公民共創推進室とは

更新日:2025年04月01日

公民共創推進室の概要

公民共創推進室は市内で計画されている開発事業の実現に向け、課を横断して検討を行う令和6年4月に設置された部署です。多様な民間事業者等と対話を通じて連携し、双方のアイデアやノウハウ等を結集して課題解決に取り組みます。現在は主に以下の事業を担当しています。

公民共創による行政課題の解決

山積する行政課題を解決するには、民間事業者等と早い段階から対話を重ね、民間事業者等の高い専門性やノウハウ、資金などを活用し、持続可能で良質な市民サービスの創出、地域や経済の活性化を目指す必要があると考えています。そこで、令和6年度に内閣府の支援を受けながら、公共施設等の整備・管理運営や公有財産の利活用、指定管理者の幅広い募集などにおいて、従来方式よりも優先してPPP/PFI手法等民間活力の導入を検討するための指針となる「千曲市民間活力導入規程」の策定を進めました。民間事業者の創意工夫を取り入れる領域や推進体制の構築など、多様な分野において公民共創の取組みを行います。

現在、開発が進んでいる雨宮産業団地・八幡東産業団地は、本市の強みである立地の良さを活かし、公民連携事業として行政と民間事業者が相互に連携協力し、役割を分担することで良好な産業基盤を整備し、地域産業の振興と市民生活の向上に寄与することを目的に取り組んだものです。

(仮称)屋代スマートインターチェンジ周辺のまちづくり

屋代地区においては、(仮称)屋代スマートインターチェンジ(SIC)の事業化決定により、SIC供用開始後の周辺の無秩序な開発が懸念されています。これを抑制するため、今後市では「(仮称) 屋代スマートインターチェンジを活用した魅力あるまちづくり方針」を策定し、SIC周辺における産業基盤の形成と計画的で調和のとれた魅力あるまちづくりを進めていきます。

新戸倉体育館建設事業

総合運動公園構想における 戸倉体育館エリアの整備は、国民スポーツ大会に合わせて新体育館を早期整備することとし、現在は、新体育館の規模や機能、エリア全体の配置など基本計画の策定を進めてます。また、建設支援を行うアドバイザリー委託により、 建設・運営に係る概算費用の算出、PFI事業による整備の効果などを検証し、事業手法を決定していきます。
新戸倉体育館は、総合運動公園構想に定める「みんなが集い・憩い・楽しめる コミュニティスポーツパーク」を目指しています。その実現と、令和10年開催の国民スポーツ大会でのハンドボール競技の会場となるようスピード感をもって取り組んでいきます。

地域防災拠点・道の駅整備事業

令和元年台風の被害を教訓に地域防災の拠点を整備します。日本遺産「月の都千曲」など地元のリソースを活かした地域活性化に資する施設整備を行います。
令和5年度には八幡地区の国道18号バイパス沿いを候補エリアとする民間事業者へのサウンディング型市場調査を行いました。「地域防災拠点・道の駅」の目指すべき基本理念、規模や機能、候補地の選定、管理運営手法等の基本的事項をまとめた基本構想を策定しました。
引き続き、期成同盟会とも意見交換を重ね、国等の関係機関への働きかけも行っていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

公民共創推進室
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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