2025年3月のちくまトピックス

更新日:2025年03月06日

3月30日(日曜日)令和7年度千曲市消防団任命式

団旗にを掲げ、団旗に向かって敬礼を行なっている消防団員の皆さん
瀬在消防団長(左)に宣誓を行なう消防団員の碓田さん

令和7年度千曲市消防団任命式が市役所で行なわれ、瀬在順一団長から新幹部、新入団員の代表者に任命辞令が交付されました。

小川修一市長は「山火事のみならずさまざまな災害が多発している昨今の現状で、消防団員の皆さんは共助の柱であり、地域に精通した消防・防災組織として欠かすことができない存在です。市民の皆さんが安心して暮らせるまちであり続けるために、引き続きご尽力をお願いします」とあいさつしました。
第5分団の碓田 徹(うすだ とおる)さんは「不公平並びに偏見を避け、良心に従って忠実に消防の業務を遂行することを厳粛に誓います」と宣誓しました。

また、任命式に参加した新任分団長の下平さんは「予防消防に努め、万が一災害が発生した場合には地域の力になれればと思っています」と話してくれました。
消防団は、住民の生命、身体、財産を災害から守ることを任務としており。令和7年度(4月2日時点)の消防団員は616人です。

3月29日(土曜日)第27回八王子山のかたくりまつり

雨に濡れたカタクリの花
かたくりの花を見る人々
非常に珍しい白いかたくりの花
お茶のおもてなしの様子

八王子山のかたくり祭り実行委員会が、佐良志奈神社で第27回八王子山のかたくりまつりを開催しました。

この日はあいにくの天気できれいに開いた状態の花は見れませんでしたが、主に山林に分布するかたくりの花が気軽に歩いて行ける場所で見られることは珍しく、かたくりの花を見に市内外の人が訪れていました。
また、地元農産物などの販売のほか、お茶やお茶菓子のおもてなしなどもあり、神社境内は賑わっていました。

戸倉地区から足を運んだ丸山さん(男性)は「例年お茶のおもてなしが目的で来ていましたが、今回改めてかたくりを知ることができました。次は天気の良い日に見てみたいです」と話しました。

3月28日(金曜日)CHIKUMA cue'Anz(千曲キューティアンズ)が全国選手権大会出場を報告

選手6人と市長が杏・キューティアンズ・Let's Go 千曲のボードを持って記念撮影している様子
小川市長の話を聞く選手と監督7人

チアリーディングチーム「CHIKUMA cue'Anz」の選手6人が市役所を訪れ、3月30日(日曜日)に幕張メッセ(千葉県)で開催される「USA All Star Nationals 2025 -全国選手権大会-」出場を小川修一市長に報告しました。

チームは今年1月5日(土曜日)にことぶきアリーナ千曲で開催された「USAリージョナル甲信越大会」に参加。小学1年生から中学3年生で構成されるJunior(ジュニア)編成のチームが全国大会への出場を勝ち取りました。

選手でキャプテンの塚原結菜(ゆな)さん(屋代中2年)は「全国大会出場が決まり全員で喜びあいました。チアリーディングは人を持ちあげたりするので、チームメンバーの信頼が重要です」と話し、同じくキャプテンの北原茉彩(まあや)さん(埴生中2年)は「きらきらの新しいユニフォームに負けないように笑顔で頑張りたいです」と話しました。

3月27日(木曜日)第70回あんずまつり開始式

あいさつをする小川修一市長
開始式会場の様子
5輪以上の開花を確認し、開花宣言をする久保会長
開花したあんずの花

あんずの里観光会館で「第70回あんずまつり」の開始式が行なわれ、会場には関係者などが集まり開催を祝いました。

開始式で、あんずまつり実行委員会の久保正浩会長は「千曲市とあんずは切っても切れない関係。あんずを活用した観光は重要だと思っております。短い期間ですが、事故なく精一杯運営していきます」と話し、小川修一市長は「若い世代にもあんずの里を知ってもらい、盛り上げていくことが大切だと思っています。お祭りなのでまずは自分たちが楽しみながら、あんずの素晴らしさを発信していきたいです」とあいさつしました。

式終了後の午前10時40分には、森運動広場横のあんずの木で5輪以上の開花を久保会長が確認、あんずの開花宣言を出しました。

第70回あんずまつりは3月27日(木曜日)から4月6日(日曜日)までの日程で開催されます。
 

3月26日(水曜日)陶芸家アーグネス・フスさんが「ロエベ財団クラフトプライズ」のファイナリスト選出を報告

小川市長(右)に自分の作品について話すアーグネス・フスさん(左)
表敬訪問の記念撮影。左からアグネス・フスさん、小川市長、フスさんのパートナーの若林さん
アーグネス・フスさんのファイナリストに選ばれた作品。テーマは「止め石」
アーグネス・フスさんと作品が写った写真

ハンガリー出身で上山田温泉在住の陶芸家アーグネス・フスさんが市役所を訪れ、「ロエベ財団クラフトプライズ」のファイナリストに選ばれたことを小川修一市長に報告しました。

ロエベ財団クラフトプライズとは、スペイン発のファッションブランド「ロエベ」の財団が、現代のクラフトマンシップにおける卓越性、芸術性、革新性を称えるために創設した賞で2025年は第8回となります。

今年は133の国と地域から4,600点以上の応募があり、アーグネス・フスさんはその中でファイナリストの30人に選ばれました。

アーグネスさんの出展した作品は、石を麻ひもで巻いた日本の伝統的な厄除けである「止め石」という伝統を原点にしていて、縦・横・高さ60センチメートルで縞模様の大きな立方体を形成しています。作品の形状と表面をはっきりとさせるために色彩が使用され、隙間には濃い顔料を含んだ化粧土や釉薬(ゆうやく)が押し込まれ、豊かな質感が強調されています。

アーグネスさんは「素晴らしい賞のファイナリストに選出してもらい大変光栄です。家族にも協力してもらい技術的にも難しい作品を完成することが出来ました」と話し、小川市長は「日本の伝統文化を作品として世界に発信していただいて、私も千曲市民として誇らしく思います。この作品が世界の人たちに愛されることを期待しています」と激励しました。

ファイナリスト30人の作品は、スペインの首都マドリードのティッセン・ボルネミッサ国立美術館で5月30日から6月29日まで展示され、大賞受賞者が決定する5月29日の表彰式にはアーグネスさんも出席されます。

3月22日(土曜日)、23日(日曜日)信州ブレイブフォリアーズ ことぶきアリーナ千曲で公式戦

第1クオーターで攻めるブレイブウォリアーズの選手
第3クオーターで3ポイントシュートを打つ三ツ井選手
ダンクシュートを決めるブレイブウォリアーズの選手
ことぶきアリーナ千曲を黄色く染めるブレイブウォリアーズのブースター

男子プロバスケットボールリーグBリーグ2部(B2)の信州ブレイブウォリアーズは、ことぶきアリーナ千曲で開催された公式戦でアルティーリ千葉と対戦しました。
ことぶきアリーナ千曲での公式戦は約2年ぶりで、22日の試合でハーフタイム冒頭にあいさつをした小川修一市長は「待ち望んでいたことぶきアリーナ千曲でのレギュラーシーズンゲーム、そして相手は強豪アルティーリ千葉ということで、熱気に満ちあふれた雰囲気に嬉しさと興奮を感じます」と話しました。

試合前の練習中、以前信州に所属し現在は千葉に在籍している前田選手や大崎選手がアナウンスされるなど和やかな雰囲気もありましたが、試合では一転し上位対決らしい白熱した試合となりました。

信州ブレイブウォリアーズは主力選手の欠場もあり第2クオーターを終えた時点で36-46と苦しみながらも、第3クオーターでは長野市出身の三ツ井選手の3点シュートを含む連続8得点を上げるなど猛攻を見せ64-64で同点まで追い上げましたが、第4クオーターで再び引き離され、82対89で惜しくも競り負けました。
翌日の23日(日曜日)の試合は、今シーズンわずか3敗の東地区首位の実力を見せつけられ71対100で完敗しました。

残念ながら信州ブレイブウォリアーズは2連敗となってしまいましたが、連日ことぶきアリーナ千曲を黄色く染めて声援を送り続けるブースターの力を背に、選手たちは諦めることなく戦い続けてくれました。

3月17日(月曜日)屋代中学校男女ハンドボール部が全国大会出場を小川市長、小松教育長に報告

男女8人がガッツポーズをしながら記念撮影
小川市長の話を聞く屋代中の生徒4人

屋代中学校ハンドボール部の部員ら男女4人が市役所を訪れ、3月26日(水曜日)から29日(土曜日)にかけて富山県氷見市で開催される第20回春の全国中学生ハンドボール選手権大会に出場することを小川修一市長と小松信美教育長に報告しました。
屋代中学校の同大会への出場は、男子は3年ぶり4回目、女子は11年ぶり4回目となります。

小川市長は「今まで支えてきてくれた家族や先生方に感謝の気持ちを持って、目標を達成できるように頑張ってください」と激励しました。男子ハンドボール部部長の松沢悠悟さんは「長野県を背負っていくからには全国制覇を狙って頑張りたいです」と意気込みを話しました。

男子は26日に長崎県のチームと、女子は27日に福岡県のチームと北海道のチームの勝者と対戦します。

3月16日(日曜日)重伝建探訪!稲荷山プロレス大決戦 ふる里漫画館で信州プロレスが試合を実施

ジャイアントスイング(プロレスの技)をする信州プロレスの選手
信州プロレスの試合で、巨大風船を使って相手選手を倒している様子
信州プロレスの試合中、最後に観客の子どもたちをリングの中に呼び、寝転んだ選手を押さえて3カウントをとっている様子

市は、ふる里漫画館で信州プロレスの興行を実施しました。このイベントはふる里漫画館の新たな活用法と稲荷山の魅力を多くの人に知ってもらい、地域をさらに活気づける取り組みの一環として開催したもので、当日は漫画館の無料開放や博物館・文化施設の共通観覧券のプレゼントも実施しました。信州プロレスの試合を見ようと家族連れなど大勢の人たちが漫画館を訪れました。

あいにくの天候となり、本格的なリングの設営は断念することになりましたが、観客の子どもたちにコーナーポストになってもらいお手製の特別リングで試合を行ないました。試合の随所でお客さんとのふれあいや笑いを交え、会場は寒さを吹き飛ばし熱気に包まれました。

3月13日(木曜日)市消防団第2,4,6,8,11,12分団の、車両やポンプを更新、市役所で配置式

出席者32人が配置された車両やポンプを前に記念撮影している様子

配置式出席者で記念撮影

左からポンプ4台、ポンプ車と小型積載車が横一列に並んでいる様子

配置されたポンプと車両

2つの男性の集まりがポンプと車両の周りに集まり、それぞれの使い方の説明を熱心に聞いている様子

操作方法の説明を聞く消防団員

市は市消防団第6分団のポンプ車1台、第11分団の軽積載車1台、第2・第4・第8・第12分団の小型動力ポンプ4台(各1台)を更新し、市役所で配置式を行ないました。車両については22年、小型動力ポンプについては18年を経過したものを対象に、市の更新計画に基づき更新しました。

配置式で小川修一市長は「最近は日本中で山火事が発生して、県内でも2月に上田市で山火事が発生しました。当市でも昨年4月に桑原地区で山火事が発生しましたが、千曲坂城消防本部と消防団の皆さんの迅速な対応により被害を最小限に抑えることができました。本日配備しました車両およびポンプについて、運転方法やメンテナンスなどを熟知し、地域に根ざした消防・防災活動をお願いします」とあいさつしました。

3月12日(水曜日)日本遺産「月の都千曲」文化財長楽寺月見堂屋根修理完工式

松尾芭蕉の面影塚と屋根の修復が完了した長楽寺月見堂
クラウドファンディングで集まった寄付金の目録を若林会長(右)から大沢住職(左)に贈呈している様子
完工式終了後の長楽寺月見堂の全景

日本遺産月の都千曲の文化財を育む会は、長楽寺月見堂の屋根修復工事が完了したことから完工式を開催しました。

日本遺産月の都千曲の中心的文化財の1つである長楽寺月見堂は、かやぶき屋根が経年劣化のため屋根の一部に穴が開くほど傷んでいました。地元の皆さんの高齢化や核家族化により修繕がままならない状況となっていたところ、長楽寺からの依頼により月の都千曲の文化財を育む会が支援に立ち上がりました。

同会はクラウドファンディングによるかやぶき屋根修復プロジェクトを立ち上げ、このプロジェクトに共感した大勢の人たちから寄付が集まりました。集まった寄付と国、県や市からの補助金を財源に修復工事を実施し、本年1月に修復が完了しました。

同会の若林会長は「今回の事業は国・県・市のご協力をいただき工事が行なわれましたが、何よりもクラウドファンディングを通じて多くの皆さんから寄付をいただき完成にこぎつけることができました。今後もこの長楽寺月見堂に多くの人が集まり、長楽寺が末長く光を放ち続けることを願っています」とあいさつしました。

式典では、棟札(むなふだ)収納やクラウドファンディング寄進金送呈が行なわれ、式典終了後は今回かやぶき屋根の修理を行なった株式会社小谷(おたり)屋根の松澤社長と市文化財センターの小野主幹がかやぶき屋根修理の工法や市内かやぶき屋根文化財の現状について講演を行ないました。

3月12日(水曜日)栞の故郷推進委員会がバス待合所を市に寄付、市役所で目録贈呈式を実施

記念写真
寄付されたバス待合所(ベイシア更埴店南)

栞の故郷(しおりのふるさと)推進委員会は市内循環バスの待合環境の整備および利便性の向上を目的に市へバス待合所を寄付し、市役所で目録の贈呈式と市からの感謝状贈呈式が行なわれました。

同委員会の馬場條(おさむ)会長は「公共交通充実の重要性が高まっている一方でバスの本数減少などの課題もあります。バス待合所の設置を機に官民一体となって公共交通の利便性を高めていきたいです」と話し、小川修一市長は「すでにバス待合所を利用した人から感謝の声をいただいています。今後もさまざまな知恵を借りながら、より良い公共交通のあり方を模索できればと思います」と話しました。

今回寄付されたバス待合所は「ベイシア更埴店南」、「綿半千曲店前」の2か所のバス停に設置されています。

3月11日(火曜日) 戸倉宿キティパークの愛称が「戸倉宿サクラケアパーク」に決定

協定書を掲げるメディカルケア株式会社武田洋代表取締役社長と小川修一千曲市長
協定締結の様子(右、メディカルケア株式会社武田洋社長、左、小川修一市長)

「千曲市戸倉宿キティパークネーミングライツ協定調印式」が市役所で行なわれ、命名権者となるメディカルケア株式会社の武田洋代表取締役と小川修一市長が協定書に調印しました。

同社は、市内での高齢者介護施設の運営のほか、県内外への福祉用具のレンタルや販売、介護住宅の改修などを手掛けています。愛称は、その店名である「サクラケア」を冠し「戸倉宿サクラケアパーク」に決定しました。

調印式で小川市長は「『サクラケア』にはサクラのように多くの人に親しまれたいという想いが込められていると聞き、まさにサクラの名所である本公園に素晴らしい愛称だと思います。この愛称が地域に根差し、末永く愛されることを願っています」、武田代表取締役は「戸倉宿キティパークには子どもが小さい頃遊びに行ったり、斜面を使って消防団の訓練を行なったりと個人的にも思い出のある公園です。市民の皆さんに親しまれている公園の維持管理に微力ながら貢献できることをうれしく思います」とそれぞれあいさつしました。

協定の内容

命名権者

メディカルケア株式会社(千曲市大字小島3172番地)

戸倉宿キティパークの愛称

戸倉宿サクラケアパーク

命名期間

令和7年4月1日から令和10年3月31日まで

命名権料

年額48万7,500円(税込)

3月11日(火曜日)市教育委員会が信州大学教育学部と連携に関する協定を締結

4人の男性が協定書を持って記念撮影している様子
村松教育学部長と小松教育長が協定書に署名する様子

市教育委員会と信州大学教育学部による「相互連携・協力に関する協定」締結式が市役所で行なわれ、信州大学教育学部の村松浩幸(むらまつひろゆき)学部長、宮崎樹夫(みやざきみきお)教授、市教育委員会の小松信美(こまつのぶみ)教育長と小岩成夫(こいわしげお)教育部長が出席しました。

この協定は、市教育委員会が信州大学教育学部と学校教育、社会教育などの分野で相互に連携・協力し、学校および地域における教育の充実・発展と、人材の育成に寄与することを目的に締結するもので、「学校教育の充実に関すること」「幼児教育の充実に関すること」「社会教育の充実に関すること」「教員研修・養成の充実に関すること」「教育課題に係る調査に関すること」の5つの項目について、連携・協力するものです。

締結式で小松教育長は「教育現場での改革は目まぐるしく対応に精一杯の状況が続いています。連携協定締結は、子どもたちの学びや教職員のスキルアップなどにつながるものと考えており、大変心強く思っています」と話し、村松学部長は「大学全体と自治体の連携協定はこれまでもありますが、教育学部と市教育委員会の連携協定は今回が初めてです。18歳以下の子どもたちが少なくなる中で、教育学部としても、これまで以上に地域に根ざした教育というものが必要だと思っておりますので、大学と千曲市で一緒に教育について取り組んでいけたらうれしいです」と話しました。

3月8日(土曜日)テレビアニメ「Turkey!」のラッピングバスの運行を開始しました

テレビアニメ「Turley!」のラッピングバスの横でテープカットをする4人
テレビアニメ「Turkey!」の絵柄がラッピングされたバスを左斜め前方から撮影。ボウリング部の女子高生5人がボールを持ってポーズを決めている絵柄がラッピングされているカラフルなバス。
ラッピングバスお披露目式会場の様子。正面にバスとテープカット前のテープが並び、左側にはTurkey!に登場するキャラクターのスタンディパネル5体が並んでいる。右側には司会のスタンドとアニメの幟。奥にはアニメの装飾を施した市役所庁舎の窓が見える。
バスの内部の様子。天井にさまざまアニメTurkeyと千曲市の絵が描かれたポスターが貼り付けられている。
運行を開始し、市役所前交差点を通過するラッピングバスの様子。

市は千曲市を舞台に今年放送されるテレビアニメ「Turkey!」の、オリジナルデザインに装飾したラッピングバスの運行を開始し、運行開始を記念したお披露目式を市役所東側平面駐車場で行ないました。

式には小川修一市長をはじめ、制作プロデューサーを務める株式会社ポニーキャニオンの北林俊哉(きたばやしとしや)さん、アニメ「Turkey!」で音無麻衣(おとなしまい)役を務める声優の菱川花菜(ひしかわはな)さんなどが出席し、イベントを盛り上げ、市内外から約50人が見学に訪れました。

式では、テープカットのほか、小川市長、北林さん、菱川さんによるトークセッションなどを行ない、見学者には「Turkey!」オリジナルデザインのステッカーなどを配布しました。

小川市長は「わたしたちも気づかない千曲市の素晴らしさがアニメの中に登場してくると思います。『Turkey!』と千曲市の応援を今後もお願いします」とあいさつしました。菱川さんはトークセッションで「千曲市のきれいな景色がそのまま映像になっているのでわたしもオンエアが楽しみです」と話しました。

須坂市から見学に訪れた田中さん(50代男性)は「アニメの全国放送によって地元の風景や食べ物を全国にPRできる機会になったらうれしいです」と話しました。

式では、今年(令和7年)7月に日本テレビ、BS日テレでテレビアニメ「Turkey!」が放映されることが発表されました。県内でもテレビ信州で放送されます。

ラッピングバスは市循環バス 大循環線(西回り)で運行します。

3月6日(木曜日)屋代南高校の生徒が高齢者向け手作り寝間着を寄贈

自分たちが作った「楽らくねまき」の苦労した点や感想を小川市長に話す屋代南高校ライフデザイン科2年生の山崎さん渋沢さん
楽らくねまきを寄贈され記念撮影をする小川市長(中央)と山崎さん(右)と渋沢さん(左)

屋代南高校ライフデザイン科2年生、山崎ひまりさん(上田市)と渋沢葉奈(はな)さん(長野市)の2人と柿崎史恵教諭が市役所を訪れ、小川修一市長に高齢者向け寝間着「楽らくねまき」13着を寄贈しました。寄贈された寝間着は市社会福祉協議会を通じて高齢者に配布されます。

寝間着の寄贈は昭和59年から毎年行なわれており、これまでさまざまな改良を重ねるなどして先輩たちから引き継がれ、今年で合計1183着の寄贈となりました。

寄贈された「ねまき」はライフデザイン科の2年生が1年次の9月から2月にかけて制作したもので、山崎さんは「介護する人もされる人も楽に着替えが出来るよう心を込めました」と話し、渋沢さんは「誰かのために作るのが初めてだったので丁寧に作りました」と話しました。
 

3月4日(火曜日)生徒の声をもとに学校改革に取り組む埴生中学校~「ポリネコ!CHIKUMA」でこども基本法を学びながら~

登下校時間の変更を実現するきっかけとなった3年生の杉原さんのオンラインによる発表
オンラインで全校生徒に向けて挨拶をする生徒会長の瀧澤さん
オンラインで先生から全校生徒に紹介してもらっているハンマーバードの岩田さん
オンラインで全校生徒に向けてこども基本法について制度や背景を伝えながら、ポリネコCHIKUMAの使い方を教えているハンマーバードの岩田さん

市と市教育委員会は、埴生中学校のスクールミーティングの時間を活用し「こども基本法」に基づく「こどもまんなか社会の実現」に向け、埴生中学校生徒に住民参加型システム「ポリネコ!CHIKUMA」の利用方法を学んでもらいました。ミーティングはオンラインで全校生徒を対象に行なわれ、校長室から全クラスへ配信される形となっています。

埴生中学校は、全ての生徒にとってウェルビーングな学校を目指してさまざまな学校改革に取り組んでおり、ミーティングの冒頭では改革の一つである登下校時間の変更を実現するきっかけとなった3年生の杉原莉緒(りお)さんや生徒会長の瀧澤稟晴(りんせい)さんがあいさつ、杉原さんは「私は3年生なので残りの学校生活は短いけれど、1・2年生の皆さんに今回の成果を残すことが出来て良かったです」と話しました。

その後生徒の皆さんは、ポリネコ!CHIKUMAの開発・運用をしている株式会社ハンマーバード代表 岩田崇(たかし)さんからシステムの説明とこども基本法の制度や背景を教わりながら設問とアンケートに答え、ポリネコ!CHIKUMAを体験しました。ミーティングを通じて、今後どのようにポリネコ!CHIKUMAを活用してウェルビーングな埴生中学校を実現するか全員で考えました。

※ウェルビーングとは、身体的・精神的・社会的に良好で満たされた状態にあることを意味する概念です。また、一時的・瞬間的に良好かどうかではなく、持続的に良好であることを意味します。

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