2025年9月のちくまトピックス

更新日:2025年10月02日

9月30日(火曜日)茂木國豊さんからの寄付にともなう感謝状贈呈式

感謝状を受け取る茂木さん
記念撮影
懇談

羽尾在住の茂木國豊(もぎくにとよ)さんから、ペレットストーブ・薪ストーブ購入補助の使途に300万円、子どもたちへの教育の使途に700万円、計1,000万円を市へ寄付(ふるさと納税)していただいたことにともない、茂木さんが会長を務めるモキ製作所(上徳間)で感謝状贈呈式を行ないました。

小川修一市長から茂木さんへ感謝状が手渡され、小川市長は「多額の寄付をいただきありがとうございます。責任を持って有効に使わせていただきます」と、小松信美教育長は「これまで地元の更級小学校でも教育環境の整備にご協力いただいています。子どもたちの環境教育などに使わせていただきます」とそれぞれ感謝の言葉を述べました。

茂木さんからは「社会貢献として、できることはやろうと思っています」と挨拶がありました。

市では寄付金の使途として、各学校での図書や備品の購入などと、例年行なっているペレットストーブ・薪ストーブの購入に対する補助金の財源とする予定です。

9月27日(土曜日)名月の里・おばすて「棚田貸します制度」稲刈り・ハゼ掛け作業と30周年記念式典

棚田貸します制度の稲刈り、ハゼ掛けの様子
稲刈りをしているオーナーさん
ハゼ掛けをしているオーナーさん
棚田貸します制度30周年記念式典のオープニングで演奏を披露するさざなみ太鼓の皆さん
棚田貸します制度30周年記念式典であいさつする小川市長の話を聞く関係者の皆さん
棚田貸します制度30周年記念式典の表彰状および感謝状受賞者の皆さんと小川市長、来賓の皆さんで記念撮影

市が実施する「棚田貸します制度」のオーナーらによる稲刈りとハゼ掛け作業が行なわれました。

「棚田貸します制度」は、日本遺産「月の都 千曲」の構成文化財であり国の名勝でもある「姨捨の棚田」の保全のための制度で、都市と農村の交流・耕作の継続も目的としています。

この日は県内外から470人ほどが集まり、残暑が厳しく太陽の日差しが降り注ぐ中での作業となりましたが、棚田からの晴れ渡る美しい景色を楽しみながら、農作業に汗を流しました。

また今年は、棚田貸します制度が開始から30周年を迎え、稲刈り・ハゼ掛け作業にあわせて記念式典が催され、オープニングでは「さざなみ太鼓」の力強い演奏が棚田に響き渡りました。
式典では、棚田保全貢献者など6人と1組の団体に表彰状が、棚田のオーナーを21年以上継続している6組には感謝状がそれぞれ贈られました。

あいさつの中で小川修一市長は「17組でスタートしたオーナー組数も現在では93組のオーナー様に参加していただいています。毎年県内外からの多くの皆様のご協力によってこの景観が守られています。日本の原風景である姨捨の棚田を後世に引き継いでいくために、皆様にはこれからも保全活動にご支援をお願いします」と話しました。
表彰状を受賞した制度当初より参加している永年棚田オーナーの原田さんは「この制度に参加した当初はお米のことも田んぼのことも何一つわかりませんでしたが、名月会の人たちに手取り足取り教えてもらって何とか続けてくることが出来ました。体力の続く限り続けていこうと思っています」と謝辞を述べました。

式典の後には、中原神楽保存会による神楽の奉納や30周年記念抽選会が行なわれ、会場を盛り上げました。

9月25日(木曜日)市内の100歳を迎える高齢者へ祝品を贈呈、小川市長が訪問

瀧澤さかいさん(前列右)

瀧澤 さかいさん(右)

酒井 かつ子さん(右)

酒井 かつ子さん(右)

小山 仲一郎さん(右)

小山 仲一郎さん(右)

永井 定子さん(右)

永井 定子さん(右)

森嶋 静子さん(右)

森嶋 静子さん(右)

西村 雅芳さん(左)

西村 雅芳さん(左)

飯島 公枝さん(右)

飯島 公枝さん(右)

山崎 治人さん(右)(注釈)常用漢字を使用しています

山崎 治人さん(右)(注釈)常用漢字を使用しています

今年度で100歳になる市内の高齢者のお宅を小川修一市長が訪問し、国からの賞状と記念品、市からの祝品を贈呈しました。

小川市長が賞状を読み上げ、記念品を手渡すと、高齢者の皆さんはうれしそうに受け取っていました。
また、「長寿の秘訣は何ですか」との問いかけには「好き嫌いなく、何でも食べること」など、それぞれ答えてくれました。

今年度、市内で100歳を迎える高齢者は35人(男性5人、女性30人)です。9月1日現在、市内で100歳以上の高齢者は76人(男性6人、女性70人)、最高齢者は105歳です。

9月20日(土曜日) 清泉大学農学部(仮称) 市民参加型プレオープンキャンパス

オープニングセレモニーで握手を交わす清泉大学田村学長(左)と小川修一市長(右)
地元説明会の様子
千曲市クイズ王決定戦の様子
インナーコリドーでの物販の様子
完成イメージ図

完成イメージ図

令和9年4月に市内で開学予定の清泉大学農学部(仮称)のプレオープンキャンパスが信州の幸(めぐみ) あんずホールで開催されました。

この日は清泉大学農学部へ入学を希望している中学生・高校生だけでなく、市民なども対象に農学部開学への理解を深めてもらうことを目的に、地元説明会や発酵醸造に関連した地元事業者などの物品販売、千曲市クイズ王決定戦などさまざまな企画が実施されました。

長野市から参加した高校2年生の生徒は「元々農学部に興味があり、今日のオープンキャンパスに参加しました。説明を聞いて地域に根ざしたカリキュラムがあることも知り、さらに興味が増しました」と、一緒に来ていた保護者は「千曲市という近い場所に大学ができることは、通学などさまざまな面で親としても安心できてうれしいです」と、それぞれ話してくれました。

9月14日(日曜日)NPO法人千曲ねこの会が「お出かけ市長室」で小川市長と意見交換

意見交換会
保護された猫たち
動物移動手術車での不妊化手術

NPO法人である千曲ねこの会が「お出かけ市長室」で小川修一市長と意見交換をしました。

同会は飼い主のいない猫の不妊化手術を通じた生活環境の改善を目的に平成30年に発足した市民グループで、現在正会員12人で活動しています。令和元年度には市の協働事業提案制度に採択され、市内の自治会および区と協力して猫に関するトラブルを改善する地域猫活動の支援や、飼えなくなったり保護した猫を譲渡に繋げる保護支援などを行なっています。不妊化手術には市の不妊去勢手術補助金を活用し、今年の8月で猫の不妊化頭数は1,333頭に達しました。

当日は動物移動手術車での不妊化手術を行なっており、獣医師が手際良く短時間で手術を済ませる様子を見ることができました。

市環境課の集計によると、令和元年以降の猫の交通事故死数と苦情件数は減少傾向にあります。

同会の平田会長から活動内容の詳細説明があり、小川市長に「不妊手術費用が賄える程度までの市補助金の引き上げ、市として資源回収などと同じく生活衛生に関する事業としての位置付けと地域猫活動の住民理解への働きかけ、来場者の信頼を得るためにも公共施設での譲渡会開催のご検討をお願いします」と要望が伝えられました。

小川市長は「現状は飼い猫の不妊手術にも補助金がありますが、飼い主のいない猫の補助を増やしたほうが実効性があるのかなとも考えられます。また、定期的に市報に掲載するといった啓発活動や、公共的な施設での譲渡会が可能かどうか検討したいと思います」と回答しました。

9月12日(金曜日)千曲坂城消防本部が第53回全国消防救助技術大会入賞を報告

千曲坂城消防本部の救助隊員3名の全国大会入賞に労いの言葉をかける小川市長
入賞の賞状を持つ救助隊員と小川市長

「第53回全国消防救助技術大会」に出場した千曲坂城消防本部の救助隊員3人が市役所を訪れ、小川修一市長に大会の結果を報告しました。

同大会は、8月30日(土曜日)に兵庫県立広域防災センター兵庫県消防学校で開催され、同本部が長野県代表として出場した、陸上の部「ほふく救出」で見事に入賞しました。入賞チームは全国各都道府県代表51チーム中の19チームで、同本部は6番目に早いタイムでした。

この大会は、救助技術の高度化に必要な基本的要素を練磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、全国の消防救助隊員が一堂に会し、競い、学ぶことを通じて、他の模範となる消防救助隊員を育成し、全国市民の消防に寄せる期待に力強く応えることを目的としています。

小川市長は「チームが一体となった結果の好成績だと思いますが、皆さんはまだ上を目指していると思います。皆さんの活躍が地域住民の更なる安心感につながり、頼もしく思っていますので、さらに技術に磨きをかけて頑張ってもらいたいです」と労いの言葉を伝えました。

大会に出場した西村隊員は「以前出場した際は入賞が出来ず、今回の大会では是が非でも入賞したいと思っていたので、この入賞はとても嬉しかったです。先輩たちから教わった技術を私たちなりに改良したものもあるので、その技術を後輩たちにも引継ぐことが出来ればと思っています」と語りました。

9月7日(日曜日)市総合防災訓練(重点地区:埴生地区)

倒壊家屋救出訓練をする消防隊員と市民の様子

倒壊家屋救出訓練

水防訓練で土嚢を作成する市民の様子

水防訓練

医療救護訓練をする救急隊員と市民の様子

医療救護訓練

炊き出しをしたご飯を消防団員が市民に配っている様子

炊き出し訓練

給水訓練で地下式消火栓を使用し、応急給水場所を設置している市職員と市民の様子

給水訓練

千曲坂城消防本部による車両救出訓練の様子

車両救出訓練

市内各地区で防災訓練が実施され、このうち、市は埴生地区を重点地区とした総合防災訓練を埴生中学校で実施しました。訓練は糸魚川・静岡構造線(断層帯)「北部」の断層を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、市内で震度6強を観測、また台風の接近も確認されていることを想定して実施しました。埴生地域の各地区の住民や警察、消防、医療機関、市関係者など約1,000人が参加しました。

バールやジャッキなどを使った倒壊家屋救出訓練、避難所用パーティションなどを用いた避難所設営訓練、非常食の炊き出しと配布を行なう炊き出し訓練といった住民参加型訓練と、消防署職員による車両救出訓練など約8種類の訓練が実施されました。

また、千曲坂城消防本部による煙体験ハウス、災害協定に基づく防災車両などの展示や電力供給、災害用伝言ダイヤル体験などの随時体験コーナーも実施されました。

市災害対策本部長である小川修一市長は訓練の最後に「災害はいつか必ず発生するという危機感を持ち、より一層災害の備えと防災意識の高揚を図るとともに、災害時の取るべき行動を家族や地域の皆さんで今日にでも確認してください」と話しました。

消防本部の救出訓練を見学した中村さんは「なかなかこのような訓練を見る機会はないので貴重な経験をさせてもらいました。消防署の皆さんが色んな機材を使って救出する姿を見て、実際に災害があったときにはとても心強く感じます」と話してくれました。

9月4日(木曜日)~6日(土曜日) ものづくりフェア千曲 2025

説明をする事業者の様子
体験ブースで木工の体験をしている生徒の様子
「千曲市を知ろう!」ブース内でテレビアニメ「Turkey!」について説明している様子

市と市内製造事業者で組織する「ものづくりネット千曲」は、展示会「ものづくりフェア千曲 2025」を戸倉創造館で開催しました。

この展示会は、主に市内の中学2年生を対象に、ものづくりの「凄さ」や「楽しさ」を見て市内の企業に興味を持ち、地元企業への就職につなげることを目的に昨年より開催しています。2回目となる今年は、中学2年生以外の市内小学生・中学生・高校生、UターンやIターンを検討している若者やその家族にも見学に来てもらえるよう、最終日である6日(土曜日)を一般公開としました。

展示会では市内の事業者26社が展示や体験ブースを出展した他、コミュニティロビーでは「千曲市を知ろう」ブースを設置。千曲市が舞台のテレビアニメ「Turkey!」や、「ワインを知ろう」などさまざまな企画が実施されました。

5日(金曜日)に見学した屋代高校附属中学校の青木 幸孝(ゆきたか)さんは「毎日市外から通学しているため、千曲市のイメージはあんずしかありませんでしたが、このようなイベントをやっていることや、さまざまな事業者がいることなど、千曲市について知ることができて良かったです」と話してくれました。

9月1日(月曜日)屋代高等学校水泳班がインターハイ出場結果と国スポ大会出場を報告

出席者記念写真
出席者懇談

左から鈴木さん、城本さん、三井さん

屋代高等学校水泳班の3年生鈴木茉陽(まひる)さん、2年生城本悠(しろもとはるか)さん、1年生三井連真(れんま)さんの3人が市役所を訪れ、8月17日(日曜日)~20(水曜日)に広島県で行われたインターハイの出場結果と、滋賀県で行われる国民スポーツ大会への出場を小川修一市長へ報告しました。

(注釈)国民スポーツ大会の競泳競技は大会会期前の9月13日(土曜日)~15日(月曜日)に行われます。

鈴木さんは「インターハイの結果は自分にとってあまり納得のいく結果とならず、自分のベストの状態であればもっと上の順位を狙えたのではないかと思います。国スポでは決勝に進出して長野県に多くの得点を稼いで貢献したいと思います」、城本さんは「初めてのインターハイで緊張してしまい納得のいくタイムではなかったので、その反省を生かして国スポでは楽しみながら自分のベストタイムが出せるように頑張ります」、三井さんは「インターハイは標準記録に及ばず出場できませんでしたが、国スポでは全国という大きな舞台でしっかりと自己ベストを更新して、長野県に貢献できるよう頑張りたいと思います」とそれぞれ話してくれました。

小川市長は「私も屋代高校の卒業生ですので、後輩の皆さんの活躍を楽しみにしております。ぜひ自己ベストを更新して悔いの無いように力を出し切っていただければと思います」と激励しました。

インターハイ出場結果

鈴木茉陽さん:200メートル個人メドレー予選第21位、400メートル個人メドレー予選第20位
城本悠さん:400メートル自由形予選第42位、800メートル自由形予選第34位

国民スポーツ大会出場競技

鈴木茉陽さん:400メートル個人メドレー
城本悠さん:400メートル自由形
三井連真さん:50メートル自由形

9月1日(月曜日) 令和7年度市長表彰式典

集合写真

令和7年度市長表彰式典が、市政施行記念日にあたる9月1日に市役所で挙行されました。統計調査・産業振興・スポーツ振興・生活環境・交通安全の各分野で功績のあった、11人が表彰を受けました。

令和7年度 市長表彰受賞者

統計調査功労

野本 洋子(羽尾)
嶋田 正直(屋代)
宮坂 良子(寂蒔)
宮島 小夜子(上山田)
中澤 順子(屋代)
矢島 いつ美(羽尾)

産業振興功労

酒井 隆義(屋代)
新井 誠一(小島)

(注釈)常用漢字を使用して表示しています。

スポーツ振興功労

田中 健太郎(新潟県)

生活環境功労

内堀 衛(上山田)

交通安全功労

宮島 知子(森)

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
お問い合わせフォーム