日本デルモンテ長野工場跡地の活用について

更新日:2026年09月01日

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日本デルモンテ長野工場 (以下「当該跡地」という。)の操業終了に伴い、当該跡地については、今後の活用が課題となっています。

当該跡地は、屋代駅前通り周辺のまちづくりに大きな影響を与える土地であることから、市では、土地所有者であるキッコーマン食品株式会社のご協力のもと、今後の活用について検討を進めています。
現時点で、当該跡地の具体的な活用方法や事業者は決まっていません。また、市が自ら公共施設等を整備・運営することを前提とした事業ではありません。

このページでは、当該跡地に関する市の現在の検討状況や、主な進捗についてお知らせします。なお、現在の検討は、具体的な施設、業種、企業、店舗等を募集する段階ではありません。
市としては、屋代駅前通り周辺のにぎわいや回遊、地域への波及につながる土地利用の可能性について、今後実施を予定しているサウンディング調査(民間事業者との対話)を通じて確認していくこととしています。

現在までの進捗状況

令和8年度

関係団体、地元区等に対し、当該跡地に係る市の考え方や今後の進め方について、説明及び意見聴取を行っています。

意見聴取では、希望する具体的な施設、業種、企業、店舗等を伺うのではなく、工場跡地の後利用において懸念される事項、避けたい影響、望ましくない土地利用について確認しています。

   ・6月22日 議会(経済建設常任委員会)への経過説明

   ・6月23日 千曲商工会議所への経過説明

   ・6月24日 戸倉上山田商工会への経過説明

   ・6月29日 千曲商工会議所 埴生支部 通常総会での経過説明

   ・7月8日 屋代駅周辺まちなか地区ビジョン研究会での経過説明

   ・7月17日 千曲商工会議所 中活委員会 ビジョン委員会での経過説明

   ・7月21日 屋代駅前通り商店街協同組合 通常総会での経過説明 

   ・7月22日 千曲市議会へ書面にて経過報告

   ・8月7日 千曲商工会議所 市長表敬訪問(意見交換)

   ・8月7日~8月21日 各団体等から回答受取り

本件に係る前提と市の考え方

現在の状況

当該跡地については、現時点で、どのような施設を整備するか、どのような事業者が活用するかは決まっていません。

市では、当該跡地を単なる跡地処分の対象としてではなく、屋代駅前通り周辺に新たな人の流れを生み出し、周辺地域の価値向上につなげるための重要な土地であると受け止めています。

そのため、今後の民間事業者との対話に向けて、市として重視すべき視点や、地域として懸念される事項などを整理しています。

市の関与の考え方

今回の取組は、市が自ら当該跡地を購入し、公共施設等を整備・運営することを前提としたものではありません。

市が関与する場合でも、それは民間事業者による活用を前提に、必要に応じて一時的・限定的に土地取得や条件整理を行うものであり、市が恒久的に土地を保有して何らかの施設を整備することを目的とするものではありません。

また、民間事業者から提案がない場合や、市が整理する「まちづくりの基本的な考え方」に沿った提案が確認できない場合には、市による土地取得等への関与は、現時点では基本的に想定していません。

サウンディング調査について

市では、今後、民間事業者との対話を通じて、当該跡地の活用可能性を確認する「サウンディング調査」の実施を予定しています。

サウンディング調査は、市がいきなり活用方法を決めるものではなく、民間事業者との対話を通じて、この土地でどのような活用が可能か、どのような条件であれば事業化できるかを確認するための調査です。

今回のサウンディング調査は、売却する民間事業者や建設する施設を決定するためのものではありません。

関係団体等に確認している内容

サウンディング調査の実施に先立ち、市では、関係団体、区等に対して、当該跡地に係る市の考え方や今後の進め方について説明を行っています。

説明に当たっては、具体的な活用方法や事業者は現時点で決まっていないこと、市が自ら公共施設等を整備する事業ではないこと、民間事業者との対話を通じて活用可能性を確認していくことを伝えています。

また、関係団体、区等に対しては、希望する具体的な業種、企業、店舗等を伺うのではなく、工場跡地の後利用において懸念される事項、避けたい影響、望ましくない土地利用について意見を伺っています。

いただいた意見は、今後のサウンディング調査や、民間事業者への確認事項を整理する際の参考とします。

ヒアリング結果

関係団体、地元区等から寄せられた意見については、団体ごとの回答結果としてではなく、主な内容ごとに整理しています。

今回の意見聴取では、希望する具体的な施設や事業者を伺うものではなく、工場跡地の後利用において懸念される事項、避けたい影響、望ましくない土地利用などについて確認しました。

一方で、将来の活用内容や今後の進め方に関する希望・アイデアも寄せられたため、参考意見としてあわせて整理しています。

後利用において懸念される事項、避けたい影響、望ましくない土地利用

主に次のような意見がありました。

・交通渋滞、周辺道路、駐車場、車両動線への影響を懸念する意見
・騒音、臭気、搬入出車両の増加、ごみ、環境問題、防犯面など、周辺の生活環境への影響を懸念する意見
・周辺商店街や既存店舗への影響に配慮してほしいという意見
・単なる倉庫、大型物流倉庫、悪臭や騒音を伴う工場など、地域のにぎわいや回遊につながりにくい土地利用を避けてほしいという意見
・パチンコ・ギャンブル施設、宗教施設、深夜営業を伴う娯楽施設など、駅前という立地との調和を懸念する意見
・ドラッグストアや大型スーパーなど、既存の商業環境との関係を懸念する意見
・広い駐車場のみの土地利用、自動車ディーラー・車買取店、土地の転売・分譲的な利用など、駅前の拠点性を高めることにつながりにくい土地利用を懸念する意見

将来の活用に関する希望・アイデア等

今回の意見聴取では、具体的な施設や事業者の希望を伺うものではありませんでしたが、参考意見として、将来の活用に関する希望・アイデアや、今後の進め方に関する意見も寄せられました。

【活用に関する希望・アイデア】
  ・買い物ができる商業施設、飲食店、ファミリーレストラン、知名度の高い飲食店や物販店など、日常的な利用に加え、話題性や集客力も見込まれる施設
  ・公園、広場、緑地、子どもの遊び場、屋内遊戯施設、全天候型施設など、子どもや家族が利用しやすい場所
  ・若者が集まる場所、勉強や飲食ができるスペースなど、学生や若い世代が滞在できる場所
  ・防災機能を備えた場所、人が集まり交流できる場所など、地域の安心や交流につながる場所
  ・福祉施設、医療機能、子育て支援機能など、生活を支える機能
  ・図書館、観光施設、体育館、健康ランド、宿泊施設、体験型工場、温泉施設など、地域内外から人が訪れる施設
  ・道の駅のように、地域内外の人が立ち寄ることができる機能
  ・屋代駅前通り周辺への回遊につながる施設
  ・清泉大学、屋代南高校、稲荷山支援学校等との連携を視野に入れ、若者や学生との接点をつくる活用
  ・専門学校等の誘致や、高校、大学、地域企業等との連携により、研究開発、人材育成、産業・教育・交流につながる機能
  ・働く場所の創出、企業誘致、低層マンション建設による居住者の増加、若者定着、税収増など、地域経済への波及につながる活用
  ・旧長野銀行跡地との一体的な活用

【今後の進め方に関する意見】
  ・デルモンテ長野工場跡地単体ではなく、屋代駅前通り周辺や屋代地区全体のまちづくりの中で考える進め方
  ・短期間で方向性を決めるのではなく、一定の時間をかけて検討する進め方
  ・サウンディング調査を進めつつ、必要に応じて意見を聞く機会を設ける進め方

市の受け止め

上記の意見は、現時点で市が具体的な施設、事業者又は土地利用の内容を決定したものではなく、関係団体、地元区等から寄せられた意見を主な内容ごとに整理したものです。

また、参考意見として掲載した内容は、市がその施設や事業者を誘致することを決定したものではありません。

今後実施するサウンディング調査や民間事業者との対話において、確認すべき事項を整理するための参考とします。

今後の予定

現時点では、次の流れを想定しています。

令和8年度

   ・まちづくりの基本的な考え方の整理
   ・関係団体、区等への説明
   ・関係団体、区等からの意見聴取

   ・サウンディング調査の実施
   ・民間事業者からの意見、提案、事業可能性の確認
   ・サウンディング結果を踏まえ、市としての土地取得等に関与するかどうかを判断

令和9年度以降(市が関与する場合)

・サウンディング結果を踏まえた今後の進め方の整理
・必要に応じたプロポーザル(入札金額ではなく、提案によって契約相手を決定する方法)等の実施検討
・事業者決定後、具体的な設計、手続、工事等へ移行

実際の整備や工事の着工は、サウンディング調査やプロポーザル等の後となるため、さらに先の段階になる見込みです。

この記事に関するお問い合わせ先

商工課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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