千曲市の紹介

更新日:2024年01月25日

位置・地勢

千曲市の位置

千曲市は、長野県北信地域の南東部に位置し、西は冠着山(かむりきやま)、東は鏡台山をはじめとする山地に囲まれています。そのほぼ中央を、東南から北東に大きく曲がりながら千曲川が流れています。千曲川をはさんで両岸には平坦部が広がり、北は善光寺平に接しています。
標高の最高地点は大林山で1,333m、最低地点は雨宮起返下ノ割の水田353mです。
現在、市の北部には、首都圏と北陸圏を結ぶ上信越自動車道と、中央自動車道につながる長野自動車道が結ばれる更埴ジャンクションがあり、高速交通網の要の役を果たしています。

成り立ち

千曲市の外観

昭和初期、この地域は埴科郡と更級郡の2つの郡、5町6村から成り立っていました。
昭和の大合併を契機に更埴市、戸倉町、上山田町が誕生し、1市2町は隣接する自治体として、ゴミやし尿の共同処理、常備消防や中学校の共同運営など、さまざまな業務で協力しあってきました。
近年、行政のスリム化や健全化などを進める地方分権の時代になり、さらに一体化、効率的なまちづくりを推進することを目指して、平成15年9月1日、千曲市が誕生しました。

  • 旧更埴市
    昭和34年に屋代町、埴生町、稲荷山町、八幡村が合併して誕生
     
  • 旧戸倉町
    昭和30年に戸倉町、更級村、五加村が合併して誕生
     
  • 旧上山田町
    昭和30年に上山田町、力石村が合併して誕生

産業

古くから善光寺参りの精進落としの湯として栄えてきた戸倉上山田温泉は、開湯120年を経て信州屈指の温泉街を形成し、周囲には「さらしなの里」「名月の里」「あんずの里」が広がる魅力ある観光地です。
千曲川の豊かな水によって育まれた肥沃な大地に恵まれ、「日本一」といわれるトルコギキョウを中心とした花卉栽培、リンゴやブドウなど多品目の果樹栽培が盛んです。また、観光とのタイアップによる姨捨棚田のオーナー制度、「一目十万本」といわれる「日本一のあんずの里」など魅力ある農業を進めています。
首都圏と北陸圏を結ぶ高速道のジャンクションという立地を活かし、最先端のハイテク産業、精密加工業、食品産業が育っています。

土地利用

総面積は約120平方キロメートルで、山林と市の中央を流れる千曲川が6割を占め、千曲川両岸の平坦部が「住宅・市街地ゾーン」、その外側山林までのエリアが「農業生産推進ゾーン」、山林地帯が「自然保護ゾーン」と大きく3つに分けることができます。

人口

58,852人(令和2年国勢調査)
人口は減少傾向が続いており、他の地方都市同様、少子高齢化が進んでいます。

地域のみどころ

名所

あんずの里、姨捨の棚田、戸倉上山田温泉(千曲川河畔)、大池キャンプ場

公園

あんずの里スケッチパーク、あんずの里アグリパーク、戸倉宿キティパーク、千曲川萬葉公園、湯の里親水パーク

史跡

科野の里歴史公園 森将軍塚古墳、城山史跡公園

博物館・資料館など

アートまちかど、ふる里漫画館、稲荷山宿蔵し館、さらしなの里歴史資料館、長野県立歴史館

神社・仏閣

武水別神社、放光院長楽寺、長雲寺、水上布奈山神社、智識寺大御堂

イベント

あんずまつり、牛に引かれて善光寺詣り、戸倉上山田温泉夏まつり、稲荷山祇園祭、千曲川納涼煙火大会、縄文まつり、森将軍塚まつり、荒砥城まつり