2016年3月のちくまトピックス

更新日:2022年03月31日

3月27日(日曜日) 男女共同参画社会づくり講演会

演壇でにこやかに話す小宮山さんの写真

ジャーナリストで元厚生労働大臣の小宮山洋子さんの講演会を更埴文化会館で開催し、約150人が参加しました。「女と男 豊かな生き方」と題した約90分の講演では、厚生労働大臣として男女共同参画に関わっていた頃のお話や、世界各国との比較や具体例を挙げながら解説しました。
小宮山さんは今の超少子高齢化の社会の中で生産年齢人口が減っていることに触れ、「女性の活躍」の必要性を訴えました。特に政治への参加・職場の進出が諸外国に比べると、かなり遅れていると指摘しました。また、「現在は男女ともに平等だと思うか」との小宮山さんの質問に、会場は「完全とは言えないが、かなり平等にはなっている」と「まだまだ平等ではない」が約半分ずつの割合で手を挙げていました。

3月26日(土曜日) 千曲市春まつり 味噌蔵・酒蔵祭

生成り色をした酒粕をビニール袋に詰めている参加者たちの写真

酒粕詰め放題

机に酒の銘柄と酒瓶が置かれ、試飲ができるコーナーの写真

 たくさんの銘柄が並ぶ試飲コーナー

樽に山盛りになった味噌を参加者が掬い取っている写真

味噌のすくい取り

鍋から湯気が立ちのぼる中、味噌汁をプラスチックの容器に注ぎ入れてふるまっている女性の写真

 味噌汁の振る舞い

八幡の長野銘醸株式会社と羽尾の高村商店で「千曲市春まつり」が行なわれました。天気に恵まれたこの日は、大勢の人が市内外から訪れていました。長野銘醸株式会社では、酒蔵見学や甘酒の振る舞い、酒粕詰め放題、生原酒の試飲、蔵開き限定酒の試飲・販売がありました。酒粕詰め放題は、大変好評で多くの人々が酒粕のいい香りがする蔵の中で、ビニール袋の中に、酒粕をたくさん詰め込んでいました。お酒の試飲会場では、十数種類のお酒の中から、1銘柄ごと香りや味を比べながらお酒を楽しんでいる人の姿が見られました。長野市から訪れた男性は「とってもおいしいです。」とほろ酔い気分で話していました。昨年に引き続き、会場では「さらしな棚田バンド」の生演奏があり、訪れていた皆さんはお酒を片手に演奏を楽しんでいました。羽尾の高村商店では、焼きおにぎりや味噌、野菜、醤油の販売があり、味噌汁の振る舞いは、熱くておいしいと大変好評でした。店内では「味噌のすくい取り」が行なわれ、店中を覆い尽くすほどの老若男女大勢の人達の長い列が出来ていました。やっと順番を呼ばれると、片手にビニール手袋をはめ、多くの味噌をかき集めボールに移していました。多くすくった人は、一人で約6キロ近くの味噌をボールに入れている人もいたようです。近所に住む羽尾の女性は「毎年来ています。ここの味噌はおいしいんだよね。味噌汁にもいいし、料理なら何でも使えるんです」と嬉しそうに話していました。

3月25日(金曜日) 岩手県山田町へ市職員を派遣

市長と向かい合って背筋を伸ばして立っている男性職員の写真

4月1日から東日本大震災被災地の岩手県山田町へ派遣する職員に対し岡田市長が辞令を交付しました。派遣期間は来年3月末までの1年間で、復旧作業や新規建設にともなう用地買収業務に従事します。
山田町とは旧上山田町と姉妹都市を締結していた関係で、震災が発生した平成23年から現在まで15名の職員を派遣しています。

3月25日(金曜日) 「2016ミス・ユニバース」日本代表に出場した千曲市出身の二人が市長に結果を報告

市長とミス・ユニバースのみなさんが椅子に座ってお話している写真
市長と轟さん、中沢さんが笑顔で並んでいる写真

向かって左側が轟瑞枝さん。右側が、中沢あゆみさん

世界一の美女を決めるコンテスト「2016ミス・ユニバース」日本代表の最終選考会が3月1日、東京のホテル椿山荘東京(東京都文京区)で行なわれ、千曲市出身の轟瑞枝さん(稲荷山)と中沢あゆみさん(杭瀬下)が岡田市長に出場報告をしました。長野県代表として出場した轟さんと富山県代表として出場した中沢さんは、全国の都道府県から選出されたファイナリスト46人で競ったダンス審査において、見事トップ16入りを果たしました。轟さんは「楽しめた結果が、16位だったので私にとってはすごく自信にもなれました。ウォーキングとか教えていただいた先生方も大会を見に来てくださってて、その方々にウォーキングを披露できたり、楽しんでいる姿を見ていただけたことが本当に幸せでした。」また、中沢さんは「この大会に参加して、自分に本当に自信がついたことと外見はもちろん、内面のことも勉強しつつ自信が付き、本当に成長することができました。これからは、長野県や千曲市のために、PR活動をしていきたい。」と話してくれました。

3月24日(木曜日) 新第1学校給食センターが完成

駐車場にトラックが止まっている大きな給食センターの写真
給食が作られている様子をガラス窓越しに見学する市長らの写真

平成26年9月から稲荷山で建設を進めていた新第1学校給食センターが完成。同給食センターで竣工式が行なわれ、岡田市長や関係者ら約40人が出席し完成を祝いました。

同センターは鉄骨造り2階建て延べ約2365平方メートル。4月6日から更埴地区の5小学校(東・屋代・埴生・治田・八幡)と3中学校(屋代・埴生・更埴西)に約3400食を提供します。旧給食センターは44年前の昭和46年に建設され老朽化が進んでいましたが、新しい給食センターではアレルギーに対応した専用調理室や放射能測定室、調理の様子を見たり体験できる見学通路や調理実習室などを設けています。事業費は19億4700万円。
式典の後、見学通路から調理室を見学し、実際に調理された給食を試食しました。

3月23日(水曜日) 千曲ボーイズ 長野県代表 春季全国大会へ

笑顔でガッツポーズをして記念撮影をする千曲ボーイズのみなさんの写真
椅子に座って市長のお話を聞いている千曲ボーイズのみなさんの写真

中学生硬式野球チーム「千曲ボーイズ」が昨年10月に行なわれた日本少年野球春季大会長野県支部予選で優勝し、3月26日から関東地区で行なわれる日本少年野球春季大会出場を岡田市長に報告しました。予選では、松本ボーイズに6-5、諏訪ボーイズに7-4、決勝の長野ボーイズ戦では10-3で勝利し、初の春季全国大会の出場を決めました。
選手は千曲市のほかに、長野市、上田市、坂城町の中学1・2年生の合計21人が在籍しています。
この日は選手11人が訪れ、岡田市長は「長野県代表として頑張ってきて」とエールをおくりました。

  • 埴生中2年生 田中翔斗選手(サード・ピッチャー)
    「チームで力を入れている機動力を活かして、全国で相手を圧倒したい」
  • 戸倉上山田中2年生 塚田親悟選手(外野)
    「全国に行けるのは、保護者・関係者の方のおかげ。監督さん・仲間を信じてプレーしたい」
  • 戸倉上山田中1年生 合津京佑選手(サード・ショート・セカンド・ファースト)
    「新チームでは走塁・機動力を中心に練習してきた。全国でも機動力を活かして暴れてきたい」
  • 屋代中1年生 吉田蓮選手(外野)
    「全国の舞台でどこまで通用するのかを試したい。目標のベスト8に向けて頑張りたい」

3月23日(水曜日) 市と更埴ライオンズクラブ・戸倉上山田ライオンズクラブの連携協定

協定書をカメラのほうへ見せながら立つ市長とライオンズクラブのみなさんの写真

市は、市民が安全安心な生活を送ることができるようにと、更埴ライオンズクラブ・戸倉上山田ライオンズクラブと連携協定を結びました。
この協定は、地域社会発展のために児童・青少年の健全育成、高齢者・障害者支援、環境保全、災害支援など7項目の分野に関連した内容を、協働で事業を進めていくことを取り決めたものです。ライオンズクラブが提案した内容について、市が情報の提供や各関係団体とのコーディネートを行なうなど、両者が連携・調整しながら事業を進めていきます。この日は、岡田市長、地区名誉顧問の佐藤義雄さん、更埴ライオンズクラブの塚原昌男会長、戸倉上山田ライオンズクラブの岩井正武会長が連携協定書に署名・押印しました。
岡田市長は「協力し合いながら地域づくりを進め、地域を元気にしていきたい」とあいさつし、佐藤さんは「両クラブは、これからも一生懸命に奉仕活動を務め、地域社会発展のために全力を挙げて協力していきたい」と話しました。
県内では、既に約9割の市町村で同様の協定を結んでいます。

3月23日(水曜日) 消防ポンプ車、軽積載車、小型動力ポンプ(可搬ポンプ)配置式

消防車の前にしゃがんで記念撮影をする市長と団員らの写真
赤い小型ポンプと市長、団員らが並んで記念撮影をしている写真

消防団の車両や動力ポンプの配置式が行なわれ、岡田市長から坂口団長に配置書が交付されました。今回更新されたのは、第9分団更級自動車班の消防ポンプ自動車と第2分団土口班、第4分団寂蒔班の軽積載車、第8分団戸倉温泉班の小型動力ポンプです。第4分団長の市川隆一さんは、「大事に車両を扱って広報活動を続ける中で、地域の皆さんにも消防意識を高めていただければうれしいです」、第8分団長の青木一路(ひろ)さんは、「新しいポンプで予防消防に努めていきたい」と話していました。

3月18日(金曜日) スポーツと芸術のコラボ企画 地元商店街活性化へ

商店街の通り道、臼井さんのデザインした壁紙が掲示されている写真
臼井さんがデザインしたフラッグを商店街に設置している人たちの写真

千曲商工会議所が、地元商店街とチームを盛り上げようと「信州千曲市スポーツタウン実現構想プロジェクト」として企画したもので、ブレイブウォリアーズをイメージした絵のデザインを越さんに依頼しました。このデザインを基に臼井さんが、フラッグ・トートバック・ポスターを製作しました。
この日は、ウォリアーズの上田貴浩選手、花野文昭選手も参加し、約5メートル×3メートルのビックフラッグを屋代駅に掲示したあと、商店街とブースターの皆さんも一緒に約100枚の街頭フラッグを商店街に飾りました。
製作されたトートバックは、参加店で1回1000円以上の買い物で抽選券がもらえ、当たりが出たらプレゼントされます。期間は4月30日までですが、商品がなくなり次第終了します。

3月14日(月曜日) 災害用マンホールトイレ見学会

緑色の簡易テントで覆われた災害用トイレの写真
男性スタッフたちが災害用トイレを組み立てている写真

避難所開設時から使用ができる災害用マンホールトイレのお披露目が屋代小学校で行なわれました。
このマンホールトイレは同小学校のグラウンドにある専用のマンホールに組立式のトイレ本体を設置し、その周りをテントで囲み個室として使用します。洋式トイレが4基、和式トイレが1基の合計5基あり、管内にプールの水を汲み上げて溜めることで、1日に500人が使用可能です。
この日参加した地元区長や消防団などの関係者たちは利用方法などを熱心に聞いていました。
現在、市内小学校5か所にマンホールトイレを設置済。平成28年度以降はさらに4か所設置する予定です。

3月13日(日曜日) 第2回千曲川ハーフマラソン

ランナーたちが一斉にスタートを切った瞬間の写真
川沿いの道を走るランナーたちの写真

3月13日に千曲川ハーフマラソンが開催され、約2500人のランナーは、白鳥園を発着点とする千曲川の右岸から左岸21.095キロメートルのコースを駆け抜けました。堤防道路には参加者の家族や地元住民が、手を振ったり声援を送ったりしてランナーを応援していました。
小野俊之さん(坂城町)は「初めての参加でしたが、コースが平坦で走りやすかった」と話していました。総合1位(1時間8分18秒)でゴールしたゲストランナーの利根川裕雄さん(千曲市)は「昨年は2位だったので、今年はとにかく勝ちにいきました。昨年のリベンジが果たせて良かったです」と笑顔を見せていました。

3月10日(木曜日) 長野大学の学生と稲荷山蔵の会がおやきのメニュー考案

割烹着を着てマスクをつけ、おやきの調理をしている人達の写真
出来上がったおやきを美味しそうに食べている学生と稲荷山蔵の会のみなさんの写真

長野大学環境ツーリズム学部2年生5人が「まちづくり」がテーマであるゼミの一環として、NPO法人稲荷山蔵の会のメンバーと手作りおやきの勉強会を稲荷山公民館で開きました。メニューは2月に学生が自分たちが食べてみたい・売れると思うものなどアイデアを出し合ったものの中から、「焼きそば」「大根味噌」「あんず」「すき焼き」の4つの具材をおやきに入れて試作。
学生からは「焼きそばの味付けはもう少し濃くしてもよかった」「すき焼きには野菜を多く入れたほうがおいしい」、蔵の会メンバーからも「大根はお年寄りにはもっと柔らかくしないと食べにくい」と意見が出ました。今回出された意見を踏まえ、考案したおやきを4月17日(日曜日)に田中園茶店(稲荷山)で10時から販売する予定です。
今回の交流を通して、ゼミの松下重雄准教授は「学生が地域の人たちが一緒になって、まちづくりで何ができるかを考えてほしい」と話していました。

3月10日(木曜日) 英語であそぼうハッピーイースター

天井からつるされたポンポン飾りと両手を挙げて踊りを踊る親子たちの写真
大人が手でアーチを作り、その下を子供たちがくぐり抜けている写真

更埴子育て支援センターでハッピーイースターが開催され、親子33組が参加しました。イースターとは主に欧米などでイエス・キリストの復活を祝うお祭りですが、日本では主に子どもたちが遊ぶイベントとして行なわれています。
子どもたちは、職員が手作りしたイースターエッグのペンダントを首にかけ、英語の曲に合わせてミニゲームをするなど親子で楽しんでいました。

3月7日(月曜日) 稲荷山養護学校で模擬選挙

スクリーンに資料を映して模擬選挙が行われている写真
投票箱に折りたたんだ投票用紙を入れている生徒の写真

稲荷山養護学校の高等部総合コース3年生24人が、授業で模擬投票を体験しました。
公職選挙法の改正により、今夏の参議院選挙から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのを前に、同校と県・市の選挙管理委員会が実施しました。クイズ形式で選挙の仕組みの説明を受けた生徒たちは「投票数が同じだった場合は、くじ引きで決める」といった選挙豆知識に驚きの声を上げていました。先生たちによる「未来の長野県知事候補者」への応援演説を聞いた後、実際の選挙で使う記載台や投票箱を使い、本番さながらに投票を行ないました。
田村充さん(18歳)は「18歳から選挙できることはテレビを見て知っていた。選挙があれば投票に行きたい」と話していました。

3月4日(金曜日) 信州大学の学生が「ちび軍手ィ」を寄贈

ちび軍転をカメラのほうへ向けて立つ菅さん、教育長、吉村さんの写真

左から代表の菅さん、吉川教育長、吉村さん

様々な柄、カラーがあるちび軍手ィの写真

かわいいデザインが目を引く「ちび軍手ィ」

信州大学繊維学部のメンバー26人で構成される「ハナサカ軍手ィプロジェクト」代表の菅駿一さんと営業担当の吉村貫生さんが吉川教育長を訪れ、市内の小学校1年生に子ども用の軍手「ちび軍手ィ」427組を寄贈しました。
全部で6種類ある「ちび軍手ィ」はカラフルなデザインで、キャラクターの「ぐんちぃ」のデザインが一番人気。このプロジェクトは、学生の力で地域を盛り上げようと、まち全体が寂しく感じる冬にカラフルな軍手ィを使ってもらうことで地域を元気にしたいと始まり、今年で7年続いています。販売用の「軍手ィ」の売上を「ちび軍手ィ」の費用に充て、今年度だけで県内10地域に9,500組を寄贈しました。
菅さんは「軍手ィが長野の土地に根付いてほしい。また、子どもたちが外で元気に遊んでもらえるよう寄付を続けていきたい」と話していました。

3月2日(水曜日) 市内の牛乳・乳製品販売店が農林水産省生産局長賞を受賞

賞状と一緒に記念撮影をしている副市長と小林さんの写真
ミルクのパッケージデザインがプリントされた紙を手に放す小林さんの写真

牛乳・乳製品販売店「ミルクマーケット(戸倉)」が、今年2月に牛乳販売店の業界団体である「全国牛乳流通改善協会」主催の事例発表会で農林水産省生産局長賞(優秀賞)を受賞しました。
同店は、配達時の子ども防犯パトロール・AEDの設置・エコキャップ運動など地域社会に貢献しようと活動しています。中でも、高齢者の安否を確認する取り組みでは、週2回の商品配達時に前回届けた商品が配達箱に残っていた場合にその場で声かけをして、安否確認ができなければ事前に登録された緊急連絡先に電話をします。約1700軒ある配達先の中で、高齢者世帯の約100軒が利用しています。
この日、山本副市長に受賞を報告した同社社長の小林直彦さんは「今後は子どもたちに牛乳をテーマにした食育活動も実施したい」と話していました。

3月1日(火曜日) 全国消防団員意見発表会に市消防団の磯野さんが出場

市長と消防団の皆さんが壁際に並んで記念撮影をしている写真

左から宮坂分団長、坂口団長、磯野さん、岡田市長、山本副市長

市消防団第3分団(森・倉科)の磯野あゆみさんが、消防庁主催の「平成27年度全国消防団員意見発表会」に出場することが決定し、岡田市長を表敬訪問しました。
意見発表会は今月6日に東京都で開催され、全国から11人が出場します。
昨年11月に塩尻市で開催された「第7回長野県長野県女性消防団員意見発表会」に北信ブロック代表として出場し、本大会に推薦されました。
磯野さんは市消防団の中で災害などに出動する全12分団の中で唯一の女性団員です。
岡田市長は「千曲市代表として頑張ってきて」と激励しました。

(注意)市報千曲3月号の裏表紙で磯野さんを紹介しています。

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