2024年1月のちくまトピックス
1月28日(日曜日)多文化共生フェスティバル千曲万博2024を開催
NPO法人千曲国際交流協会と市教育委員会は、多文化共生フェスティバル「千曲万博2024」を戸倉創造館で開催しました。
このイベントは、千曲市協働事業提案制度採択事業である「多文化共生のための『人づくりネットワークづくり』事業」の一環で、市内外に暮らす外国籍市民、国際交流員(CIR)、外国語指導助手(ALT)、国際交流団体などが集い、外国文化の紹介を目的とした展示物やステージ演奏などを市民の皆さんと一緒に楽しむイベントとして毎年開催されています。
会場では、ベトナム、韓国、フィンランドなどの13か国と国際交流団体7団体のブースが出展され、ステージ演奏では、4つのグループによる民族音楽の披露などがありました。今年から飲食も解禁されたこともあり、会場を訪れた約600人の人々が、外国の文化に触れながら各国のお菓子や飲み物などを楽しんでいました。
2階の創作室ではJICA海外協力隊の元隊員でそれぞれアフリカで活動した2人による出前講座が行なわれ、現地でのエピソードや現地の文化・環境などが発表されました。
1月26日(金曜日)株式会社ジーシーシー自治体サービスと包括連携協定を締結
市は、市の上下水道料金の徴収業務や上水道の検針業務などを受託している株式会社ジーシーシー自治体サービスと包括連携協定を締結しました。本協定は、地域安全と住民サービス向上の取り組みを推進するにあたり、相互に連携・協力することをねらいとして締結するもので、防災・災害に関すること、高齢者などの見守りサービスに関することなどの分野で連携します。
市役所で行なわれた締結式では、株式会社ジーシーシー自治体サービスの岡田淳(おかだあつし)代表取締役社長と小川修一市長が協定書に署名。
小川市長は「今回締結しました連携協定には、災害時の応急対策や高齢者支援、道路損傷などの異常報告などさまざまなメニューが組まれており大変意義のある内容となっています。この連携協定を機に一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます」とあいさつ。
岡田代表取締役社長は「千曲市での業務を受託して今年で2年目となりますが、こういったことができたらいいなということを今回提案させていただきました。当社は全国で展開しておりますので、他自治体での取り組みの中で気づいた点なども千曲市での活動に反映できたらと考えています」と話しました。
1月25日(木曜日)大谷翔平選手から寄贈されたグローブが市内各小学校に到着
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手から寄贈されたグローブが市教育委員会に到着し、右利き用2個、左利き用1個が市内の各小学校に配られました。
この日、東小学校では児童会が主催した「お披露目の会」が開催され、「このグローブが次の世代に夢を与え、勇気づけるシンボルになってほしい。野球に興味をもってほしい」という大谷選手のメッセージが紹介され、児童代表3人にグローブが渡されました。
代表3人は、早速グローブを付け全校児童の前でキャッチボールを披露しました。代表でキャッチボールをした児童会長の宮島朋矢さんは「大谷選手がプレゼントしてくれた歴史的なグローブでキャッチボールができたことに感動しました」と話しました。
山崎俊子校長は「子どもたちはグローブが届くのをとても楽しみにしていました。全校児童に直接触れてもらい、大谷選手の野球を楽しんでほしいという気持ちを受け止め、野球をしたことがない児童も野球に触れる機会になればいいと思います」と話しました。
東小学校では、グローブをクラスごとに順番に回していき、全児童に触れてもらえるようにします。
1月24日(水曜日) EV・PHV用急速充電器を市役所南側駐車場に設置、お披露目式を開催
市は、脱炭素化社会の実現および電気自動車の普及促進を図るため、市役所南側駐車場にEV・PHV用急速充電器を設置しました。
この日に開催したお披露目式で、小川修一市長は「庁舎で各種手続きなどをしている間に充電ができるほどの高出力と聞いておりますので、ぜひご利用いただき、電気自動車の普及促進につなげていきたいと考えています」と話しました。
急速充電器は2月1日以降、市役所南側駐車場が開放されている午前8時から午後10時までの間充電が可能です(年末年始や点検時は使用できない場合もあります)。詳しい使用方法や料金などは市報2月号または以下のリンクから確認できます。
1月21日(日曜日)令和6年千曲市消防団出初式
市消防団出初式が信州の幸(めぐみ)あんずホールで挙行され、団員150人が参加しました。
今年は、令和6年能登半島地震の影響により規模を縮小し、消防団員、消防車両や保育園児による街頭行進は行なわず、式典のみの開催となりました。
式典では、長年消防団活動に貢献した団員に表彰状、感謝状の贈呈やラッパ分団の吹き初めなどを実施。小川修一市長は「地域防災力の要として、火災や自然災害などに十分備え、地域に根ざした消防・防災活動に取り組んでもらいたい」と式辞を述べました。
市消防団は、市民の皆さんの生命・身体・財産を守るため、生業をもちながらも、昼夜を問わず献身的に活動しています。
1月16日(火曜日) 女子バレーボールチーム「ルートインホテルズブリリアントアリーズ」が市長を表敬訪問
上田市を拠点に活動する女子バレーボールチーム「ルートインホテルズブリリアントアリーズ」の吉越並木部長、原秀治監督、齋藤学ゼネラルマネージャー、横田実穂キャプテン、村山美佳副キャプテンが市役所を訪れ、小川修一市長を表敬訪問しました。
同チームは、バレーボールVリーグ2部(V2)女子に所属し、リーグ優勝と1部昇格を目標に活動しています。今季は現在10試合消化して9勝1敗のリーグ暫定2位。優勝を狙える位置に付けて、シーズン後半を迎えます。
原監督は「最終目標であるファイナル進出に向けていい位置に付けていますので、チーム一丸となって頑張っていきます」とあいさつし、横田キャプテンは「千曲市でのホームゲームは今シーズン最後のホームゲームとなるので、2連勝を目指します。今回の災害により被害に遭われた方たちもいる中で、自分たちがバレーボールをさせていただけていることに感謝し、見ている方に元気や感動を与えられるプレーをしていきます」と話しました。
同チームは、1月27日(土曜日)、28日(日曜日)にことぶきアリーナ千曲でホームゲームを戦います。
1月15日(月曜日)JICA海外協力隊員としてパラオに派遣される兒玉ゆう香さんが市長へ出発前のあいさつ
国際協力機構(JICA)の海外協力隊員として、パラオに派遣される兒玉ゆう香さん(戸倉出身)が市役所を訪れ、小川修一市長に出発のあいさつをしました。兒玉さんの派遣期間は2年で、1月29日に派遣先に向けて出発します。
兒玉さんは、これまで長野市城山動物園でフラミンゴやペリカンなどの飼育員として従事。幼いころから動物が好きで、戸倉宿キティパークへヤギやウサギを見に訪れていました。大学時代は動物学、遺伝学などを学び、ニホンイシガメとクサガメの研究をしました。
現地では、ウミガメや鳥類、海洋生物、外来種などに関する生態調査や調査データの分析の補助・指導を行なう予定です。
兒玉さんは「自然豊かなパラオの生態系の発展、保全に貢献できるように、現地の方と協力して精一杯活動にあたりたいです」と抱負を話しました。小川市長は「長期滞在で大変なことも多いと思いますが、健康に気をつけて頑張ってきてください。活躍されることを期待しています」と激励しました。
1月12日(金曜日)令和6年能登半島地震 職員派遣出発式
令和6年能登半島地震の被災地に派遣する職員の出発式が行なわれました。小川修一市長は「過酷な状況で被災地の皆さんは心身ともに疲れていると思います。被災者の気持ちに寄り添いながら親身になって対応をお願いします」と派遣職員を激励しました。派遣職員の井尻典明係長は「これまでの業務経験を被災家屋などの現地調査に活かしてまいります。千曲市代表として期待に応えられるよう頑張ってきます」と話しました。
派遣職員は地震で被害を受けた羽咋市、射水市および金沢市などに派遣され、家屋調査・罹災証明書の発行、廃棄物処理や下水道管渠(かんきょ)の被害調査などの任務に当たります。
派遣期間は1月14日から2月29日の予定で、約15人の職員が1~4週間程度交代で任務にあたります。
1月10日(水曜日)陸上女子の君嶋愛梨沙選手が日本選手権・世界選手権出場を市長へ報告
市内に長野本社を置く株式会社土木管理総合試験所に所属し、国内外の陸上大会で活躍する君嶋愛梨沙選手が市役所を訪れ、昨年6月に大阪府で開催された「第107回日本陸上競技選手権(日本選手権)」、昨年8月にハンガリーのブタペストで開催された「第19回世界陸上競技選手権大会(世界選手権)」に出場したことを小川修一市長へ報告しました。
君嶋選手は、日本選手権で100mと200mに出場し、見事に2冠を達成。世界選手権では、女子100m予選(7組)に出場。8走者中7着で予選敗退となりましたが、前回大会の女王であるシェリーアン・フレイザープライス選手(ジャマイカ)の隣で走り「自分の想像を超えた素晴らしい経験ができた」と大会を振り返りました。
今年7月にフランスのパリで開催される「第33回オリンピック競技大会(パリ五輪)」出場を目指しており「今まで経験してきたことを踏まえて全力で取り組み、代表権を獲得できるように頑張りたいです」と意気込みを語りました。
小川市長は「君嶋選手の活躍を期待しています。日本の皆さんに感動を届けられるように頑張ってください」と激励しました。
1月7日(日曜日)千曲市成人式 629人の新たな門出
令和5年度千曲市成人式が信州の幸(めぐみ)あんずホールで開催され、20周年を迎える千曲市が誕生した年の2003年4月2日から2004年4月1日に生まれた、男性324人、女性305人の合計629人が大人への新たな一歩を踏み出しました。
コロナ禍では中止や分散開催を余儀なくされていましたが、5年ぶりに一堂に会し、多くの若者たちが晴れ着に身を包み、旧友との再会を喜び、近況を報告したり記念撮影をしたりして楽しんでいました。
式典で、小川修一市長は「家族、友人、地域の方々など多くの人の支えや繋がりに感謝し、千曲市で培った経験、知識、感性と勇気をもって新しい時代を切り開いていってください。自らの可能性を信じ、輝かしい未来に向かって躍進されることを望みます」と式辞を述べました。
若者を代表して、中村まおさんは「自由に生活できること、大切に思う人と笑い合い過ごせることがどれだけ幸せなことかに気付き、平和を祈るだけではなく、できることを実行していくのが私たちの課題です。社会に貢献できるよう精進してまいります」と誓いのことばを述べました。
また、理学療法士を目指している宮島誠矢さんは「理学療法士は、人と接することが多く、コミュニケーションが大切になるので、しっかりとした技術と知識を身に着け、将来は千曲市で就職し、育ててくれたすべての人々に恩返しをしたいです。堂々と強い気持ちで前向きに歩んでいきます」と述べました。
これまでコロナ禍で開催を控えていた「成人のつどい」には、千曲市PR大使の鬼越トマホークから若者たちにエールが贈られ、若者からの質問には笑いを交えながら答えていました。
(注釈)令和4年4月1日の民法一部改正により成年年齢は20歳から18歳に引き下げとなりましたが、千曲市では20歳になる人を対象に「千曲市成人式」として開催しています。
1月4日(木曜日)姉妹都市射水市(富山県)へ災害支援物資を搬送
元日に発生した令和6年能登半島地震により被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
このたびの地震で被災した、姉妹都市の射水市(富山県)へ救援物資を届けるため、市職員2人が市役所を出発しました。射水市では負傷者3名、道路の通行止め8箇所、また一部地域で液状化、公共施設の破損など被害が発生しています(1月4日午後2時30分現在)。同市の要請に基づき、千曲市はブルーシート200枚を現地の災害対策本部に届けました。
今後も市は支援体制を整え、対応していきます。
1月1日(月曜日・祝日)元旦マラソン更埴・戸倉2会場で開催
新春恒例の元旦マラソンが更埴会場と戸倉会場の2か所で開催されました。
市役所から千曲川堤防を通り武水別神社を折り返す約6キロメートルのコースを走る更埴会場には147人、ふれあい福祉センター(旧戸倉庁舎)から千曲川堤防を通り冠着橋手前を折り返す約4キロメートルのコースを走る戸倉会場には234人が参加し、川沿いの景色を眺めながら爽やかな汗を流し、走り始めをしました。
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更新日:2024年01月30日