毎年9月は「食生活改善普及運動月間」です

更新日:2025年09月01日

R7食生活改善普及運動月間ポスター

厚生労働省では、毎年9月1日から9月30日までの1か月間を「食生活改善普及運動月間」としています。

 

令和7年度の食生活改善普及運動は、「まずは毎日、あと一皿ずつ野菜と果物をプラス」を基本テーマとし、「野菜摂取量の増加」、「果物摂取量の改善」、「バランスの良い食事を摂っている者の増加」、「食塩摂取量の減少」等に向けた取組について、更に強化するため全国的に展開するものです。

生活習慣病予防のために食生活を見直しましょう

バランスの良い食事を

主食・主菜・副菜をそろえてバランスのよい食事を

主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることで、炭水化物やたんぱく質、脂質などの必要な栄養素をバランスよく摂取することにつながるとされています。

主食:ごはん、パン、めんなどの穀類を主な材料にした料理。炭水化物を多く含む。

主菜:魚、肉、卵、大豆を主な材料にした料理。たんぱく質や脂質を多く含む。

副菜:野菜、いも、海藻などを主な材料にした料理。ビタミン、鉄、カルシウム、食物繊維などを多く含む。

 

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上食べるように心がけましょう。

毎日野菜をプラス1皿

毎日野菜をプラス1皿

成人の1日あたりの野菜摂取量は350グラム以上が目標です。

長野県民の平均的な1日当たりの野菜摂取量は、男性333グラム、女性298グラムです。

生活習慣病予防のために重要な栄養素(カリウムや食物繊維など)を十分に摂取するために、毎日の食事にあと1皿野菜をプラスしましょう。

 

【野菜をたくさん食べるコツ】

・加熱して野菜のかさを減らして食べやすくする

・カット野菜、冷凍野菜を活用する

毎日のくらしに果物を

毎日のくらしに果物を

成人の1日あたりの果物摂取量は200グラムが目標です。

長野県民の平均的な1日当たりの果物(ジャム、ジュースを除く、生果)摂取量は、男性88グラム、女性104グラムです。

生活習慣病予防のために、1日200グラムを目指して季節の果物を日々のくらしに取り入れましょう。

 

注釈:2型糖尿病などの一部疾患のある者については、果物の過剰な摂取が、疾患管理において影響を与えうることに留意が必要です。

おいしく減塩 まずは一日マイナス2グラム

減塩マイナス2グラム

成人の1日の食塩摂取量の目安は、男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満です。

長野県民の平均的な1日当たりの食塩摂取量は、男性11.5グラム、女性9.6グラムで、県民の9割が食塩を摂りすぎています。

まずは現在の摂取量からマイナス2グラムを目指し、食品を選ぶときは栄養成分表示を見ながらかしこく減塩しましょう。

 

〈減塩のコツ〉

・だし・柑橘類・香辛料等で味にアクセントをつける

・調味料は直接かけるよりも小皿に出してつける

・めん類の汁は残す

・減塩食品の活用

毎日のくらしwithミルク

牛乳・乳製品

牛乳・乳製品には、カルシウムとたんぱく質がバランスよく含まれます。

しかし、20代~30代の3人に1人が牛乳・乳製品を摂っていません。

健康な未来のために、毎日の食事に牛乳・乳製品を取り入れましょう。

長野県の取り組み

信州ACEプロジェクト

信州ACEプロジェクトチラシ

長野県では、平均寿命が男女ともに全国トップレベルの健康長寿を更に前進させ、一人ひとりが生きがいを持ち、健やかで幸せに暮らせる「しあわせ健康県」づくりを進めるため、しあわせな暮らしの基礎となる県民の健康増進を図る運動「信州ACE(エース)プロジェクト」を展開しています。

ACEは生活習慣改善の重点項目、Action(体を動かす)Check(健診を受ける)Eat(健康に食べる)を表し、世界で一番(ACE)の健康長寿を目指す思いが込められています。

この記事に関するお問い合わせ先

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