2024年2月のちくまトピックス

更新日:2024年02月27日

2月26日(月曜日) こどもまんなか社会の実現を目指し 屋代中学校で校長先生と生徒がランチミーティング

ランチミーティングで生徒の話に耳を傾ける柳沢校長の様子
柳沢校長に自分の意見を話す生徒の様子

市と市教育委員会は、昨年4月に施行された「こども基本法」に基づく「こどもまんなか社会」の実現に向けて、屋代中学校の柳沢正寿校長と1学年の生徒9人によるランチミーティングを同校校長室で開催しました。
昨年12月から今年1月にかけて、同校1学年の生徒や保護者に対し、住民参加型システム「ポリネコ!CHIKUMA」で同法について学んでもらいながら回答を収集。今回は、その分析結果や生徒一人ひとりが感じていることなどをもとにランチミーティングを実施しました。
生徒たちからは「なぜ授業は制服を着ないといけないのか」や「学校での決まりをもっと明確にしてほしい」などの意見が出され、柳沢校長は生徒たちと対話しながら生徒たちの意見に耳を傾けていました。
参加した同校1年2組の小瀧瑛茉さんは「今まで先生が怖くてあまり意見が言えなかったのですが、意見を言っていいんだと気づくことができました。意見を聞いてもらえてうれしかったし、自分の意見が通るいい学校だと感じました」と感想を話しました。

2月22日(木曜日)姉妹都市射水市の災害復興支援 いみずサクラマスの販売

令和6年能登半島地震で被災した射水市支援として販売されるマス寿司の写真
令和6年能登半島地震で被災した射水市職員が訪問した際の集合写真
令和6年能登半島地震で被災した射水市職員が訪問した際の懇談の様子

令和6年能登半島地震により大きな被害を受けた、姉妹都市富山県射水市の復興支援として「いみずサクラマス」を使ったマス寿司と昆布締めが市内で販売されます。
一般販売に先立ち、この日は市職員への予約販売があり、340食のマス寿司が販売されました。また、この販売に併せて射水市産業経済部産業振興課の村中一也課長らが小川修一千曲市長、大内保彦副市長を表敬訪問しました。
村中課長は「市、市議会、職員互助会などからの寄付、物資の支援、家屋調査の職員派遣、ふるさと納税の代理納付を通じて多くの市民の皆さんから支援をいただき感謝しています。さらに今回「いみずサクラマス」の販売をさせていただくことに感謝します。震度5強の地震、1.5メートルの津波にみまわれ、2月18日現在、全壊家屋10棟、半壊・準半壊97棟、一部損壊1667棟という被災状況です。さらに液状化、地面の隆起、陥没による、道路、上水道、下水道などのインフラ被害、1月3日に断水を解消した上水道もまだまだ改修が必要な箇所が多くあります。漁港が多くの被害を受けた水産業は、これから最盛期を迎えるはずのカニ漁に使うカニかごが海底の土砂崩れで埋まったり津波で流されたりと、水揚げが大幅に落ちました。農業では、農業用排水路のゆがみによりちゃんと水が張れるか危惧しているところです。職員一同、被災した市民に寄り添いながら、歯を食いしばって頑張っています」と感謝の意と被害状況を述べました。
小川市長は「今回の一般販売で「いみずサクラマス」のマス寿司、昆布締めを多くの市民の方にお買い求めいただき復旧復興に繋げていきたいです。今後も射水市にはできる限りの支援を続けていきます。一日も早い復旧復興を全力で応援します」と励ましの言葉を贈りました。
いみずサクラマス寿司、昆布締めを試食した小川市長は「昆布締めは昆布の風味と上品な脂でうまみが口の中に広がります。マス寿司は押し寿司なのに口に入れた瞬間にほぐれる食感がありとてもおいしいです」と感想を述べました。

「いみずサクラマス」の一般販売については、市ホームページをご覧ください。
https://www.city.chikuma.lg.jp/soshiki/norin/event/9492.html

2月19日(月曜日)宇和島藩第7代藩主伊達宗紀侯筆扁額贈呈式を開催

宇和島藩第7代藩主伊達宗紀侯筆扁額贈呈式にて寄贈者の橋詰さんが感謝状を持ちと小川市長と記念撮影の様子
庁舎4階エレベーターに飾られた扁額の写真

市は、橋詰薫(しげる)さん(長野市)が所有する宇和島藩第7代藩主伊達宗紀(だてむねただ)侯筆の扁額の寄贈にあたり、庁舎4階エレベーターホールにて贈呈式を開催しました。贈呈式では橋詰さんと小川修一市長による除幕のあと、小川市長より橋詰さんに感謝状が贈られました。
橋詰さんは「祖父が集めた掛け軸や絵画などの一つにこの書があり、宇和島市の牛鬼まつりに行った際に宇和島市立伊達博物館の学芸員の方に見ていただき、伊達宗紀侯が60代位の時に書いた書であると鑑定をしていただきました。宇和島藩内で書くときは「宇和島藩主」と書き、藩外で書くときは「宇和島城主」と書く。これは宇和島城主と書かれた非常に珍しいものだと言っていただきました。この書を今年度姉妹都市締結50周年の千曲市の皆さんに見ていただき、さらに絆が深まり、末永く友好関係が発展することを祈念し贈呈します」とあいさつしました。
小川市長は「宇和島市との姉妹都市締結50周年の記念すべき年に大変貴重なものを寄贈していただき感謝いたします。宇和島市と千曲市は互いの歴史文化も学び合いながらさらに絆を深めていきたいと思います」と感謝のことばを述べました。
扁額は、多くの人に見てもらえるように庁舎4階エレベーターホールに展示しています。
橋詰さんが代表取締役を務める株式会社サン・パワー社は、サンパワーふれあい公園のネーミングライツパートナーです。

2月17日(土曜日)戸倉上山田温泉deお酒を楽しむ日

戸倉上山田温泉deお酒を楽しむ日メイン会場の人々の様子
戸倉上山田温泉deお酒を楽しむ日でブースで試食を楽しむ人の様子
戸倉上山田温泉deお酒を楽しむ日でおでんを購入する人
戸倉上山田温泉deお酒を楽しむ日でお酒を吟味する人の様子

一般社団法人信州千曲観光局は、日本酒、日本ワインやクラフトビールなどの日本のお酒を楽しむイベント「戸倉上山田温泉deお酒を楽しむ日」を戸倉上山田温泉 ホテル圓山荘で開催しました。
会場には、30以上の事業者が出店し、1階「月の間」でクラフトビール、日本酒や食事、おつまみなどの販売、4階「寿の間」では長野県内のワイナリーが大集合しました。お酒を楽しみに約1000人のお客さんが訪れ、会場は大いに賑わっていました。
また、温泉家 北出恭子さんによる温泉を楽しむ講座、ミスワインによる出店ブースの紹介や戸倉上山田温泉芸妓の舞踊なども行なわれ、イベントを盛り上げていました。
市内から訪れた男性は「昨年もワインフェスタに来ましたが、今年は規模が大きくなって楽しみにしていました。いろんなお酒を楽しみたいと思います」と話しました。

2月11日(日曜日)第19回千曲演劇祭

屋代高校と同附属中学校演劇班による「ある脱出ゲーム」のシーンの一部。4人の男女が閉じ込められた部屋から脱出しようと立ち上がった状態で話し合っている様子。

屋代高校・附属中学校演劇班「ある脱出ゲーム」。4人の男女が、閉じ込められた部屋から脱出しようと立ち上がった状態で話し合っている様子。

長野南高校演劇部による「竜馬、あるいは幕末の人造人間(竜と怪物改題)」のシーンの一部。倒れた竜馬を一人が支えているシーン。

長野南高校演劇部「竜馬、あるいは幕末の人造人間(竜と怪物改題)」。倒れた竜馬を一人が支えているシーン。

劇団「杏童」(きょうどう)による「闇の中で【勝手にしやがれ】の曲が聞こえた・・・嗚呼・・・ご神木の杏を切ったのは 誰~?」のシーン。切られた杏の機を前にして、話し合う登場人物ら。

劇団「杏童」(きょうどう)による「闇の中で【勝手にしやがれ】の曲が聞こえた・・・嗚呼・・・ご神木の杏を切ったのは 誰~?」。切られた杏の木を前にして、話し合う登場人物ら。

市教育委員会が主催する「第19回千曲演劇祭」が上山田文化会館で開催されました。

今年は屋代高校・附属中学校演劇班、長野南高校演劇部、市内を拠点に活動するアマチュア劇団「杏童(きょうどう)」など、5団体が出演。出演者たちは、熱のこもった演技を披露し、タイミングピッタリな効果音と照明も演技を惹き立て、観客を魅了しました。

長野南高校演劇部の作品に娘さんが出演し、見学に訪れたという徳嵩(とくたけ)さん(男性・長野市)は「幕末の風景を違った観点から演じていて、面白く見させていただきました」と話しました。

2月11日(日曜日)第13回千曲市食の文化祭を開催

千曲市食の文化祭で箱膳体験をする参加者の様子
食の文化祭で野菜の薄焼きが振る舞われる様子

「伝えたいふるさとの食文化、残したいふるさとの味」をテーマに、第13回千曲市食の文化祭が戸倉創造館で開催されました。会場では、食に関する展示やステージ発表、協力団体による地元農産物・郷土料理やお菓子などの販売、野菜の薄焼きが振る舞われたほか、お祝い寿司、味噌丸づくり、納豆づくり、箱膳などの体験コーナーも設けられ、子どもから大人まで多くの人で賑わっていました。
箱膳体験では、担当した「かけはしの会」の活動が農林水産省、文化庁から表彰されたことにちなみ、晴れの日の献立が用意され、一汁三菜、箸の使い方、和室での振る舞い方、おかわりの仕方、郷土食材についてなど、和食文化をわかりやすく説明していました。
上田市から参加した70代の女性は「薄味ですべておいしかった。三度の食事について考えさせられ、一口残しておかわりをお願いすることは、自分の父もそうだったと思い出しました」と話しました。
かけはしの会会長で実行委員長の鎌田美和子さんは「親から子へと引き継がれたふるさとの食文化を多くの人に伝え、後世まで残していきたい。食を学ぶとともに、それを支える農業についても関心を持ってもらえたらうれしいです」と話しました。
かけはしの会は、会員数68人で、大豆づくり、味噌づくり、おとうじ・やしょうまなどの郷土料理づくり、箱膳体験など、ふるさとの食文化の伝承・普及活動を行なっています。

2月10日(土曜日) 子ども動画ワークショップ 完成動画試写会を開催

千曲市子ども動画ワークショップの完成動画試写会で戸倉上山田温泉の紹介動画作品を放映している様子
千曲市子ども動画ワークショップの完成動画試写会で歌碑巡りを題材にした動画作品を放映している様子

市は、子育て中のママ3人により構成された団体「ママ動画クリエイティブ部」と共催で、「千曲市誕生20周年記念事業 千曲市子ども動画ワークショップ」の完成動画試写会を信州の幸(めぐみ)あんずホールで開催しました。
同事業は、令和5年度千曲市まちづくりチャレンジ事業の採択事業で、これまで子ども向けの動画ワークショップを3回開催してきました。
会場には、ワークショップに参加した親子など約20人が来場。ワークショップを通じて子どもたちが制作した全8本の動画作品が放映されました。動画制作に挑戦した子どもたちは、動画に込めた思いや撮影・編集の難しさを話していました。
自身のお勧めする市内のグルメを紹介する動画を制作した田村ななみちゃんは「動画を作るのが初めてで長い動画になってしまいました。編集で字幕をつけたり、字幕の言葉を考えたりするのが難しかったです」と話しました。
今回、子どもたちが制作した動画は、動画共有サイトYouTubeの「千曲市の魅力を発見チャンネル」で公開される予定です。

2月5日(月曜日)小出岳悠さんが音楽コンクール入賞(バイオリン部門)を報告

小出岳悠さんと小川市長と小松教育長の記念撮影の様子
バイオリンを演奏する小出岳悠さん

東小学校6年生の小出岳悠(がくと)さんが市役所を訪れ、小川修一市長と小松信美教育長に音楽コンクールバイオリン部門での入賞を報告しました。
12月3日(日曜日)に神奈川県横浜市で開催された第77回全日本学生音楽コンクールバイオリン部門小学校の部で3位入賞、同月7日(木曜日)に千葉県流山市で開催された日本クラシック音楽コンクールバイオリン部門小学校高学年の部で3位入賞(1~2位該当者なし)の好成績を収めました。
報告を受けた小川市長は「素晴らしい成績です。これからさらに磨きをかけ頑張ってください」とお祝いのことばを述べました。
今回のコンクールの結果について小出さんは「とてもうれしいです。本番は自分らしい演奏ができました。演奏した『華麗なるポロネーズ』の曲のイメージをインターネット動画などを参考にポーランドの踊りやリズムをイメージして演奏しました」と話しました。
「将来の夢は何ですか」との小松教育長の質問には「ソロで活躍できるバイオリニストになりたいです」と答えていました。
日々3~4時間の練習に励むという小出さんは、今後は海外のコンクールへの参加も予定しています。

2月3日(土曜日) 武水別神社で節分の豆まき

拝殿から豆をまく区長ら約15人と豆を受け取ろうとする人々
福豆を受け取ろうと手を広げる人々

武水別神社(八幡)で節分の豆まきが行なわれ、境内は福を求める多くの住民でにぎわいました。「福は内」の掛け声で拝殿から福豆がまかれると、参拝に訪れた人たちは袋を広げたり、両手を伸ばしたりして、コロナ禍で4年ぶりに開催された豆まきを楽しみました。

2月3日(土曜日)武水別神社神官松田邸で「文化財防火デー」に伴う消防訓練が実施されました

放水訓練で筒先をもって水を出す消防署隊員とその様子を広報で見守る参加者(約10人)

放水訓練(前方から)

消防署職員による放水の様子を後方から撮影

放水訓練(後方から)

松田邸職員が、松田邸の中で入館者に見立てた避難者2名を館外へ避難誘導する様子

避難誘導訓練

消防団員と市職員が縦に並び、収蔵庫から古文書に見立てた段ボールの文書保存箱を手渡しで搬出する訓練の様子

文化財搬出訓練

文化財を火災から守る活動や啓発を行なう「文化財防火デー」(毎年1月26日)に伴い、千曲市武水別神社神官松田邸で消防訓練が実施され、消防署員、市消防団員など約30人が参加しました。松田邸は平成29年9月の火災により主屋、斎館が焼損し、その後の修理を経て、令和5年3月に博物館施設として開館しました。開館から1年をむかえ、訓練を通じた防火体制の再確認や防災設備にかかる情報共有を目的として実施されたものです。

訓練では、来館者の避難誘導訓練、地元の市消防団第7分団と消防署隊員による放水訓練、文化財搬出訓練、初期消火訓練などが行なわれました。

訓練終了式で、荒井精一消防長は「いざというときに落ち着いて行動するのはなかなか難しいものです。だからこそ訓練を繰り返して万が一に備えていくことが大切です」と話しました。

2月2日(金曜日) 姉妹都市交流事業 愛媛県宇和島市の児童が千曲市の児童と交流

宇和島市児童と千曲市ホームステイ先の児童の交流会の様子
交流会で交流する千曲市ホームステイ先児童と宇和島市児童
黒姫高原スキー場でスキーを楽しむ宇和島市と千曲市の児童
黒姫高原スキー場で記念撮影した宇和島市と千曲市の児童

姉妹都市である愛媛県宇和島市の小学校6年生児童19人が千曲市を訪れ、市役所で歓迎式が行なわれました。
歓迎式で、児童たちは少し緊張した面持ちで自己紹介をしていました。続いて行なわれた交流会では、ホストファミリーである児童と初対面し、プレゼントを交換して交流を深めていました。
小松信美教育長は「私も10年前に千曲市の児童を連れて宇和島市に夏の訪問交流に行かせてもらい、海水浴や海鮮バーベキューなど大変素晴らしい思い出があります。短い期間ではありますが、お友達との絆を深く強く結んでもらい、楽しい時間にしてください」と歓迎のあいさつをし、宇和島市児童代表の井上美咲さんは「千曲市の皆さんと声を掛け合い、助け合いながらたくさんの思い出を作りたいです」とあいさつしました。
宇和島市の皆さんは、この日に森将軍塚古墳館の見学や埴生小学校児童との交流、翌日3日に黒姫高原スノーパークでスキー体験を行ない、2泊3日のホームステイのあと、4日に宇和島に戻りました。

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