インターネットと人権侵害
インターネットは便利だけど…
インターネットの普及に伴い、匿名で簡単に情報発信できたり、瞬時に世界中に伝えられたりと、社会が便利になる一方で、その特性を悪用した人権侵害が増えています。
使い方を間違えると、自分でも気づかないうちに、人を傷つける「加害者」や「被害者」になる可能性があります。
- 他人への中傷、侮蔑
- 無責任なうわさ
- 個人のプライバシーに関する情報の無断掲示
- インターネット上でのいじめ等…
部落差別等の同和問題や、ヘイトスピーチ(特定の民族や国籍の人々を排除する差別的言動のこと)などに関して、差別を助長するような書き込みがされることもあります。
使い方を間違えると大変なことに!
一度ネット上に流出した情報や画像は、一瞬にして全世界に広がり、完全な削除が極めて困難となってしまいます。気軽に投稿できる、ブログやSNS等には、特に注意が必要です。
また、自殺を誘うような情報など、インターネット上の有害情報をきっかけとして犯罪やトラブルに巻き込まれ、被害にあうなどの事案も発生しています。
ネットで相手を傷つけないために
インターネットの中であっても、その向こうにいるのは心をもつ生身の人間であることを忘れてはいけません。お互いの顔は見えなくても、直接人と接するときと同じように、相手の人権を尊重することが大切です。
参考資料
以下のホームページでは、インターネットによる人権侵害に関する啓発動画や、被害にあった時の相談窓口などの情報が多数掲載されています。
知らないうちに人を傷つけないために、また、自分の身を守るためにも、ぜひご一読ください!
▶インターネットによる人権侵害をなくしましょう(法務省のサイト)
正しいルールと知識を身に着け、人権尊重意識をもって、インターネットを利用しましょう!
この記事に関するお問い合わせ先
人権・男女共同参画課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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更新日:2024年01月25日