新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮と相談窓口について

更新日:2024年01月25日

新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮について

新型コロナウイルス感染が拡大している中、感染した方やそのご家族、治療にあたった医療機関関係者やそのご家族、海外からの帰国者、外国人の方などに対する差別やいじめ、偏見、SNSでの根拠のない差別的な書き込みが広がっています。
不確かな情報や誤った認識に惑わされて、誤解や偏見に基づく人権侵害につながることのないように、国や地方公共団体が発表する正しい情報に基づいた冷静な行動をお願いします。

正しい知識を持ちましょう

うわさ話やSNS等の無責任な情報をうのみにせず、国や県、市が発信する正確な情報を確認しましょう。

冷静な行動をしましょう

自らの感染を防ぐよう行動し、感染者等を攻撃するような言動は、絶対にやめましょう。

加害者にならないようにしましょう

相手の立場に立って考え、不確かな情報を広めたり、差別的な言動に同調することはやめましょう。

感謝を忘れないようにしましょう

感染症の治療や拡大防止のため、また日常生活を支えるためにたくさんの人々が働いています。その人たちに敬意を表し、感謝をしましょう。

相談をしましょう

困ったことがあれば一人で悩まずに、身近な人や各種の相談窓口に相談しましょう。

 

新型コロナウイルス感染症「陽性者」と「感染者」について

新型コロナウイルス感染症に関する「陽性者」と「感染者」は異なります。

陽性者:PCR検査や抗原検査の結果、陽性と判明した人。検査結果が「陽性」でも、必ずしも感染性まで確認されたものではありません。

感染者:臨床的特徴や検査結果を踏まえ「新型コロナウイルス感染症発症届」をもって医師が感染と判断した人。法律に基づき療養等が必要となります。

新型コロナウイルスのワクチン接種等に関する人権への配慮について

感染収束に向けて効果が期待される新型コロナウイルスワクチンですが、体質や持病など、様々な理由で接種を受けることができない人もいます。

ワクチン接種を受けることは強制ではなく、感染予防の効果と副反応のリスクの双方について理解したうえで、自らの意思で接種を受けていただくこととなります。

アルコールによる手指消毒ができない人、ワクチン接種をしていない人に対して、消毒や接種の強制や差別、いじめ、職場や学校での不利益な取り扱いは決して許されるものではありません。

一人ひとりがお互いを思いやり、人権が尊重されるまちづくりにご協力をお願いします。

もしも、消毒やワクチン接種に関して誹謗中傷や差別的な取り扱いを受けたり、見聞きした場合は、ご相談ください。

マスクの着用が困難な人への配慮について

マスクを着けたくても障害や病気など様々な事情により着けることが難しい人がいます。マスクを着けることが難しい人への配慮をお願いします。

人権問題についての相談窓口

困ったときは、一人で悩まず相談してください。

相談窓口一覧
窓口名 電話番号 日時
長野県誹謗中傷等被害相談 026-235-7100 平日8時30~17時15分
千曲市人権ふれあいセンター 026-273-3693 平日9時~16時
長野県人権啓発センター
(人権相談専用電話)
026-274-3232 8時30分~17時
火曜日~日曜日
みんなの人権110番(全国共通) 0570-003-110 平日8時30分~17時15分
女性の人権ホットライン(全国共通) 0570-070-810 平日8時30分~17時15分
子どもの人権110番(全国共通) 0120-007-110 平日8時30分~17時15分
外国語人権相談ダイヤル(全国共通)
 
0570-090-911 平日9時~17時

この記事に関するお問い合わせ先

人権・男女共同参画課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
お問い合わせフォーム