ました。とてもきれいですね」と話し、菊をバックにカメラで撮影する姿が見られました。今年は天候などの影響により例年に比べ10日ほど遅れているということで、来月、11月10日あたりに見頃を迎えるようです。千曲菊花愛好会会長の金子利巳(としみ)さん(八幡)は、「菊は日本を代表する花です。満開になれば苦労を忘れるぐらいきれいな花が咲きます。少しでも多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。大菊花展は11月16日まで開催されています。是非、皆さんも菊花の鑑賞に訪れてみてはいかがでしょうか。

10月23日(日曜日) 古代にタイムスリップ 縄文まつり

パーク内の広場で衣装を着て太鼓などの楽器を叩く人たちの写真
道具を使って火起こし体験をしている子供たちの写真

さらしなの里古代体験パークで「さらしなの里縄文まつり」が行なわれ、大勢の市民の皆さんで賑わいました。更級小学校の児童の皆さんや五加子供太鼓による太鼓の演奏が行なわれ、保護者などが見守る中、堂々とした迫力ある演奏がお祭りをより一層盛り上げていました。会場では、イノシシの焼肉や縄文肉だんご、焼きいも、イワナの塩焼き、縄文薬草茶、キビ甘酒、縄文汁などが振る舞われ、イノシシ焼肉や焼きいもは人気があり、順番を待つ人の列ができていました。また、編み物体験や魚釣り体験、火おこし体験などさまざまな体験を楽しむことができ、親子で仲良くチャレンジするほほえましい姿も見られました。

10月20日(木曜日) 市民と行政が協働でまちづくりを 市協働事業提案制度公開プレゼンを開催

スクリーンに資料を映しながらプレゼンが行われている写真
ホールにたくさんの人が集まり、プレゼンを聞いている写真

市民と行政が協働でまちづくりを行ない社会的課題や地域課題を解決することを目的に、市民活動団体などが事業の提案をするプレゼンテーションが更埴文化会館小ホールで開催されました。この制度は、採択された事業に対して、必要経費の一部を補助し、新しいまちづくりの活動を支援するもので、今年で2年目となります。
この日は、事前審査を通過した8団体が、審査員と一般参加者の前で、企画した事業の内容を発表しました。自由なテーマを設定できる市民テーマ型の事業は、「有機農業の推進」や「セツブンソウの認知・保護活動」など福祉や子育て・まちづくりに関する5つの団体が発表し、市側が設定したテーマ「地域で支えるひとり親家庭サポート事業」は、3団体が発表しました。審査員からは事業の継続性や事業の効果などの質問が出されました。
採択事業は、最終選考会で協議された内容を市長に報告し、3月議会で予算が議決されたあとに決定される予定です。
昨年度は、「あん姫のうたで市民のこころをひとつに事業」など7団体が採択されています。

10月20日(木曜日) 消防団普通積載車配置式

団員たちが見守る中、分団長が配置書を受け取っている写真

臼井団長から配置書を受け取る工藤分団長

駐車場に止まっている普通積載車の写真

更新された羽尾第四区班の普通積載車

更埴庁舎前駐車場で消防団の普通積載車両の配置式が行なわれました。今回配置されたのは、第9分団羽尾第四区班の消防車両です。
平成6年に配置された車両が22年を経過し、市の更新計画に基づき更新されました。岡田市長から臼井団長に配置書が手渡され、臼井団長から第9分団長に配置書が伝達されました。
更級地区を管轄する第9分団の工藤分団長は「地域防災はもちろんですが、新しい車両で気持ちを新たに、有事の際には地域の安心安全のためしっかり活動したい」と話していました。今年度は、もう1台消防車両が更新される予定です。

10月18日(火曜日) 中心市街地の活性化に向けて 「まちづくり懇談会」を開催

会議室の懇談会でスピーチする男性とそれを聞く市民数十名の写真

市では、「中心市街地活性化基本計画」の中間報告と広く市民の皆さんから意見を聞くための懇談会を、市総合観光会館で開催しました(19日は更埴文化会館で開催)。
この計画は、中心市街地の活性化に関する法律に基づき、昨年度から策定に着手しており、これまで「まちづくり」に関心のある市民や商店街などの皆さんとのワークショップ「ちくま未来カフェ」や関係団体へのヒアリング、市民意識調査など実施。現在は7月に設置した中心市街地活性化基本計画策定委員会の専門部会で地域課題や活性化に必要な取組みを協議しています。
市側からは、「商店や飲食店が少ない」「息抜きする場所や交流の場がない」などの意見が多かったことを報告。計画案は、計画対象エリアを「屋代駅周辺」「戸倉上山田」の2地区に設定し、まちづくり強化を図ることを説明しました。これまで出された意見を踏まえて、屋代駅周辺地区のコンセプトを「ライフスタイルに対応した、たまり場・交流の場の創出」「信州ブレイブウォリアーズを活かした地域振興」「歩きを創造するまちづくり」とし、戸倉上山田地区は「温泉街の新しい価値づくり」「温泉街とスポーツの連携」「生活・家族スタイルの支援充実」「まちなかの交通ネットワーク」としました。
懇談会の後半では、意見交換が行なわれ、「回遊性を促進するためタクシーやハイヤーを活用を」「現在の市街地の課題をもっと分析する必要があるのではないか」「空き店舗や空き家などのマップを作成して計画づくりに活用したらどうか」などの意見が出されました。
今後、計画素案の審議やパブリックコメントを行ない、平成29年3月末までの策定を目指していきます。

10月17日(月曜日) 第13回国際フラワーEXPO「IFEXフラワー大賞2016」 切花部門でグランプリを受賞した中曽根健さんが表敬訪問

会議室で対談する男性二人の写真

岡田市長と対談する中曽根さん

展示会のブース前で表彰楯をもつ男性の写真

国際フラワー展で自身が出展したブースで表彰楯をもつ中曽根さん

第13回国際フラワーEXPO IFEX(エキスポアイフェックス)が10月12日~14日、幕張メッセ(千葉市)で行なわれました。この国際フラワー展中のイベントである「IFEXフラワー大賞2016」切花部門で力石の中曽根健(けん)さん(株式会社ナカソネリシアンサス代表取締役)が出品したトルコギキョウ、「コサージュ アンティークピンク」が2年連続、見事グランプリに輝きました。これを受け、同代表が岡田市長を表敬訪問し、受賞を報告しました。
国際フラワーEXPO IFEXは、花に関連する生花店、量販店、生産者など花業界関係者が集まる日本一の花の祭典です。IFEXフラワー大賞とは、生花店、デザイナーが選ぶベストフラワーのことで、今回、約119品種出品された中から8人の花業界専門家による厳正な審査を経て、「切花」「鉢物」「海外生産者」の3部門のグランプリと優秀賞が決定されました。受賞品種は、その後1年間、生花店やホームセンターなどの小売店やフラワースクールで大々的に告知され、大きなPR効果が得られます。審査員の株式会社フラワーオークションジャパン代表取締役社長の藤澤俊三さんによると、「トルコギキョウ『コサージュアン ティークピンク』は、長野県の高冷な産地で生産を行なっているため発色がいい。ニュアンスカラーがアンティークの色合いを増している。花だけでなく、花束を持った人も美しく見せる、映える花だ」と総評。今回の受賞について、中曽根さんは「2年連続はないと思っていましたので、本当、率直にうれしいです。花屋さんが選んでいただいたということで、非常に喜んでおります」と話していました。受賞した花の特徴については、「コサージュシリーズというのは、フリンジの大輪ですが、夏強いということと、非常に日持ちがするので、長く楽しんでいただけます。婚礼や何かにも使っていただける大きな花になってますので、是非、ブーケや何かでどんどん使ってほしいと思います」と今後の期待を話し、また、「海外の花屋さんの店先にうちの花が並んでいるということがあったらいいな」と将来の目標も話していました。中曽根さん、本当におめでとうございます。

10月16日(日曜日) 気分は、荒砥城主!!

城跡前で鎧兜を着た9名の男性が記念撮影する写真
山並みが見える見晴らしの良い場所でお祭りを楽しむ人々の写真

上山田の荒砥城跡で「第20回荒砥城まつり」が行なわれました。天候に恵まれ、多くの市民の皆さんが訪れました。今年も鎧兜を身にまとった甲冑愛好会の皆さんが登場し、会場を盛り上げていました。開会を宣言するのろしがあげられると、冠着太鼓の演奏が始まり、煙が漂う中、力強い太鼓の演奏があたり一帯に響き渡りました。また、上山田神楽保存会のお神楽の舞いや千曲cue’Anz(キューティアンズ)の皆さんによる「あん姫のうた」のダンスが披露されたほか、乗馬体験や弓矢体験では馬にまたがったり、的の中心をめがけて矢を放ったりする子どもたちでにぎわいました。また、子ども向けの鎧兜を試着できるコーナーでは、慣れない鎧を着て、甲冑愛好会の皆さんと記念撮影する姿がありました。地元、上山田温泉の柘植幸太君(5歳)は、今年は鎧兜の試着に初挑戦。「思ったより兜が重い」と感想を話していました。会場では、イノシシの肉が入った戦国汁の振る舞いや焼き鳥、飲み物などの販売もあり、荒砥城から望む景色を楽しみながら、あちらこちらで味わう姿が見られました。

10月15日(土曜日) キャンドルの灯で棚田を照らす

手前にキャンドル、奥に街の夜景が光る夜景の写真
キャンドルが手前に大きく映り、奥に夜の祭りの様子がうつる夜景の写真

棚田の魅力を全国に発信しようと、保全管理を行なっている「姨捨棚田会」が、キャンドルの灯で姨捨の棚田を照らす「キャンドルナイトin姨捨」を開催しました。
日が暮れ辺りが暗くなってくると、田の畦に置かれたキャンドルが、稲刈りやはぜかけ作業を終えた棚田を幻想的に照らしていました。キャンドルはキャンドルアーティストの鍋山純男さんが手がけたもので、大きなものは高さが80センチメートル直径15センチメートルほどになり、大小300本ほどが並びました。姨捨棚田会代表の割田俊明さんは「姨捨の棚田の夜景を皆さんに知ってもらいたい」と話していました。
夫婦で写真が趣味という森田剛弘さん(松本市)は「キャンドルの灯に照らされた棚田と、善光寺平の夜景の組み合わせは最高ですね」と話してくれました。
今回のイベントは、県の「地域発 元気づくり支援金」を活用し、キャンドル点灯のほかワークショップやコンサートなども行ないました。

10月10日(月曜日・祝日) 秋風感じランナー快走

マラソンを走る小学生の数十名の写真
マラソンを走る青年の部の選手の写真
駅伝を走る小学生の男の子が小学生の女の子の選手にタスキを渡す瞬間の写真

千曲橋緑地グラウンドでおばすてマラソン大会・千曲川駅伝競走大会が行なわれ、心地よい秋風がそよぐ中、約360人のランナーが汗を流しました。
おばすてマラソン大会は小学5年生以上の男女が競技区分ごと2キロメートルから10キロメートルまでの距離を走りました。昨年から始まった「わくわくタイムランニング」は1.5キロメートルの距離を走り、事前に申告したタイムと当日計測したタイム差を競いました。家族での参加が多く、最後は全員が手をつないで笑顔で一緒にゴールする姿が見られました。
一般女子の部(3キロメートル)で1位になった飯山高校1年生の仲條夏葵さんは、今回がはじめての参加で「今日は涼しくて走るにはとてもいい日でした」と話してくれました。また、小学5年男子の部(2キロメートル)で1位になった菅原羽琉(はる)くんは「途中でお腹が痛くなって心配だったけど、最後まであきらめずに走ることができた」と笑顔で話してくれました。
このほか、千曲川駅伝競走大会も行なわれ、保護者や一緒に走る仲間の応援を背に、1.5キロメートルの6区間をタスキをつないで疾走する姿が見られました。

10月5日(水曜日) 地域を元気に!プロバスケ選手があいさつ運動

保育園の前でプロバスケットボール選手とハイタッチする園児の写真
プロバスケットボール選手とハイタッチしようとしている園児と選手の写真

屋代保育園で信州ブレイブウォリアーズの選手が地域の人たちと交流を深めようとあいさつ運動を行ないました。
保育園の門の前で齊藤洋介選手と和田保彦選手は登園する園児と保護者に「おはようございます」とあいさつ。園児たちも大柄な選手たちに驚きながらも笑顔であいさつしたりハイタッチしたりしていました。「試合も見に来てね」と呼びかけると、園児も「頑張ってください」と答えていました。
齊藤選手は「あいさつを通じて、地域が元気になってくれたらと思います。市民の皆さんにも私たちのことを知ってもらって、試合を見にきてほしいです」と話してくれました。
今後は、市内保育園、小・中・高校などでもあいさつ運動を行なう予定です。

10月4日(火曜日) 消防団軽積載車配置式

庁舎前にとまる消防者の前で記念写真を撮る団員達の写真

第3分団

集合写真をとる消防団員数名とその後ろに少し映る消防車の写真

第7分団

更埴庁舎集団指導室で消防団の軽積載車の配置式が行なわれました。今回更新された車両は、第3分団竹尾地区(倉科)と第7分団志川班、峯班、代班(八幡)の4台です。
いずれも、平成6年に配置された軽積載車が今年で22年目を迎え、市の更新計画に基づき配置されたものです。
岡田市長から配置書が臼井団長に手渡され、臼井団長から各分団長へ伝達されました。岡田市長は「災害はいつどこで発生するか分かりません。消防団の皆さんには火災だけでなく水害・台風などさまざまな災害に対応できるようにお願いしたい」とあいさつし、臼井団長は「団員全員が新しい車両の取扱いに熟知されるようお願いしたい。また、万が一のときには地域住民の安心安全のため、生命財産を守ってほしい」と団員に訓示しました。
配置式終了後、真新しい車両を前に、納入業者から車両の取扱い説明について真剣に聞く消防団員の皆さんの姿が見られました。

10月3日(月曜日) 埴生小6年生が千曲市の未来について考える

教室で語り合う先生と生徒達
黒板に映る資料を見ながら教室で語り合う先生と生徒の写真

埴生小学校6年1組の児童29人が千曲市の未来についてグループで話し合った内容を発表しました。
9月から国語の授業の一環で児童たちは、未来の千曲市がどうなってほしいか6つのテーマにまとめ、実現に向けた取組みをグループに分かれて考えてきました。
「住みやすく安全なまち」をテーマにした佐藤由和(ゆいと)くんと鎌田睦輝(むつき)くんたち3人のグループは、商店街がにぎわいがないことに注目し、商店街をPRできるような動画やコマーシャルを作ることなどを提案。この日は、市都市計画課の職員も参加し、職員からは「小学生の目線で動画を作ってみると、大人たちと違ったおもしろいものができるかも。自分たちが何をできるのか考えてみよう」とアドバイスしました。
このほか「歴史文化財を大切にする」「きれいな風景を残す」「外国の人など色々な人が来ても困らない施設」「自然を大切にする千曲市」「温暖化防止」のテーマが設定され、具体的な取組みを発表しました。
今回出た意見やアドバイスをもとに各グループでプランをまとめ上げ、地域の方や保護者の前で発表する予定です。

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