モニュメント作品49~61
番号 | 49 | 50 | 51 | 52 |
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タイトル | 雨あがり | 未来のために2 | 萌え出づるもの達 | Yからの植物 |
作者 | 渡辺 真里 | 吉田 敦 | 尾崎 真 | 中村 友香 |
場所 | ふるさとの路 | 治田公園 | 桑原 安全橋(上流) | 桑原 安全橋(下流) |
年度 | 平成3年度 | 平成7年度 | 昭和61年度 | 平成元年度 |
制作意図 |
雨あがりの森の中を見たとき、晴れてきて光がさして一瞬のきらめきがあった。 その時の一瞬のきらめき、その一瞬のできごとをつくりたいと思った。 山の形や雲の形、海の波にさらされた貝がらや小石などの自然の形から、自分の気持ちで形をつくっていって、感動した自分の気持ちにぴったりくるまで素直に形に出せたらと。 世の中には科学では解明できないものがあります。 目に見えないものを信じることなど自分の気持ちや意志を作品に入れました。 |
最近、暇さえあれば未来について考えるようになった。ごく近い未来、遠い未来、さらに宇宙が消えてなくなる時間の終焉。考えは尽きることなく時空の流れとともに先へ先へと進んで行く。未来に対する様々な考察は、いつしか未来を形にしたいという純粋な欲求を生み出した。僕の頭で漠然と考えている未来は一体どんな形をしているのか。未来を意味するのではなく未来自身の形は有機的であるのか無機的であるのか?一秒一分後の世界から想像もつかない宇宙の終焉までの時空(未来のもつ具体的な世界でなく)を、今現在の自分の媒体としてあるひとつの形(そこに存在するもの)を創造する・・・・・・。気がつくと、果たしてそんな事ができるのか?そんな形而上的な行為が一体何になるのか?などと葛藤しつつ制作している自分がいる。この作品は、今現在の僕の考える未来である。この先、僕の未来は、一体、どう変化していくのだろうか・・・・・・。 |
人が生きてゆく上で、一人で生きてゆくことはできません。 そんな中人と人との和、あるいはその中から生まれる生命の力強さを表現してみました。暖かな日に、ふとこの作品に出会った時、なにか心の中にふれる萌えしをあたえることができれば、と願っています。 |
この作品は、植物を頭に入れて考えました。 植物は、常に私達の身近なまわりにあり、安らぎや安心感の持てるものや力強いもので、時には友達の様な感じさえします。 だれもいないところでも自分とひとつの植物があるだけで気持ちが温かくなる様に思います。 また、生命力や存在感も意識して「希望」や「未来」など前向きさをイメージしてみたことと、自分だけの形をつくりだしておもしろさや愛着の持てるものを考えて見ました。 いつも作品によってまわりにただよう空気を意識して制作し、この作品では、明るく楽しいものになればと素直な気持ちで制作しました。 |
番号 | 53 | 54 | 55 | 56 |
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タイトル | FLABFRAU (題名がないこと) |
風の樹 | 軌跡 | 菩提樹 |
作者 | 中村 道孝 | 大島 学 | 田中 ほむら | 藤堂 多門 |
場所 | 八幡公民館 | 峰まちかど公園 | 桑原親水公園 | 大池八幡林 |
年度 | 昭和61年度 | 平成11年度 | 平成3年度 | 平成7年度 |
制作意図 |
この作品をつくった頃から、私は土に還ることの出来ぬ”モノ”について考えてきた。 人が、人であることの営みから生み出された鬼子達について・・・。 ひとがヒトである為には、自然に戻る訳にはいかない。 あらゆる文明も、芸術を含む文化もその鬼子達と同根のものであろう。 表面的なヒューマニズムや、自然保護運動などは人はその性から解脱することは出来ない。 莫大な電力を消費し乍ら反原発を叫ぶロックバンドの様な浅薄な行為を私達はそろそろ止めねばならないであろう。 私達が夢に見、日々実現しようとしている理想が、ヒトの性と一体であるというアイロニカルな現実を現実として認識することから始めねばならないと考える。 黒御影石の様にみがかれ、輝き乍ら美しい自然の里に引きとられていった。 私の作品は既に色あせており、やがてくずれ、朽ちながらしかも土に戻ることも出来ず、その醜態を更埴の四季にさらすことだろう。 その時に、一人でも多くの方々が、自らの姿をうつしていただけたらと願う。 木々の緑をうつしていたその肌がくもり、色あせてゆく様子を地元の方々は既に目撃されたことと思う。 |
この「まちかど公園」、未だ完成していなかったので出来るだけ作品の周囲に緑を置かれた状態を想定して制作しました。実際には、作品自体は音が鳴らないけれども、風が吹いたときに周りの草花と一緒にこの作品も揺れて音をなびかせているイメージを含んだ作品です。 |
太陽の軌跡をイメージしました。 赤サビを出し、表面に重厚さが出せれば納得の行く作品になります。 巨大なエネルギーのかたまりが通りすぎてゆこうとする、その跡に残るエネルギーの余韻が、まだ力強さを持っている。 人々が古来より神的存在としてみてきた、太陽の強さと親しみやすさを表現しました。 |
これは、樹です。夏の暑さにも、冬の寒さにも、何も言わず耐える樹です。どんなに苦しくても、どんなに悲しくても決して弱音を吐かない、決して愚痴を言わない樹です。そのかわり、やらねばならないことは、ただ黙々とやっていく固い意志を持つ樹です。目に見えない所で、静かに枝を伸ばし、誰も見ていなくとも一生懸命に生きる樹です。 |
番号 | 57 | 58 | 59 | 60 |
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タイトル | 森之唄 | ま・ち・み・た・さ・か・な | 日本の話 | 翼が見せてくれたこと |
作者 | 頼 永興 | 村上 裕之 | 松田 重仁 | 四家 真理子 |
場所 | 大池親水広場 | 大池湖畔 | 大池自然の家 | 大田原マレットパーク |
年度 | 平成9年度 | 昭和62年度 | 昭和63年度 | 平成10年度 |
制作意図 | 生命、時間、自然など、日常生活でよく触れる言葉の意義は、我々の心の中にでは漸々薄くなる一方でしょう。時の流れ、四季の変化、生命の始終など様々な眼を潤うことは実に多いです。木の年輪を見る度に私はいつも数えてしまいます。この層が形成した年に自分が生まれました。このラインは人間が月面着陸成功の年にでき、両親の年の差が一つなので、この二本の線と線がそうなのだろうと言ったように、いろんな事が心の奥から湧いてきます。これも一種のロマンかもしれません。仏教語『刹那即永恒』、いわば瞬時は永遠のごときと言っているように、少しむなしさはあるけれど、物事をいつも大事にすれば、常に美しい思い出ができると考えています。 |
無我夢中で遊んでいる時、その玩具でさえも自分自身であるような気持になる。 そういう玩具で今も遊び続けている、そんなイメージの作品です。 |
日本の古来の造成美が、ともすると忘れ去られてしまいがちな現在日本の美を新しい角度で見直す手掛かりとして五色の思想を基に、龍・朱雀・獅子・玄武を現代に表現した。 子供達が少しでも日本の文化や造形に目を向けるきっかけになることを念じて制作した。 |
鳥が飛んでいることで、今までなんとなく目に映っていた空が違うものに見えてくることがある。翼をイメージした作品をとおし、そんな新しい発見が美しい自然の中でできればと思っている。 |
番号 | 61 |
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タイトル | 邂逅 |
作者 | 塩路 秀哲 |
場所 | 大田原広場 |
年度 | 平成9年度 |
制作意図 | 『邂逅』とは、しばらく会っていない人等に、思い掛けない所で出会ったり、また、人生の途上でのめぐり合いのことを意味するのですが、この作品が緑豊かな更埴の地を舞台に、周りの景観との調和をとり、「人」と「街」「自然」と「人」等、森羅万象様々なものとのめぐりあい(愛)を思わせるようなものであって欲しいという願いがあります。「恋人」や「家族」、「街の人」や「旅人」が、この作品とめぐり合った時、多くを語らなくても隣にそっと身を寄せて、聞こえてくるものがあればと思い、この作品の制作にあたりました。 |
この記事に関するお問い合わせ先
都市計画課
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電話番号:026-273-1111
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更新日:2025年01月27日