マイマイガの発生にご注意ください

更新日:2023年04月03日

近隣市町村でマイマイガの発生が確認されています。マイマイガは約10年周期で大量発生を繰り返し、その後2~3年継続すると言われています。

身近な場所を確認し、必要に応じて適正に駆除して、マイマイガの発生を抑制しましょう。

マイマイガの生態と駆除方法

マイマイガとは

生態

5月にふ化した幼虫は7月上旬まで樹木の葉を食べ、蛹になり7月下旬から8月に羽化して、樹木・電柱・よう壁・家屋等に卵塊(らんかい)を産み付けます。

幼虫

ふ化直後2~3ミリメートルの黒褐色の状態から成長すると6センチメートルになり、頭部は、黒っぽく地に黄、橙、青色の斑点があり、長い毛で覆われています。

幼虫

食性

幼虫は、広葉樹・針葉樹、農作物の葉を食べます。

マイマイガによる被害

5月頃の幼虫は糸を吐いてぶら下がり、風に乗って飛びながら移動し、6月頃の幼虫は広葉樹・針葉樹の葉を食べつくすと他の木へ移動します。

駆除方法

卵塊(らんかい)の場合

  • マイマイガの成虫は照明に飛来し、近くの電柱や壁などに産卵します。卵塊は見つけ次第除去することが効果的です。
  • 壁に産み付けられた卵塊は、ヘラや角形ペットボトルを半分に切断したものを使い、そぎ落とします。
  • そぎ落とした卵塊は、可燃ごみとして処分します。

【注意】駆除をする際は、マスクや手袋、ゴーグルを着用して、飛散した卵を吸い込まないようにしてください。

駆除

角形ペットボトルによる駆除

幼虫の駆除(体長1センチメートル程度まで)

  • ガムテープを貼り付けて駆除します。
  • ホームセンター等で販売されている薬剤でも駆除できます。薬剤を使用する際は、説明書に従って使用し、通行人や近くの住民に十分配慮するとともに、周囲に飛散しないよう注意してください。

幼虫の駆除(体長1センチメートル以上)

  • 手袋を着用し、割り箸やピンセットで捕殺します。
  • 死がいは、可燃ごみとして処分します。

問い合わせ先

  • 自宅での駆除の依頼 害虫駆除業者
    個人の土地や建物に発生した場合は、自身の責任で適切に処理をお願いします。
  • 公共施設での発生 施設の管理者
  • 空き地・空き家所有者に連絡が取れない場合
  • 千曲市役所  026-273-1111
  • 空き地の場合 千曲市環境課環境政策係(内線2201)
    空き家の場合 千曲市建築課空き家対策係 (内線3222)

この記事に関するお問い合わせ先

環境課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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