2023年2月のちくまトピックス

更新日:2024年01月30日

2月25日(土曜日)戸倉上山田ロータリークラブが市に寄付金

小島実行委員長から目録を受け取る小川市長
寄付金の目録を掲げる小川市長

国際ロータリー第2600地区北信第一グループのインターシティ・ミーティング&会員セミナーが上山田文化会館で開催され、これに合わせて、ホストクラブである戸倉上山田ロータリークラブから市に20万円が寄付されました。
セミナーでは、大会の実行委員長を務めた戸倉上山田ロータリークラブの小島繁男さんから、青少年の健全育成などを目的とした寄付金の目録が小川修一市長へ手渡され、小川市長は「青少年の健全育成や地域の人材育成に活用させていただきます」とお礼を述べました。

2月15日(水曜日)屋代中学校で防災ワークショップを開催

事前アンケートの集計結果を聞く屋代中学校の生徒
防災についてワークショップをする屋代中学校の生徒

市は、屋代中学校で防災ワークショップを開催しました。
今年1月11日から27日にかけて、市民の声を集める住民参加型システム「ポリネコ!CHIKUMA」を活用し、屋代中学校と埴生中学校の2年生を対象に事前アンケートを実施。市危機管理防災課の職員が講師となり、事前アンケートの結果に基づき、設問に対する考え方などをクラスごとに解説や補足説明を行ないました。
「避難所に600人が避難しています。避難所に届いたおにぎりは400人分ですが配るべきと思いますか」という設問について、生徒たちに意見を発表してもらったり、ハザードマップで中学校や自分の家周辺の予測水位などを確認したりしながら、千曲市の防災力を高めるためにはどのようにしたらよいかを話し合いました。
2年4組の小宮山陽菜乃さんは「いろいろな考え方があることを知りました。今日をきっかけに家族や周りの人たちと、いざという時のために日頃から防災について話し合いたいです」と感想を述べました。

2月5日(日曜日) 「戸倉上山田温泉 de ワインフェスタ」が開催されました

あいさつする小川市長
ワインを楽しむ人々
ワイン講座

戸倉上山田温泉ホテル圓山荘で、千曲川ワインバレーのワインを楽しむイベント「戸倉上山田温泉 de ワインフェスタ」が開催され、ワイナリー(ワイン醸造所)やヴィンヤード(ワインぶどう生産所・ワイン委託醸造)16軒のほか、ブルワリー(ビール醸造所)1軒、食事・デザート店3軒などが出店しました。
参加者は入口で受け取ったワイングラスを片手に、各ブースを周りながら、店ごとに異なるワインや食事などを楽しみました。
開会にあたり、千曲川ワインバレー特区連絡協議会の会長を務める小川修一市長は「千曲市では、千曲川ワインバレー特区の認定と時期を同じくして、市内のワインブドウ生産者、酒販店、ワイン愛好家などが集まり、「ワインぶどう研究会」が発足し、昨年(2022年)8月には市内初のワイナリーが誕生するに至りました。本日はその市内ワイナリーを含む市内のワインも販売および無料試飲していますので、ご賞味ください」とあいさつしました。
また、ワインフェスタ開始前には、NAGANO WINE応援団代表ソムリエの花岡純也さんによる信州産ワインの特徴やワインツーリズムなどについての地元事業者向けの講座も開催されました。
会場を訪れた中村さん(森)は「いろいろなぶどうのワインを楽しめて良かったです」と話しました。

2月5日(日曜日)高校生らが熱演 第18回千曲演劇祭が開催

更級農業高校演劇部の朗読劇「不思議な記憶」

更級農業高校演劇部が演じる朗読劇「不思議な記憶」

屋代高校演劇班が演じる「銀河鉄道の夜」

屋代高校演劇班が演じる「銀河鉄道の夜」

市教育委員会が主催する「第18回千曲演劇祭」が上山田文化会館で開催されました。
今年は更級農業高校演劇部、屋代高校演劇班、長野南高校演劇部と市内を拠点に活動するアマチュア劇団「杏童(きょうどう)」の4団体が出演。出演者たちは、熱のこもった演技を披露し、訪れた観客を演劇の世界へと引き込みました。
見学に訪れた50代の男性(戸倉)は「普段から演劇を観に行くことが多く、高校生がどのような演技を披露するのか楽しみでした。初めて鑑賞しましたが、どの演劇も伝えようとしていることがしっかりと伝わってきました。日頃からたくさんの準備や練習をしているのが感じ取れました」と感想を話しました。

2月4日(土曜日)ヤングケアラー講演会を開催

講演会の会場風景(後方から)
講演する曲渕さん
講演するみのりさんと美齊津さん

戸倉公民館と市社会福祉協議会戸倉支部は、ヤングケアラーについての講演会を戸倉創造館で共催により開催し、市民や福祉関係者ら約90人が参加しました。
ヤングケアラーとは、本来大人が担うような家事や家族のケアを日常的に行なう子どものことで、公益社団法人長野県社会福祉士会の「曲渕紀子(まがりぶちのりこ)」さんが講師となり講演しました。また、パネラーとして、実際にヤングケアラーの経験を持つ「みのり」さんと「美齊津康弘(みさいづやすひろ)」さんが参加し、自身の経験や周りに求める支援や理解などを発表しました。
曲渕さんは「共働き世帯の増加や高齢者の増加などにより、支援を必要とする人が増え、誰もがケアしケアされる時代になりました」と話し、小さい頃から、精神疾患を抱える母親の支援を行なってきた「みのり」さんは、「小学生の頃から学校を休みがちになり、5年生くらいまではうつ病や適応障害と診断されていました。当時、児童相談所の支援などがあることは知っていましたが、それを受け入れられる状況ではありませんでした」と話し、周囲や地域に求める支援について、支援を受け入れられる状況になった時に手が届くよう長期的な支援が必要と話しました。

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