「行政事務標準文字」の導入についてお知らせします。

更新日:2025年10月31日

自治体が各種証明書や郵送物で使用する文字が標準化されます

国は、全国の自治体の主な業務で取扱うシステムの統一・標準化を進めており(注釈1) 、その一環として、市の主な業務システム(注釈2)で使用する文字を令和7年11月から「行政事務標準文字」に変更します。これにより、市が発行する住民票の写し、各種証明書や皆さんへ郵送するお知らせなどに書かれている宛名(お名前や住所)の文字の形が、一部これまでのものと変わることがあります。

 

「行政事務標準文字」とは何ですか?

「行政事務標準文字」は、すべての自治体が同じ文字を使うことによって効率的な行政サービスの実施や大規模災害への迅速な対応ができるよう導入するものです。戸籍や住民票で使用されている標準的な文字をもとにデジタル庁が作成しました。

 

標準化で何が変わるのですか?

すべての自治体が同じ文字を使い行政事務を効率化するため、住民票の写しや市が皆さんへ発送する郵送物の宛名などに用いる文字が今までと違ったデザインになる場合があります。

 

文字はどのように変わるのですか?

部首の大きさ、曲げ跳ねの違い、一部の長さの違いなど、デザインの差(「字形」の違い)の範囲内で変わる場合があります。漢字の骨組み(「字体」 の違い)は変わりません。

字体は同じだが字形が変わる例

今までの漢字は使えないのですか?

「行政事務標準文字」は、自治体が発行する各種証明書や印刷物、コンピューター処理などで使われるものであり、皆さんが書類などに記入する手書きの文字はこれまで通りに使えます。なお、戸籍では従来の文字を保持し続けます。(注釈3)

 

いつから変わるのですか?

市では令和7年11月から順次導入します。
自治体により導入開始時期や対象となる証明書や郵送物は異なります。

 

注釈1
地方公共団体情報システムの標準化に関する法律(令和3年法律第40号)

注釈2

以下20業務の業務システム

児童手当 子ども・子育て支援 住民基本台帳 戸籍の附票
印鑑登録 選挙人名簿管理 固定資産税 個人住民税
法人住民税 軽自動車税 戸籍 就学
健康管理 児童扶養手当 生活保護 障害者福祉
介護保険 国民健康保険 後期高齢者医療 国民年金

注釈3
戸籍システム及び戸籍の附票システムは、従来の文字セットを行政事務標準文字と対応させて保持することで従来の文字セット、文字コード及び文字フォントを使用することを経過措置として可能とします。

 

さらに詳しく知りたい方はデジタル庁ホームページへ

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