2019年3月のちくまトピックス

更新日:2022年03月31日

3月31日(日曜日) 地域防災の決意新たに、消防団任命式

演壇で向かい合って挨拶を読み上げる原さんの写真
会場に集まった団員らが静かに挨拶を聞いている写真

 平成31年度千曲市消防団・婦人消防隊任命式が更埴庁舎で行なわれ、武井郁郎団長から正副分団長や新入団員、婦人消防隊部長の代表に辞令が手渡されました。
 新入団員36人を代表し、第3分団に入団した原圭佑さん(倉科)は「条例・規律を遵守し、良心に従って、忠実に消防の業務を遂行します」と宣誓しました。岡田市長は「消防団は共助の柱です。千曲市が災害に強い安全なまちであり続けるために、そして市民の幸せのために消防・防災活動にご尽力いただきたい」と挨拶。武井団長は「お互いに思いやりを持ち、力を合わせ地域の安心・安全の実現に向けて前に進んでいきましょう」と訓示を述べました。
 消防団は、住民の生命、身体、財産を災害から守り、災害の被害を軽減することを任務とし、婦人消防隊は災害時に応急手当や炊き出しなどの後方支援を行ないます。平成31年度の千曲市消防団員は786人、婦人消防隊員は413人です。

3月24日(日曜日) 地域発信型映画「透子のセカイ」試写会、エキストラ出演者らが完成を祝う

試写会に集まった人たちが着席してスクリーンのほうを向いている写真
トークショーを行う役者のみなさんの写真

 千曲市を主な舞台として撮影された地域発信型映画「透子のセカイ」の試写会とトークショーが、戸倉創造館で開かれました。エキストラで出演した市民ら約70人が集まり、映画の上映が終わると拍手で作品の完成を祝いました。地域発信型映画は、地元への熱い想いを映画を通して実現させる、よしもとクリエイティブ・エージェンシーのプロジェクトです。昨年の12月に姨捨の棚田や戸倉上山田温泉、武水別神社でロケが行なわれました。
 上映後、プロデューサーの源田泰章さんと映画に出演している長野県住みます芸人「こてつ」のお二人、岡田市長がステージに登壇。源田さんは「海外の方にも見ていただくために、戸倉上山田温泉のレトロな風景を生かして、日本版のファンタジックな作品にしようと提案しました」と明かしました。主人公の少女時代を演じた、平野真理恵さん(11歳・長野市)は「自分がいつ出てくるかドキドキしました」と話しました。
 映画は、70分ほどのミュージカル要素があるファンタジー映画。巫女として働く主人公「透子」は、村の祭りが古い言い伝えのせいで中止になることを知ります。反対を押し切って準備を進める中で、湖で不思議な少女と出会い、事態は思わぬ方向に向かっていく粗筋。沖縄国際映画祭(4月18日~21日)で上映され、その後全国公開が予定されています。

3月20日(水曜日) ちくまハーコット推進協議会設立、ブランドあんず「杏月(きょうづき)」の青果基準を承認

机を四角に並べて向かい合い、会議を行う関係者一同の写真

 千曲市産あんずのブランド化を推進し、あんずの生産・販売振興を図ることを目的とした「ちくまハーコット推進協議会」の設立総会が圓山荘で開かれました。あんずは、観光や歴史・文化的にも市のシンボルである一方、生産者の高齢化や担い手不足などの課題を抱えています。市はあんずの産地活性化に向け、高品質で安定したあんずの栽培を目指して、同協議会を立ち上げました。
 岡田市長は、あんずの産地として維持することが年々難しくなっている実情を踏まえ、「技術対策や販売対策を行ない、あんず全体のイメージアップを図っていき、日本一のあんずの里を守っていきたい」とあいさつしました。
 総会では、ちくまハーコット推進協議会の規則や生食用あんずプレミアムハーコットの青果基準、平成31年度の事業計画や予算が承認されました。プレミアムハーコットの名称は「杏月(きょうづき)」で、糖度12度以上、重量120グラム以上などが品質基準です。本格的な販売は平成32年度(2020年度)で、今年は銀座NAGANO(東京都)で市販される予定です。

3月20日(水曜日) 全国体操小学生大会出場選手が市長表敬訪問

市長と小椋くんが笑顔で記念撮影をしている写真
市長と小出くんが椅子に座ってお話している写真

 東小学校4年生の小椋駿君(土口)が更埴庁舎を訪れ、第19回全国体操小学生大会に出場することを岡田市長に報告しました。同大会は3月26日から28日までの3日間、茨城県の大洗町総合運動公園体育館を会場に行なわれ、小椋君は床運動、円馬、跳馬、鉄棒の4種目で競う個人総合に出場します。
 岡田市長は「みんなが応援しています。自信を持って頑張ってきてください」と激励しました。小椋君は「金賞を取れるように全力で頑張りたい」と大会への意気込みを話しました。

3月19日(火曜日) 映画「4月の君、スピカ。」公開記念、しなの鉄道「君スピ号」お披露目式

ラッピング電車の前に立ち、市長と主演のおふたりが記念撮影をしている写真
お披露目のテープカットを行う主演のお二人、市長、玉木社長の写真

 映画「4月の君、スピカ。」が4月5日に全国公開されることを記念して、戸倉駅で同映画をイメージしたラッピング列車「君スピ号」のお披露目式が行なわれました。式典には、この映画のW主演を務めた女優の福原遥さんとダンス&ボーカルグループ「EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE」の佐藤大樹さんが出席。二人は、しなの鉄道株式会社の玉木淳代表取締役社長、岡田昭雄市長と一緒にテープカットを行ない、映画をPRしました。
 君スピ号は、車体や車内に映画タイトルと公開日、出演者の写真がラッピングされています。列車は3月24日から5月8日まで、軽井沢駅(軽井沢町)-妙高高原駅(新潟県妙高市)間を往復。4月6日には、戸倉駅-軽井沢駅間を1往復する特別列車として運行し、乗車した人には記念乗車券がプレゼントされる予定です。
 玉木社長は「ラッピング列車と映画をきっかけに多くの方が、千曲市と鉄道の沿線に訪れていただけたら、うれしいです」とあいさつ。福原さんは「ラッピングされた君スピ号など、映画が公開されることを盛り上げていただきありがとうございます」。佐藤さんは「君スピ号は、映画の世界観を崩すことなく表現されていることに感動しています。千曲市といえば君スピ号と話題になるように盛り上げていきたいです」と話しました。
 「4月の君、スピカ。」は、小学館「Sho-Comi」にて連載され、昨年、千曲市を舞台に撮影されました。長野千石劇場(長野市)やイオンシネマ松本(松本市)などで公開されます。

3月19日(火曜日) 日本自動車連盟と観光振興の協定を締結

協定書を手にカメラのほうを向く市長と福田所長の写真

 市は、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)長野支部と観光協定を結びました。本協定は、全国約1900万人のJAF会員向けの会報誌やwebサイトに自治体のイベントやおすすめのドライブ情報を発信し、観光振興を図るために締結され、千曲市は県内で10番目になります。
 更埴庁舎で行なわれた締結式で、岡田昭雄市長と日本自動車連盟長野支部の福田靖事務所長が協定書に署名しました。岡田市長は「あんず、姨捨の棚田など四季折々の情報を発信して多くの人に訪れてもらいたい」とあいさつ。福田事務所長は「千曲市のイベントや魅力を発信してアピールしていきたい」と述べました。

3月19日(火曜日) 長野高専の学生が「荏沢川(いざわがわ)石堰堤」測量報告書を作成、市に寄贈

宮ノ内さん、宮島さん、山崎さんが椅子に座って資料を手に話している写真

左から宮之内さん、宮島さん、山崎さん

市長と代表の学生三名が並んで記念撮影をしている写真

 長野高専(長野市)環境都市工学科3年生41人が、登録有形文化財「荏沢川(いざわがわ)石堰堤」を測量・調査し、その成果をまとめた報告書を市に寄贈しました。同校生徒の山崎萌々子さん(長野市)と宮島俊介さん(坂城町)、宮之内健斗(たけと)さん(長野市)らが更埴庁舎を訪れ、岡田市長に報告書を手渡しました。
 調査は昨年11月に、現場測量授業として実施。学生に土木施設などの整備における測量調査の重要性と歴史を学んでもらうことが狙いで、土木・環境しなの技術支援センターなどの技術者が現場で直接、学生に技術指導しました。
 この日、生徒3人は岡田市長に報告書の内容を説明しました。石堰堤の形状やその周辺の地形を把握する「平板測量」、石堰堤・河道の高低差を把握する「縦断測量」などで調査を行なったことを報告。公開されている荏沢川の土砂災害流入範囲マップを活用し、同川下流域における被害想定と被害額をシュミレーションした結果も紹介しました。
 岡田市長は「今回の報告書は、とても大きな成果です。川の管理を県と協力し、災害に備えるためにも研究していきたい」と話しました。山崎さんは「石堰堤が、自分たちの暮らしを守ってくれていることで、豊かな生活を送れていることが分かってもらえたら、うれしいです」と話しました。

3月13日(水曜日) 圧縮空気泡消火装置を備える消防ポンプ自動車が戸倉上山田消防署に配備

ピカピカの消防車の近くに立っている市長の写真
消防車の側面からホースが伸びている写真

 千曲坂城消防本部は新型の災害対応特殊水槽付ポンプ車1台を導入し、戸倉上山田消防署に配備しました。新車両は、全長約7.5メートル、幅約2.3メートル、高さ3メートルで1500リットルの水槽を装備。震災などで水利が確保できない場合でも、少量の水で高い消火性能を有するCAFS(圧縮空気泡消火装置)も備えています。
 千曲坂城消防本部で開かれた運用開始式で、岡田昭雄管理者は「どこで災害が起きるか分かりません。新たなポンプ車で市民の安心安全を守ってください」とあいさつしました。
 その後、屋内訓練所でCAFS(圧縮空気泡消火装置)によるデモ放水が実施されました。

3月11日(月曜日) 「希望(のぞみ)橋」の架設現場を更埴西中学生らが見学

橋を重機で釣り上げながら工事が進められている現場の写真
傘を差しながら架設現場の様子を見学する学生らの写真

 更埴西中学校南側の佐野川に架かる「希望(のぞみ)橋」の架設工事の見学会が開かれ、同校の生徒や地域住民ら約350人が迫力ある工事現場を見学しました。この橋は、通学路の安全確保や地域住民の利便性の向上を図るため、昨年11月から工事を開始。5月末頃に完成予定で、長さ28m、幅員3.0mの自転車・歩行者専用橋として、整備されます。
 見学会は市が企画し、同日午前中、学年別に分かれて行なわれました。大型クレーン車がひとつ約4.5トンの橋の主桁をつり上げ、佐野川右岸側(八幡側)から橋を架けていきました。
 橋の名前は、更埴西中学校の生徒の皆さんが考えた候補の中から地域の関係者と一緒に名付けたもので、選ばれた名前は、2年生の小松晴香さん(八幡)の「希望(のぞみ)橋」と決まりました。小松さんは「自分たちの要望で橋ができることに感謝しています」と話しました。同じく同校2年生の山崎あかりさん(稲荷山)は「橋が架かるまで、色々な人たちが関わっていることがわかりました」、柳原麗奈さん(八幡)は「橋が完成するのが楽しみです」と笑みを見せました。

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