「ノロウイルス」食中毒にご注意ください(注意報発令中)

更新日:2026年01月23日

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒に注意しましょう

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、1年を通して発生しますが、特に冬季に流行します。
長野県内における感染性胃腸炎患者の届出数に増加傾向が見られることから、長野県は1月14日に「ノロウイルス食中毒注意報」を発令しました。

ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
ノロウイルスについては、予防用ワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。

そのため、周りの方々と一緒に次のポイントに注意してノロウイルスによる食中毒を防ぎましょう。

予防のポイント

料理をしているイラスト

調理する人の体調管理

  • 普段から感染しないように食べ物や家族の健康状態に注意する。
  • 症状があるときは、食品を直接取扱う作業をしない。
煮込んでいるイラスト

食品の加熱調理

  • 中心温度 85~90℃で 90 秒以上加熱しましょう。
手洗いのイラスト

作業前などの手洗い

  • 手を洗うタイミングは、トイレに行ったあと、調理施設に入る前、料理の盛付けの前、次の調理作業に入る前などに行います。
  • 石けんを使用し、汚れの残りやすいところ(指先、指の間、爪の間、親指の周り、手首)をていねいに洗い、流水でしっかり流しましょう。

*2回繰り返すと効果的です。

消毒のイラスト

調理器具の消毒

  • 洗剤などで十分に洗浄し、熱湯で加熱又は次亜塩素酸ナトリウム等の消毒剤で消毒する。

*消毒剤の十分な効果を得るためには、使用前の清掃や洗浄が重要です。

*有効性を示す製品を選択し、正しい使用法で用いましょう。

次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めて「塩素消毒液」を作ります。家庭用の塩素系漂白剤でも代用できます。

塩素消毒の方法

 

調理器具、環境などの消毒や拭き取り

(200ppmの濃度の塩素消毒液)

おう吐物などの処理

(1000ppmの濃度の塩素消毒液)

製品の濃度 液の量 水の量 液の量 水の量
12% 5ml 3ℓ 25ml

3ℓ

6% 10ml 3ℓ 50ml

3ℓ

 

ノロウイルスに感染すると…

  • 潜伏期間は24~48時間で、主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これらの症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
  • 発症してしまった場合、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように水分と栄養の補給を行いましょう。脱水症状がひどい場合には、病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。

まん延を予防するために

  1. 下痢や腹痛、おう吐、発熱などの胃腸症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。また、胃腸炎症状がある時は、調理に従事しないようにしましょう。
  2. 床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン等)、マスクと手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないようにペーパータオル等で静かに拭き取ります。拭き取った後は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白剤:塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きします。
  3. 感染者が使用した食器や吐ぶつ等で汚れたリネン等は85℃で1分以上の熱水洗濯か、次亜塩素酸ナトリウム液に十分浸し消毒しましょう。

ノロウィルスに関するQ&A(最終改定:令和3年11月19日)

ノロウィルス食中毒予防対策リーフレット

ノロウィルス等の食中毒予防のための適切な手洗い(動画)

この記事に関するお問い合わせ先

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