姨捨の棚田が「つなぐ棚田遺産」に認定されました。

更新日:2022年04月06日

令和4年3月25日 姨捨の棚田が「つなぐ棚田遺産」に認定されました。

 農林水産省は令和3年10月より、過去に認定した棚田百選の見直しを行い、現在も力を入れて耕作している棚田地域にスポットを当てた取り組みがしたいと、新たに「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」を新設し、募集を開始しました。

 姨捨の棚田は、国の名勝指定や重要文化的景観、令和2年には日本遺産、その他多くの認定を受けており、各地から多くの観光客でにぎわっています。

 田毎の月 姨捨「棚田貸します制度」では例年多くのオーナー様が参加してくださり、近年では募集枠が満員となり、ますます姨捨の棚田が注目されています。

 その取り組みや景観のすばらしさを評価され、令和3年2月15日につなぐ棚田遺産の選定を受け、3月25日に改めて認定証の交付を受けました。

 認定式には、平成8年から姨捨の棚田の保全に取り組む「千曲市棚田保全推進会議」の役員3名がご出席いただき、認定証の交付を受けました。

 棚田での作業は、傾斜がきつく、水田面積が小さいため、とても骨が折れる作業であり、現在は後継者不足や耕作者の高齢化が課題となっております。それでも毎日かかさず保全活動に取り組んでくださり、姨捨の棚田の景観が保たれており、耕作者の努力があったからこそ現在も魅力ある棚田の風景が高く評価されています。

「つなぐ棚田遺産」の認定により、農林水産省のホームページで広報されるほか、公式ロゴマークを使用する権利が与えられます。今後も「つなぐ棚田遺産」の認定を活用し、多くの観光客の皆さまが楽しんでいけるように企画してまいります。

認定証交付

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