2025年6月のちくまトピックス

更新日:2025年06月23日

6月30日(月曜日)第43回長野県消防救助技術大会で千曲坂城消防本部が上位大会に出場

小川市長(左)に大会の結果を報告する千曲坂城消防本部の救助隊員(右)
ガッツポーズをする、ほふく救出に出場する救助隊員3名(左から西村隊員、砂川隊員、竹本隊員)と小川市長(一番右)

左から、西村隊員、砂川隊員、竹本隊員と小川市長

ガッツポーズをする、救助隊員2名(左から、丑丸隊員、梅田隊員)と小川市長(一番右)

左から、丑丸隊員、梅田隊員と小川市長

「第43回長野県消防救助技術大会」に出場した千曲坂城消防本部の救助隊員5人が市役所を訪れ、小川修一市長に大会の結果を報告しました。

同大会は、6月14日(土曜日)に長野県消防学校で開催され、同本部代表は、陸上の部「ほふく救出」と水上の部「溺者(できしゃ)搬送」に出場し、それぞれ長野県代表として上位大会に出場することになりました。

この大会は、救助技術の高度化に必要な基本的要素を錬磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、他の模範となる消防救助隊員を育成することを目的としています。

水上の部「溺者搬送」は、7月18日(金曜日)に神奈川県厚木市で開催される「第53回消防救助技術関東地区指導会」へ出場。陸上の部「ほふく救出」は、8月30日(土曜日)に兵庫県三木市で開催される「第53回全国消防救助技術大会」へ出場します。

小川修一市長は「上位大会出場おめでとうございます。日頃の厳しい訓練をしている中で、こうした競技に向けても精進していることに頭が下がる思いです。上位大会でも好成績を残すことを期待しています」と激励しました。

溺者搬送に出場する丑丸(うしまる)隊員は「基礎的な泳力が大切になります。自己ベストを更新できるよう、精神を強化して競っていきたいです」と話し、ほふく救出に出場する竹本隊員は「長野県代表として出場するので良い結果が出せるよう頑張ってきたいです」と意気込みを語りました。

6月28日(土曜日) あんずフェア うまいもん展2025

生あんず販売の様子
イベント内で販売されたハーコット
あんず販売の様子(来場者にあんずの説明をするスタッフ)
飲食ブースの様子

一般社団法人信州千曲観光局は、旬のあんずや市内外のグルメが楽しめる「あんずフェア うまいもん展2025」を市総合観光会館で開催しました。

同イベントでは市内で収穫された新鮮な生あんず(ハーコット、平和、信州大実、信山丸、杏月の5品種)の販売のほか、あんずの加工品やキッチンカーなど飲食ブースも数多く出店。
あんずの販売には開場前から行列ができるなど、市内外から多くの人が来場し、会場は賑わっていました。

生あんずを買いに埼玉県から夫婦で訪れた水口さんは「県外だと1品種くらいしか店に並ぶことはありませんが、千曲市に来ればさまざまな品種を安く買うことができてとても良いです」と話してくれました。

6月11日(水曜日)、6月25日(水曜日)避難所開設合同訓練を実施

災害対策本部で必要物品を受け取る避難所担当者
パーティションを組み立てる市職員と学校教職員
ダンボールベットを組み立てる市職員と学校教職員
組み立てたパーティションとダンボールベット

有事の際の迅速で確実な避難所開設運営と、学校と市の協力体制の連携強化のため、市内13か所の小中学校とことぶきアリーナ千曲、ふれあい福祉センターにおいて、市職員と学校教職員とで避難所開設合同訓練を行ないました。

市で震度6弱の地震が発生したことを想定し、市の災害対策本部設置や避難所開設担当者の参集、避難所開設の会場である学校などへの移動、避難所開設準備および本部への開設報告といったシナリオをもとに訓練を行ないました。避難所開設準備では、市職員と学校教職員などが協力しながらパーティションやダンボールベットなどの組み立て、受付における避難者の受入方法の確認などを行ないました。

訓練に参加した戸倉上山田中学校の春日教諭は「合同訓練の参加は3年目になりますが、毎年訓練を実施することで、受付などの避難者受入方法の良い確認になります」と話し、初めて参加した深町教諭は「組み立てるパーティションなどの備蓄品がうまく作られており、迷いなく組み立てることができました」と話してくれました。

6月22日(日曜日)自然体験学習会を開催

千曲川の砂礫河原について講義を行なう千曲川河川事務所の職員
千曲川のワンドに入り水棲生物を捕まえている子供たち。
千曲川で捕まえた水棲生物を参加者に見せながら解説をするガイド。
仮設のプールに放流したアユのつかみ取りを楽しむ子供たち。

市教育委員会は、遊びを通じて千曲川に親しみながら水辺の生き物を探す自然体験学習会を萬葉の里スポーツエリア周辺の砂礫河原で行ない、親子連れなど20組60人が参加しました。

冒頭に千曲川河川事務所職員より千曲川の自然再生事業についての講義を受けた後、千曲川にあるワンド(注釈)へ移動、ガイドの案内のもと、普段はなかなか入ることのない川に入ってエビやコイ、ドジョウなどを網で捕まえて観察しました。砂礫河原での生き物探しを終えると、準備した仮設プールにアユを放し、つかみ取りを体験しました。

親子3人で参加した北澤さんは「魚はなかなか取れなかったけど、エビはたくさん取れて楽しかったです」「普段は入れない川の中に入ることができて、子どもたちにとって良い経験になったと思います」と話してくれました。

(注釈)川の本流と繋がっているが、流れがなく池状になっている入り江のこと。魚などの水生生物に安定した棲み処を与えるとともにさまざまな植生が繁殖する場になってます。

6月22日(日曜日)操法技術総合訓練会を実施

開始の合図で一斉に放水の準備に取り掛かる消防団員の皆さんの様子
火点に向けて放水をする消防団員の様子

市消防団は、令和6年3月に策定した消防団改善計画に基づき、従来の消防ポンプ操法大会を休止し、代わりに「操法技術総合訓練会」を実施しました。

この訓練会は、消防団員の誰もが安全・確実・迅速に火災防御活動を行なえるようになることを目指し、配備された機関を活用した訓練の実技披露の機会としています。消防団が日ごろの訓練成果を披露するという点は従来の操法大会と同様ですが、審査は消防団員が基礎的な技術を習得できているかを確認するために実施し、順位付けは行ないません。

小型ポンプの部に出場した、第8分団の荒井さんは「新たに訓練会という形になりましたが、大会と変わらず緊張感をもって臨むことができました。日頃の訓練の成果を出すことができ、非常に良かったと思います」と話してくれました。

(注釈)令和6年度より操法技術総合訓練会へ移行していますが、昨年は雨天のため中止となっています。

6月18日(水曜日)「ポリネコ!CHIKUMA」屋代中生徒が市長と教育長に提案

出席者の集合写真

右から、ポリネコ運営会社の岩田代表取締役、小川市長、屋代中生徒の澤田さん・高木さん・田中さん、小松教育長、屋代中大井教諭

これまでの取り組み計画の報告
市長と教育長に提案をする3名の生徒
生徒に話しかける小川市長

屋代中学校3年生の澤田知也(さわだともや)さん、田中大賀(たなかたいが)さん、高木結衣(たかぎゆい)さんが小川修一市長と小松信美教育長に学校生活に関わる提案を行ないました。

この提案は、千曲市の住民参加システム「ポリネコ!CHIKUMA」により「こども基本法」を学びながら意見表明する取り組みがきっかけとなっています。

生徒からは「校内に自動販売機があると便利なので設置してほしい!」、「体育などのあとの移動授業はジャージで受けても良くしてほしい!」、「校則について必要に応じて生徒が意見を伝えられるようにしたい!」の3つの提案があり、それぞれの提案に至った理由を説明。

提案を受けた小川市長はまず「皆さんがこうしたいと思ったことを自分たちで準備して、こうして大勢の大人の前で勇気を持って伝えてくれたことに感動しました」と話し、「いずれも良い提案なので、より多くの人の賛同が得られれば実現に向けて前向きに進めていきたいと思います」と回答。

小松教育長は「今の学校でのルールや校則の理由をまず理解し、他の生徒や保護者、先生の意見を聞いて合意形成することが大事だと思います」とアドバイスしました。

今後、今回の提案の内容を学校にも共有し、さらに多くの人の意見を集めていく予定です。

(注意)生徒の高木さんの「高」は、機種依存文字の「はしご高」のため置き換えしています。

6月18日(水曜日)屋代南高校の生徒があんずの収穫を体験

あんずの里振興会の方が、屋代南高校の生徒たちにあんずの収穫方法を指導している様子。
脚立に上ってあんずの収穫を行なう屋代南高校の男子生徒。
あんずを収穫する屋代南高校の女子生徒2人。
脚立に上ってあんずを収穫する生徒(上)と木の下で収穫する生徒(下)。

あんずの里スケッチパークで屋代南高校ライフデザイン科の1年生37人があんずの収穫体験をしました。この体験は同校と市が協力し、生徒たちに市の特産物を知ってもらうことが目的で摘果や収穫の農作業と加工体験を行ないます。

収穫体験は、スケッチパークを管理しているあんずの里振興会のメンバーの指導のもと行なわれました。収穫を行なった石井美空(みく)さんは「あんずの収穫は初めてですが楽しかったです。摘果と収穫を体験させてもらいましたが、毎日世話をしているあんずの里振興会の皆さんは大変だと思いました」と話しました。

生徒たちは、7月4日(金曜日)に加工用の品種を使ってあんずジャムの加工作業体験を行なう予定です。

6月15日(日曜日)ちくま街まち文化祭2025

自分を表すハッシュタグシールを作成している様子
紅茶を販売している様子
団体の活動内容を展示している様子
ワークショップでビーズなどの素材を選んで作品を作っている様子
メイク体験の様子
キッチンカー販売のようす

6月15日(日曜日)、まちづくり団体「C-together」と市民交流センターてとては、「ちくま街まち文化祭2025」を同センターとサンパワーふれあい公園で開催しました。

C-togetherは2021年からまちづくり活動の情報発信や交流の場となる「ちくままちづくり文化祭」を、市民交流センターてとては2017年から市民団体の発表や交流の場となる「みんなの街まちフェスタ」をそれぞれ開催。両イベントが同じ目的であることから、今回新たなイベントとして共同開催に至りました。C-togetherの共同代表である株式会社ふろしきやの田村英彦さんは、「団体や行政の活動をお互いに知る、他の人に知ってもらう機会を増やしていきたいです。次回以降、さらに多くの団体に参加してもらえるようにしたいです」と話しました。

会場では、約50団体が活動内容のステージ発表や展示、食品および手作り製品の販売、体験型ワークショップなどを開設。来場者には、自分を表すハッシュタグシールの作成やステージ発表の観覧を条件としたスタンプラリーに参加してもらい、イベントをまんべんなく楽しめるよう工夫されていました。

長野市から娘と2人で訪れていた女性は「今朝、SNSでこのイベントを知り参加しました。お店で買ったチョコバナナと、くじ引きで当たったお菓子に娘も喜んでいました。この公園にもよく来ます。子どもと参加できるイベントでとても楽しかったです」と話してくれました。

6月13日(金曜日)ボアルース長野が市長を表敬訪問

左から山蔦監督、三笠キャプテン、若林社長、小川市長、若林会長、土橋GM

左から山蔦監督、三笠キャプテン、若林社長、小川市長、若林会長、土橋GM

歓談の様子

日本フットサルリーグ(Fリーグ)のF1に所属するボアルース長野の運営会社「株式会社ボアルース長野フットサルクラブ」の若林順平代表取締役会長、若林凛香代表取締役社長、土橋宏由樹ゼネラルマネージャー(GM)、山蔦一弘監督、三笠貴史キャプテンが市役所を訪れ、小川修一市長を表敬訪問しました。

同クラブは、昨季F2リーグで16勝2分と無敗での優勝を果たし、今季はF1リーグを戦います。

土橋GMは「昨シーズンでは、失点数を減らすことができ守備の面の強化ができました。今シーズンは攻撃面の改善し、頑張っていきたいです」と語り、若林会長は「ことぶきアリーナのような臨場感のあるアリーナはFリーグの中でも少ないです。市民の皆さんの活力に還元できるよう、ホームゲームで勝ちたいと思っています」と話しました。

6月15日(日曜日)にことぶきアリーナ千曲で開催されたホーム開幕戦のボルクバレット北九州戦は2-4と敗れてしまいました。ことぶきアリーナ千曲での今季のホームゲームは残り7試合を予定しています。

6月8日(日曜日)第33回「科野のムラ」お田植まつり

お田植えまつりの開会式で市長が小川市長があいさつする様子。
早乙女(さおとめ)に扮した屋代南高校らの生徒たちが田んぼに入っていく様子
早乙女(さおとめ)に扮した屋代南高校らの生徒たちが田植えをしている様子。

科野の里歴史公園で、第33回科野のムラお田植えまつりが開催されました。このまつりは、公園内の田んぼに古代米の苗を植えて豊作を願うまつりで、毎年6月に開催されています。
屋代南高校、屋代中学校、屋代高校附属中学校がこのおまつりに協力をしているほか、千曲坂城クラブ歴史科学専門部「HSC」(ヒストリーサイエンスクラブ)も活動の一環として参画しています。

矢代一重山太鼓の皆さんの力強い演奏の中、屋代南高校、屋代高校附属中学校、東小学校の女子児童・生徒8人が早乙女姿に身を包み、古代米の田植えを行ないました。また、途中から来賓や一般参加者も田んぼに入り、早乙女と一緒に田植えを行ないました。

松本市から家族で訪れていた若林さんは「実家が千曲市にあり家族で来ました。子どもの経験になると思い田植えに参加しました。昔の人たちの大変さを味わえました」と話し、息子さんは「初めての田植えで楽しかったです」と話してくれました。

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