予防接種についての注意事項
予防接種を受ける前に
予防接種に行く前のチェック
- お子さんの体調はよいですか。
- 今日受ける予防接種について、必要性、効果及び副反応などを理解していますか。
- わからないことがあれば、質問をメモしておきましょう。
- 母子健康手帳は持ちましたか。
- 予診票の記入はすみましたか。
- 予防接種は体調のよいときに受けるのが原則です。日頃からお子さんの体質、体調など健康状態によく気を配ってください。
- 当日は、朝からお子さんの状態をよく観察し、普段と変わったところのないことを確認しましょう。
- 予診票は、接種する医師への大切な情報です。責任をもって記入するようにしましょう。
- 当日は、予防接種を受けるお子さんの日頃の健康状態をよく知っている保護者の方が付き添いましょう。
予防接種の接種間隔
- 「注射生ワクチン」(BCG、麻しん風しん混合、麻しん、風しん、水痘、ロタウイルス、おたふくかぜなど)の接種後、27日以上間隔を空けなければ、「注射生ワクチン」の接種を受けることはできません。
- それ以外のワクチンの組み合わせでは、前のワクチン接種からの間隔にかかわらず、次のワクチンの接種を受けることができます。
- 同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合は、ワクチンごとに決められた間隔を守ること。
- 新型コロナワクチン接種の前後2週間は別の予防接種が受けられません。
また、同時接種もできません。 - 接種から数日間は、発熱や接種部位の腫脹(はれ)などが出ることがあります。ルール上接種が可能な期間であっても、必ず発熱や接種部位の腫脹がないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談の上、接種を受けてください。
予防接種を受けることが出来ない人
- 明らかに発熱(37度5分以上)のある人
- 重篤な急性疾患にかかっている人
- その日に受ける予防接種に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことのある人
- BCG接種の場合においては、外傷などによるケロイドが認められる人
- B型肝炎の予防接種の対象者で、母子感染予防として出生後にB型肝炎ワクチンの接種を受けた人
- その他、医師が不適当な状態と判断した人
予防接種を受ける際に注意が必要な人
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療を受けている人
- 過去に予防接種で、接種後2日以内に発熱、発疹、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた人
- けいれん(ひきつけ)を起こしたことがある人
- 過去に、免疫不全の診断がされている人及び近親者に先天性免疫不全症の人がいる人
- ワクチンの製造過程における培養に使用する、卵の成分、抗菌薬、安定剤などにアレルギーがあるといわれた人
- ラテックス過敏症の人
- BCG接種の場合、家族に結核患者がいて長期に接触があった場合または、過去に結核に感染している疑いのある人
予防接種後の注意事項
- 接種後30分間程度は、医療機関でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがあります。
- 接種後、生ワクチンは4週間、不活化ワクチンは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
- 接種当日は、はげしい運動は避けましょう。
- 接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
予防接種による健康被害救済制度について
予防接種法に基づく予防接種を受けた後、健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく給付を受けることができます。
(厚生労働省)予防接種健康被害救済制度について
リンク
長期療養のため予防接種ができなかった場合
長期療養が必要な病気により、定期予防接種の対象年齢内に接種が出来なかった場合、定期接種として接種が受けられる場合があります。
事前に申請が必要となります。詳細については、千曲市健康推進課予防保健係へご相談ください。
予防接種全般に関する情報は、こちらからも確認できます
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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更新日:2022年04月01日