2024年9月のちくまトピックス
9月28日(土曜日)名月の里・おばすて「棚田貸します制度」稲刈り・ハゼ掛け作業
市が実施する「棚田貸します制度」のオーナーらによる稲刈りとハゼ掛け作業が行なわれました。
「棚田貸します制度」は、日本遺産「月の都 千曲」の構成文化財であり国の名勝でもある「姨捨の棚田」の保全のための制度で、都市と農村の交流・耕作の継続も目的としています。
この日は曇りであったものの作業のしやすい涼しい天候で、県内外から集まった約500人は、棚田からの景色を楽しみながら、農作業に汗を流しました。
お昼には千曲さざなみ太鼓の演奏や姨捨区神楽保存会による神楽の奉納も行なわれ、会場を盛り上げました。
9月26日(木曜日)県内男性最高齢者の北澤勝喜さんと、今年度100歳を迎える高齢者の長寿を祝福
北澤勝喜さん(左)
中村志ず子さん(左)
市内に住む県内男性最高齢者と今年度で100歳を迎える高齢者のお宅を小川修一市長が訪問し、長寿を祝福しました。
北澤勝喜(きたざわかつよし)さん(稲荷山)は大正3年生まれの110歳(令和6年9月1日現在)。長野県内の男性最高齢者で、県からの祝状、市からの祝状と祝品が小川市長から贈呈されました。小川市長は「おめでとうございます。心よりお祝いいたします」と話し、北澤さんは「お越しいただき、ありがとうございます」と話しました。
また、今年度100歳を迎えた中村志ず子(なかむらしずこ)さん(内川)には、国からの祝状と記念品、市からの祝状と祝品が贈呈され、小川市長は「お体に気を付けて、これからもお元気でいてください」と言葉をかけ、中村さんは「ありがとうございます。このように祝っていただき嬉しいです」と話しました。
今年度、市内で100歳を迎える高齢者は23人(男性2人、女性21人)、100歳以上となる高齢者は79人(男性7人、女性72人)で、最高齢者は男性が110歳、女性が108歳です。(すべて令和6年9月1日現在)
9月20日(金曜日)、24日(火曜日)「秋の全国交通安全運動」にともなう一斉街頭指導
9月21日(土曜日)から9月30日(月曜日)まで実施の「秋の全国交通安全運動」にともなう一斉街頭指導が9月20日(金曜日)と24日(火曜日)に行なわれました。
本運動では「反射材用品等の着用推進や安全な横断方法の実践等による歩行者の交通事故防止」「夕暮れ時以降の早めのライト点灯やハイビームの活用促進と飲酒運転等の根絶」「自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底」「高齢者の交通事故防止」の4つを重点項目として実施。9月20日(金曜日)は上山田文化会館前交差点で、24日(火曜日)は市役所前交差点と戸倉上山田中学校前交差点で、千曲交通安全協会会員や市交通指導員などの関係者が街頭指導に従事しました。
24日(火曜日)の巡回督励式で、小川修一市長は「秋の行楽シーズンを迎え、県内外から観光客が訪れるため、交通事故のリスクが高まります。悲惨な交通事故の減少のため、引き続きご協力をお願いします」と激励、参加者とともに街頭指導を行ないました。
9月21日(土曜日)こども科学教室「モデルロケットを作って打ち上げよう!」を実施しました
市教育委員会は日本の未来を担う子どもたちが科学に興味と関心を持つきっかけづくりとして、こども科学教室「モデルロケットを作って打ち上げよう!」を上山田文化会館で開催しました。
このイベントは、市教育委員会、社会人ロケット開発グループ「TOKAI ROCKETEERS」、モデルロケット愛好家グループ「長野ロケットクラブ」が主催。教室には12組22人の小・中学生親子が参加しました。参加した子どもたちは、上山田文化会館で講師の松坂喜一郎さんと重田英明さんから、ロケットの基本構造の講義を受けた後に、およそ30センチメートルのモデルロケットを製作。ロケットの胴体に羽を取り付けたり、パラシュートを封入するなどして、製作しました。その後、萬葉の里スポーツエリアへ移動し、発射台へロケットをセット。子どもたち自ら発射ボタンを押して、ロケットを打ち上げました。発射台から打ちあがるロケットのスピードと迫力に、子どもたちは空を見上げながら喜んでいました。
参加者の丸山律希さん(屋代中3年)は「組み立てが難しかったけど、先生方の協力により打ち上げられて良かったです」と話しました。また、普段から工作することがあるという中澤颯太さん(屋代小4年)は「打ち上げる時は、楽しくてわくわくしました」と話しました。
9月14日(土曜日)さらしな・おばすて観月祭で姨捨夜市を開催しました
信州千曲観光局は、市日本遺産センターの駐車場で姨捨夜市を開催しました。
同イベントは、9月14日(土曜日)から17日(火曜日)にかけて姨捨一帯で行なわれる「信州さらしな・おばすて観月祭2024」のイベントのひとつで、訪れた人々は、姨捨から見える夜景と美味しい食べ物やイベントを楽しんでいました。
今年は千曲市PR大使の鬼越トマホークが出演。千曲市出身の坂井良多さんは体調不良のため残念ながら欠席でしたが、相方の金ちゃんが観客との掛け合いで盛り上げ、会場は笑いに包まれていました。
埼玉県から2人で来場した佐藤さんは、「観月祭は大好きなイベントです。昨年参加してとても魅力的だったので今年も来ました。鬼越トマホークも見ることができてラッキーでした」と話しました。
観月祭ではこのほかにも、歴史ある全国俳句大会や街道ウォークと音楽祭、月の観察会などが開催されました。
9月14日(土曜日)武水別神社の仲秋祭
八幡の武水別神社一帯で、日本遺産「月の都千曲」の構成文化財の一つに指定されている「仲秋祭」(ちゅうしゅうさい)が開催されました。この祭りは毎年9月14日に開催され、神社境内で打ち上げられる仕掛け花火が有名なことから、地元ではその花火の打ち上げ音にちなんで「トントン」という呼び方で親しまれています。
秋の始まりとはいえ、まだまだ暑さが感じられる中、八幡地区を始め、羽尾地区、五加地区の総代や関係者は、斉の森神社を出発し「地区名」などの入った提灯やまつりばやしなどを演奏しながら行列を作って武水別神社に向かいました。一行が神社に入った頃、神社では仕掛け花火が打ちあがって、祭りに訪れた子どもたち、参拝客は花火に見入っていました。
神社拝殿までやって来た一行は氏子総代などが見守る中、地区ごとに準備してきた神楽や花屋台などを披露しました。最後には、大きな吹き出し花火が8本上がり、祭りを締めくくりました。
9月14日(土曜日)信州ブレイブウォリアーズ ことぶきアリーナ千曲でのプレシーズンゲームに勝利
男子プロバスケットボールリーグBリーグ2部(B2)の信州ブレイブウォリアーズは、ことぶきアリーナ千曲で開催されたプレシーズンゲームで韓国の蔚山現代(ウルサンヒュンダイ)モービスフィバスと対戦しました。
ことぶきアリーナ千曲での試合は約1年半ぶりで、試合開始前に小川修一市長は「私はもちろん、市民の多くがことぶきアリーナ千曲での試合を待ちわびてました。本当に嬉しいです。今日はみんなで楽しみましょう」と挨拶しました。
信州は試合開始直後先制点を許すも第1クオーターは25-18、第2クオーターは26-21と安定した試合運びで主導権を握ります。第3クオーターはヒュンダイの追い上げに苦しい展開が続くも19-17と流れを渡さず、そのまま第4クオーターもリードを守り切り、91対75で快勝しました。
試合終了後には、2017年から2023年まで長期にわたり信州で活躍したアンソニー・マクヘンリーさんの引退・永久欠番セレモニーも開催。マクヘンリーさんは「長野の皆さんが自分や家族を温かく迎え入れてくれて嬉しかったです。長野の皆さんの支えのおかげで家族として、チームとしていろんな成長ができました」と挨拶しました。
9月8日(日曜日)市総合防災訓練(重点地区:八幡地区)
訓練開始式
炊き出し訓練
避難所設営訓練
水消火器体験
倒壊家屋救出訓練
高所救出訓練(はしご車)
市内各地区で防災訓練が実施され、このうち、市は八幡地区を重点地区とした総合防災訓練を八幡小学校で実施しました。訓練は糸魚川・静岡構造線(断層帯)「北部」の断層を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、市内で震度6強が観測された想定で実施。八幡地域の各地区の住民や警察、消防、医療機関、市関係者など約900人が参加しました。
土のう作成と土のう積みを行なう水防訓練、避難所用パーティションなどを用いた避難所設営訓練、トリアージ解説や救護体験などの医療救護訓練といった住民参加型訓練と、消防署職員による高所救出訓練(はしご車)など約20種類の訓練が実施されました。国土交通省千曲川河川事務所による照明車などの展示やNTT東日本による「災害用伝言ダイヤル」の体験コーナーなど各種展示も実施されました。
市災害対策本部長である小川修一市長は「災害はいつ発生するかわかりません。本日はさまざまな訓練が実施され、市民の皆さんにご参加いただく訓練もありますので、この機会に防災知識、またいざという時の対応を学んでいただければ幸いです」と開会式であいさつしました。
給水車による給水体験をした桜田さん(男性)は、「断水の時に給水車が来てくれるとありがたいと思いました。6リットルの給水袋で給水をした人が大勢いましたが、まだまだ給水に余裕がありそうだったので安心しました」と話しました。また、父母と子3人の6人で参加し、火災体験コーナーで煙体験をした中山さん(女性)は「煙で全く見えませんでした」と話しました。
9月5日(木曜日)~7日(土曜日) ものづくりフェア千曲 2024
市と、市内製造事業者で組織する「ものづくりネット千曲」は市内の中学校2年生を対象とした展示会「ものづくりフェア千曲 2024」を戸倉創造館で開催しました。
この展示会は、若者に地元の企業に興味を持ってもらい、地域製造業の存続と発展、人材確保につなげることを目的に開催。市内の事業者24社が展示や体験ブースを出展し、見学に来た中学生が事業者の話を聞いて学び、普段できない体験をして驚いている様子が見られました。
6日(金曜日)に見学した更埴西中学校の柳澤 樹(いつき)さんは「以前はものづくりについてガッチリとした大きなものを作るといったイメージを持っていましたが、展示会を通してそれだけではなく、細かい部品や食料品などさまざまなものづくりの形があることを知りました。この展示会でみたようなものづくりに係わる仕事がしたいと思いました」と話しました。
9月4日(水曜日)パリ五輪アーティスティックスイミング競技日本代表 和田彩未選手が表敬訪問
7月26日(金曜日)から8月11日(日曜日)まで開催されたパリオリンピックに、アーティスティックスイミング競技の日本代表として出場した市内(内川)出身の和田彩未(あみ)選手が市役所を訪れ、大会の結果を報告しました。
日本チームは5位入賞と惜しくも表彰台を逃しましたが、テクニカルルーティン、フリールーティン、アクロバティックルーティンのそれぞれで、日本チームらしい息の合った素晴らしい演技を披露しました。
和田さんは「メダル獲得を目標としていたので、千曲市にメダルを持って帰ってくることができずとても悔しい思いですが、たくさんの人から応援をいただいて、大舞台で泳げたことは本当に誇りに思います。」と話しました。
小川修一市長は「本当にお疲れさまでした。大勢の市民の皆さんが和田さんの活躍を楽しみに応援をしていました。メダルには届きませんでしたが、日本チームの演技を見て、和田さんの頑張りと輝いている姿を目に焼き付け、心に刻まれています。胸を張って次の目標に向かって頑張ってください。」と感謝と激励の言葉を伝えました。
9月1日(日曜日) 令和6年度市長表彰式典
令和6年度市長表彰式典が、市政施行記念日にあたる9月1日に市役所で挙行されました。社会教育・産業振興・統計調査・社会福祉の各分野で功績のあった、9人が表彰を受けました。
令和6年度 市長表彰受賞者
社会教育功労
岡野 喜好(八幡)
産業振興功労
高村 秋光(羽尾)
社会福祉功労
北村 英隆(力石) (注1)
青木 和生(杭瀬下)
金子 澄子(小島)
(注1)常用漢字を使用して表示しています。
統計調査功労
根本 定子(雨宮)
太田 勇(桑原)
小出 紀夫(戸倉)
笠井 澄子(森)
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更新日:2024年12月10日