2024年5月のちくまトピックス

更新日:2024年05月21日

5月29日(水曜日) 戸倉小学校で「人権の花」贈呈式が実施されました

倉石係長から戸倉小学校環境委員会の2人にプランター1鉢が手渡される様子
手渡されたプランターを持って記念撮影する4人(左から櫻井人権委員、小西さん、原田さん、尾臺校長)

左から櫻井人権委員、小西さん、原田さん、尾臺(おだい)校長

謝辞と抱負を述べる小西委員長

長野地方法務局は、戸倉小学校を含む長野地域(千曲市、長野市、須坂市、小布施町ほか4町村)内の7つの小学校で「人権の花」贈呈式を行ないました。

「人権の花」運動は、子どもたちが協力して花の種子や球根を育てることにより、生命の尊さを実感し、その中で、豊かな心を育み、やさしさと思いやりの心を体得してもらうことを目的として、昭和57年度から実施されています。

この日の贈呈式では、長野地方法務局の倉石陽子係長と戸倉小学校区の櫻井範彰人権擁護委員から戸倉小学校6年生で環境委員会の小西玲依(れい)さんと原田和花(のどか)さんにプランター22鉢などが贈呈されました。

倉石係長は「思いやりの心を持ってきれいな花を咲かせていただけたらうれしいです」と話し、小西委員長は「今年の環境委員会の目標は『笑顔が増えるような学校環境を作ろう』です。この人権の花をみんなで育てることで目標の達成につながると考えています。頑張って環境委員全員できれいな花を咲かせていきたいと思います」と話しました。

5月29日(水曜日)漆原・八坂地区「棚田を守る会」による上山田保育園の田植え体験

棚田を守る会の役員が上山田保育園の園児に田植えの方法を説明する様子
棚田を守る会の役員が園児に稲の苗を渡している様子
上山田保育園の園児が田んぼに入って田植えをしている様子
上山田保育園の園児と先生が並んで田植えをしている様子

漆原・八坂地区「棚田を守る会」は、団体が維持管理する水田に上山田保育園の園児を招き、田植え体験を行ないました。

当団体は、国の「中山間地域等直接支払制度」を活用し、水路や農道の維持、耕作放棄地の発生防止など地域内の農地約10haを管理しています。上山田保育園の田植え体験は、昨年から始めて今年で2年目となります。

体験では、会員が田植えのしかたを説明したあと、年長クラスの園児と先生が水を張った田んぼに入っていきました。園児たちからは「歩きにくい」や「冷たくて気持ちいい」などの声が聞こえ、ぬかるんだ足場に悪戦苦闘をしながら田植えをしていました。

当団体の山崎貞夫(やまざきさだお)会長は「楽しい思い出にしてほしいです。子どもたちも楽しみにしてくれているので、今後もやっていきたいと思っています。また、上山田保育園との田植え体験を通じて地域農業の理解につなげていきたいです」と話しました。

田植えの後、園児の一人は「とても楽しかった。美味しいお米になってほしいです」と話してくれました。

5月26日(日曜日)市消防団が水防訓練およびポンプ操法講習会を実施

消防団員20~30人が土のう袋に砂を入れ、土のう作成している様子

土のう作成

消防本部職員にロープの結び方の指導を受ける消防団員4人

ロープワーク(もやい結び)

無線試験通話を行う各分団の分団長

無線試験通話

ポンプ車の横で消防本部職員の説明を真剣に聞く消防団員18人

ポンプ操法講習会(ポンプ車の部)

市消防団は、大西緑地公園で水防訓練とポンプ操法講習会を行ない、消防団幹部、団員約100人と講師として千曲坂城消防本部職員6人が参加しました。

訓練はこれからの出水期に向けた土のう作りとロープワークを実施。分団ごとに分かれて、まずは土のうを作成。その後、ロープワークとして、巻結びともやい結びの2つの結び方を学習しました。今年から入団した団員は、慣れない結び方に戸惑いながら、消防本部職員やベテラン団員に指導を仰ぎ、結び方を覚えていく姿が見られました。

水防訓練後に開催されたポンプ操法講習会は、6月23日(日曜日)に開催される「市操法技術総合訓練会」の要領に沿って行なわれました。今年度は、昨年度まで実施されていた「市消防ポンプ操法大会」を休止し、消防団員の誰もが安全・確実に火災防御活動を行なえるようになることを目指す、実技披露の機会を目的とした「操法技術総合訓練会」として開催されます。当訓練会には操法大会未経験者を中心とした選手で構成されたチームが出場し、順位付けは行なわれません。このため、今回の講習会でも、規律やタイムなど大会で上位をめざすための講習ではなく、実際の火災現場における危険防止や安全確認などの観点から指導が行なわれました。

「令和6年度 千曲市操法技術総合訓練会」についての詳細は、以下のリンクから確認できます。

5月21日(火曜日)株式会社ニコン日総プライムと包括連携協定および地域活性化起業人派遣協定を締結

協定書に署名する吉田代表取締役兼社長執行役員と小川市長

協定書に署名する吉田代表取締役兼社長執行役員と小川市長

協定書をもって記念撮影する3人。左から 株式会社ニコン日総プライム 吉田代表取締役兼社長執行役員、地域活性化起業人派遣予定者 川浪氏、小川市長

地域活性化起業人派遣協定締結時の写真
右:小川市長
中:地域活性化起業人派遣予定者 川浪氏
左:株式会社ニコン日総プライム 吉田代表取締役兼社長執行役員

市は、子育て・教育、医療・福祉、防災、産業、交通、文化、環境など多岐にわたる地域課題を解決し、市民サービスの向上や地域の活性化に寄与することを目的に株式会社ニコン日総プライムと包括的な連携協定を締結しました。また、総務省の地域活性化起業人制度を利用し、市の地方創生と地域活性化を推進するため、同社から市に社員を派遣する派遣協定を締結しました。

市役所で行なわれた締結式では、株式会社ニコン日総プライムの吉田雅彦(よしだまさひこ)代表取締役兼社長執行役員と小川修一市長が協定書に署名。小川市長は「第三次総合計画の中で、『人をてらす 人をはぐくむ 人がつながる 月の都 ~文化伝承創造都市・千曲~』を市が目指す将来像として掲げており、『働き続けられる社会の創造』を理念とし、人との関わりを大切にしているニコン日総プライム様と大変ご縁があったと考えています。このたび派遣いただく川浪さんには、(仮称)屋代スマートインターチェンジの隣接に予定するモーダルコネクト拠点形成を中心にお力添えいただきますが、さまざまな市の課題についてお力添えいただけると幸いです」とあいさつ。

吉田代表取締役兼社長執行役員は「今回の協定を機に、地域課題の解決のお役に立てたらうれしいです。素晴らしい歴史・文化が次世代に受け継がれて、地域の方々が安心して暮らしていける活力のあるまちづくりを目指して、尽力させていただきたいです」と話しました。

また、同社社員で市に派遣される川浪隆司さんは「良い意味での第三者として、まちのみなさんと新しいことに取り組んでいきたいです」と抱負を述べました。

協定の詳細は以下のリンクから確認できます。

5月18日(土曜日)第5回ちくま未来フェスタ

オープニングセレモニーにてドローンを使って上空から集合写真を撮影している様子
あんずホール内でワークショップに立ち寄る親子の様子
消火器を使用して消火体験を行う子どもの様子
パトカー、白バイなど警察車両の乗車体験の様子

ちくま未来フェスタ実行委員会は「第5回ちくま未来フェスタ」を信州の幸(めぐみ)あんずホールで開催しました。

このイベントは、千曲市の未来を担う子どもたちやその親など多くの人に楽しんでもらい、まちなかの発展や市民の気持ちを盛り上げること目的に、住民有志らが実行委員会を立ち上げて開催。

オープニングセレモニーで、ちくま未来フェスタ実行委員会伊藤尚子実行委員長は「会場の端から端まで一日で回り切れないほどたくさんブースがありますので、皆さま今日一日楽しんでください」とあいさつ。小川修一市長は「千曲市の子どもたちに楽しい思い出を作ってもらって、その子どもたちが次の世代に受け継いでいくイベントにしたいという実行委員会の取り組みを市としてもしっかり応援していきます」と祝辞を述べました。

会場では、自衛隊・警察・消防車両の乗車体験やワークショップ、キッチンカーなど80ブースの出店があり、家族連れなど多くの人が来場し、楽しいひと時を過ごしていました。

市内在住で妻と子ども2人の家族4人で来場した掛川(かけがわ)さんは「昨年より出店の数も来場者も増えていてとてもにぎやかな印象です。パトカー・消防車といった特殊車両の乗車など普段の生活ではできない体験もすることができてとてもうれしいです」と話しました。

5月18日(土曜日)民生児童委員協議会が街頭啓発活動を実施

民生児童委員が店舗の入り口でティッシュを子どもたちに配っている様子
民生児童委員が店舗の入り口で男性にティッシュを配っている様子

市民生児童委員協議会は、市内のスーパーマーケットなど6カ所で民生児童委員の活動内容に理解を深めてもらうための啓発活動を行ないました。

全国民生児童委員連合会では、5月12日を「民生委員・児童委員の日」として、この日から1週間(5月12日~18日)を活動強化期間と定めています。

民生委員は民生委員法に基づいて委嘱された非常勤の地方公務員(無報酬)です。「誰もが暮らしやすい地域づくり」をお手伝いするために、住民の立場から生活や福祉全般に関する相談に応じ、行政や地域の支え合いにつなぐ役割を担っています。
また、すべての民生委員は、児童福祉法によって児童委員も兼ねており、妊娠中の心配ごとや子育ての不安に関するさまざまな相談や支援も行なっています。

この日行なわれた啓発活動では、委員の皆さんが「民生児童委員です。よろしくお願いします」と店舗を訪れた人に啓発用のポケットティッシュやチラシを配りながら、活動への理解を求めました。

民生児童委員協議会の浜田政常(はまだまさつね)会長は「民生児童委員がやっていることを幅広い人に知ってもらうため、昨年から市内の店舗での啓発活動を始めました。民生児童委員は守秘義務があるということを知らない人が多いので、そのことを多くの人に知ってもらって一人で悩まずに安心して相談してほしいです」と話しました。

5月11日(土曜日)~12日(日曜日)第15回千曲市総合芸術祭

舞台発表戸倉上山田温泉芸者衆によるお座敷遊び「じゃんけん"トラトラ"」の様子

舞台発表戸倉上山田温泉芸者衆によるお座敷遊び「じゃんけん"トラトラ"」の様子

カウルリコカパライ寺澤フラスタジオ イリマチーム(更埴)による「レイ・ハラ」の演舞

カウルリコカパライ寺澤フラスタジオ イリマチーム(更埴)による「レイ・ハラ」の演舞

展示発表 絵画の様子

展示発表 絵画の様子

展示発表 華道の様子

展示発表 華道の様子

展示発表 パソコンサークル作品

展示発表 パソコンサークル作品

市文化芸術協会と市教育委員会は「第15回千曲市総合芸術祭」を信州の幸(めぐみ)あんずホールで開催しました。

11日からの展示発表では7団体が、舞台発表では2日間に分けて29団体の発表が行なわれ、日頃の活動の成果を披露。インナーコリドーや屋外テラスでは軽食や雑貨販売なども行なわれました。

12日に行なわれたセレモニーで、市文化芸術協会の亀山正明会長は「文化芸術活動を通じて、皆さんとともに楽しみましょう」とあいさつ。小川修一市長は「人々の心のうるおいの元となるのが文化芸術です。今日の芸術祭が、その文化芸術振興の中核となることを祈念しております」と祝辞を述べました。

5月11日(土曜日)第16回みんなで育てる協働の森づくり

第16回みんなで育てる協働の森づくりの植樹会場で標柱を前にして記念撮影
植樹をしている写真
植樹後の山の風景

市内の小・中学生や団体・企業ら約260人が集まり、第16回みんなで育てる協働の森づくり(千曲市植樹祭)が、大池市民の森で開催されました。

この取り組みは市民に親しんでもらえる多様で豊かな森林づくりを目指したもので、今回は花木や実のなる木など14種類1,000本の苗木と、農林課が市内保育園を対象に実施しているどんぐり大作戦で育てたどんぐりの苗木100本を加えた約1,100本の植樹を行ないました。

開会式後、参加者は植樹会場へ移動し、ヤマザクラ、ヤマボウシやヤマツツジなどを丁寧に植えました。

植樹祭に参加した東小学校6年生の笠井翔太(かさいしょうた)さんは「大変だったけど、未来のために頑張りました。大きく育ってほしいです」と感想を話してくれました。

5月10日(金曜日)第21回千曲市民体育祭総合開会式

小川市長挨拶
ニュースポーツ体験会(ボッチャ)の様子

ニュースポーツ体験会 ボッチャの様子

ニュースポーツ体験会(モルック)の様子

ニュースポーツ体験会 モルックの様子

ニュースポーツ体験会(カローリング)の様子

ニュースポーツ体験会 カローリングの様子

市と市スポーツ協会は第21回千曲市民体育祭総合開会式をことぶきアリーナ千曲で開催し、市スポーツ協会加盟30団体の代表者など71人が参加しました。

開催にあたり小川市長は「人との繋がり、健康増進、地域活性化のきっかけとなるものがスポーツだと思ってます。多くの市民の皆さまにご参加いただき、市民体育祭が大成功に終わることを祈念しております」と祝辞を述べました。
また市スポーツ協会塚田訓好会長は「スポーツ協会に加盟している各団体の皆さまにスポーツを盛り上げる原動力となってもらい、この市民体育祭が多くの市民の皆さまに参加してもらえる大会になることを期待しています」と話しました。

開会式後には、市スポーツ推進委員指導のもと、ニュースポーツ(ボッチャ、モルック、カローリング)の体験会が実施されました。

市民体育祭の各種目の開催日程など詳細は市報千曲5月号に掲載されています。

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