2025年2月のちくまトピックス
2月23日(日曜日)白鳥園ひろば さくらの植樹祭




白鳥園協働の公園づくり実行委員会は、2024年8月に供用開始となった白鳥園の多目的広場をさくらの花でいっぱいすることを目的とした植樹祭を開催しました。同委員会は市と市民が協働で白鳥園の花壇づくりや広場の植樹などの公園づくりの活動をしている団体です。
この日は、市民・関係者など約150人が参加し、カワヅザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラの3種類を計18本植えました。
冒頭の式典で、実行委員長の瀧澤 嘉市(かいち)さんは「桜といえば皆さんにとってもいろいろな思いのあるものだと思います。今日植える桜も市民の皆さんにとって思い出の場になってもらえればうれしいです」と、小川修一市長は「今日植える桜が大きく成長し、今後多くの人に訪れてもらえる桜の名所になることを期待しています」と話しました。
式典終了後、参加者はそれぞれの場所に分かれ、協力団体であるNPO法人千曲環境緑化協力会の話を聞きながら植樹作業を行ない、桜へのメッセージを書いた記念プレートを桜の木に掛けていました。
植樹作業終了後は、千曲かるたの大会やプラズマカーの体験会といったレクリエーションも行なわれ、白鳥園全体が子どもから大人までにぎやかな声で包まれました。
2月18日(火曜日)ポーランドでウクライナ避難民の人道支援活動をしている坂本龍太朗さんが小川市長を表敬訪問

小川市長に説明する坂本さん

ウクライナの音楽CD、ひまわりの絵、紙袋、チョコレートを持って記念撮影する4人(左から松田教育委員、小川市長、坂本さん、ウクライナの子ども達を支える会の岩田さん)

市職員の前で講演する坂本さん
ウクライナの隣国ポーランドで避難民の支援活動などをしている、市出身の坂本龍太朗(りょうたろう)さんが市役所を訪れ、小川修一市長に千曲市からの義援金のお礼と支援活動の報告を行ないました。坂本さんは2010年にポーランドの大学院に進学し、在学中に首都ワルシャワで日本語学校を開設。現在は、同校の教頭を務めながらウクライナ支援に取り組んでいます。
坂本さんは「感謝を伝えるために来ました。高校生までを千曲市で過ごし、千曲市を出てから20年経つというのに、本当にいろいろな方から支援いただけていることに驚き、多くの方にウクライナに関心を寄せてもらっていることに感謝しています。現地では、戦禍・冬との戦いが続いていますが、人々がウクライナについて無関心になってしまうことを一番心配しています」と話しました。
小川市長は「千曲市出身の方がこのように先頭に立って支援されているということでウクライナのことを身近に感じて応援している方が多いです。こうした思いを大事にこれからも頑張ってください」と話しました。
坂本さんは今回の帰国中、全国各地で講演を行ない、これまでの経験や知ってもらいたい世界のことなどを伝えています。市内では、屋代中学校、東小学校と市職員を対象とした研修会で講演しました。
市では坂本さんの活動を支援するため、市役所1階総合案内付近に募金箱を設置しており、これまでに約593万円(令和7年2月25日現在)を送金しました。
2月16日(日曜日)第14回千曲市食の文化祭を開催

お祝い寿司づくり

箱膳体験

劇団かけはしによる寸劇「七福神物語」
「伝えたいふるさとの食文化、残したいふるさとの味」をテーマに、第14回千曲市食の文化祭が戸倉創造館で開催されました。会場では、食に関する展示、屋代高校棚田班などのステージ発表や劇団かけはしの寸劇、協力団体による地元農産物・郷土料理やお菓子の販売、野菜の薄焼きと豆乳餅が振る舞われたほか、お祝い寿司、塩麹(しおこうじ)づくり、クイズラリー、箱膳の体験コーナーも設けられ、子どもから大人まで多くの人で賑わっていました。
箱膳体験では、日常の献立が用意され、一汁三菜、箸の使い方、和室での振る舞い方など、和食文化をわかりやすく説明していました。
女性2名で参加した市内在住の越さんと寺澤さんは「玄米もやわらかくとてもおいしいです」「お箸の置き方など、改めて話を聞いてとても勉強になりました。孫にも教えてあげたいです」と話しました。
かけはしの会会長で実行委員長の小松たつ子さんは「会員も大勢になって活動も盛んになっています。今後は、次世代に食と農を伝えて行くためにも若い人にも興味をもってもらえるように取り組んでいきたいです」と話しました。
かけはしの会は、大豆づくり、味噌づくり、おとうじ・やしょうまなどの郷土料理づくり、箱膳体験など、ふるさとの食文化の伝承・普及活動を行なっています。今年度は農村の生活や食文化をまとめた「千曲市食ごよみ」の改訂を行ない「千曲市食と農のこよみ 野菜づくりのごっしゃん 食ごよみ」を発刊しました。農林課窓口などで希望者に配布しています。
2月15日(土曜日)第1回企業対抗ボッチャ競技大会が開催されました



市ボッチャ協会が主催する第1回企業対抗ボッチャ競技大会がことぶきアリーナ千曲で開催され、企業・団体で構成される16チームが参加しました。ベテランや初心者などさまざまな人が参加してボッチャ競技を楽しみました。
「八光」チームとして参加し優勝した唐澤さん(桑原)は「ボッチャ競技は初めてで、ボールを投げると、思っていたより転がってしまう場合と逆に転がってくれない場合がありました。ボールの持ち方も上向きと下向きがあることがわかりました。次回も参加して優勝したいです」と話してくれました。
令和10年に長野県で開催される第27回全国障害者スポーツ大会では、ボッチャ競技がことぶきアリーナ千曲で開催される予定です。
2月14日(金曜日) 女子バレーボールチーム「ルートインホテルズ信州ブリリアントアリーズ」が市長を表敬訪問


上田市を拠点に活動する女子バレーボールチーム「ルートインホテルズ信州ブリリアントアリーズ」の関 由美江(せき ゆみえ)女子バレーボール部代表責任者、原 秀治(はら ひではる)監督、成田 郁久美(なりた いくみ)コーチ、横田 実穂(よこた みほ)キャプテン、貝塚 穂(かいづか みのり)副キャプテン、高野 夏輝(たかの なつき)副キャプテンが市役所を訪れ、小川修一市長を表敬訪問しました。
同チームは、バレーボールVリーグ女子に所属し、今季は18試合を終え、現在14勝4敗のリーグ暫定3位。優勝を狙える位置に付けて、シーズン後半戦に臨みます。
横田キャプテンは「このチームでプレーするのは5シーズン目で、毎年千曲市でプレーできることを楽しみにしています。目標である優勝、ファイナル進出に向けてこれからより大切な試合が待っているので、ことぶきアリーナでの試合をしっかり2連勝して勢いに乗っていきたいです」と意気込みを語り、小川市長は「今度の試合も応援に行きたいと思っています。優勝を目指し、ファイナル進出の目標を達成できるよう頑張ってください」と激励しました。
同チームは、2月22日(土曜日)、23日(日曜日)にことぶきアリーナ千曲でホームゲームを戦います。
2月13日(木曜日)田村英彦さんが令和6年度ふるさとづくり大賞「明日への希望賞」の受賞を報告




2月10日(月曜日)の授賞式
市内でまちづくり事業に取り組む会社を経営する田村英彦さん(寂蒔)が市役所を訪れ、令和6年度ふるさとづくり大賞の総務大臣賞である「明日への希望賞」を受賞したことを小川修一市長に報告しました。
ふるさとづくり大賞は総務省が主催する、全国各地でふるさとをより良くしようと頑張る団体、個人を表彰するもので、2月10日(月曜日)に授賞式(東京都)が開催されました。
今回、田村さんは個人としての表彰で、千曲市への愛着をもとに、地域の良さを活かしつつ現代社会に適応した多様な社会事業を展開。ワーケーションなど、社会を変える集団的インパクトを創出する取組み、地域活性化への貢献などが評価されました。
田村さんは「仲間と一緒にやってきた事業が認められ嬉しく思います。みんなでもらった賞だと思っていただきました」と話し、小川市長は「地元の人で何かしたいけど何をしていいかわからないと思っている人はたくさんいるはずなので、田村さんをきっかけに地域を盛り上げる輪が広がっていって欲しいです。お互いに情報を共有しながら市を活性化させていきましょう」と述べました。
2月9日(日曜日)第20回千曲演劇祭

屋代高校・附属中学校演劇班

長野南高校演劇部

劇団「杏童」

劇あそびクラブちぷろー
市教育委員会が主催する「第20回千曲演劇祭」が上山田文化会館で開催されました。
今年は劇あそびクラブちぷろー、屋代高校・附属中学校演劇班、長野南高校演劇部、劇団「杏童(きょうどう)」の4団体が出演。このうち屋代高校・附属中学校演劇班はビオトープに住む虫たちの視点から人間との立ち振る舞いを演じた作品を披露。また、長野南高校演劇部は戦時中の日本を舞台にした作品を、ところどころにユーモアを交えながら熱演しました。
音響・照明・衣装・大道具など、スタッフたちも演技を惹き立て、観客を魅了していました。
2月1日(土曜日)市歴史文化財センターで「文化財防火デー」にともなう消防訓練が実施されました

文化財搬出訓練

初期消火訓練

消防署・消防団による放水訓練
文化財を火災から守る活動や啓発を行なう「文化財防火デー」(毎年1月26日)にともない、防火体制の再確認や防災設備にかかる情報共有を目的に市歴史文化財センターで消防訓練が実施されました。
訓練では消防署員、市消防団員など約30人が参加し、文化財搬出訓練、初期消火訓練、地元の市消防団第11分団と消防署隊員による放水訓練などが行なわれました。
訓練終了式で、塚田 優(まさる)戸倉上山田消防署長は「訓練を繰り返し災害に備えるとともに、火災を予防して大切な文化財を現在のまま残していきましょう」と話しました。
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更新日:2025年02月04日