犬の飼い方(手続き)について
犬を飼う前に
犬の寿命は長く、ほとんどの犬は10~15年、長いものでは20年近く生きます。これから犬を飼おうと考えている方は、以下の点について家族とよく話し合い、理解を深めましょう。
犬を飼う基本的心構え
- 犬は命あるものです。飼い主は家庭動物等の習性をよく理解し、愛情をもって扱うとともに、一生面倒をみましょう。
- 飼い主は、人と犬がうまく共生していくためにも、飼育する犬が人に危害を与えたり、近隣に迷惑をかけたりすることがないよう、責任を持って飼いましょう。
飼い主の責任
- 犬には首輪や名札、マイクロチップなどを装着し、飼い主がだれであるかわかるようにしましょう。
- 飼い主は、必要な運動、給餌、給水、病気やけがの防止により、犬の健康や安全を守りましょう。
- 飼い主は、犬のふん尿、その他の汚物を適切に処理して、清潔に保ち、周辺の生活環境の保全に努めましょう。
- 飼い主は、地震や火災等の非常災害に対応できるように、移動手段を事前に確認するほか、非常食の準備等、避難に必要な準備をしておきましょう。
犬を飼い始めた方へ
犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務
犬の飼い主には、
- 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
- 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
- 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
が法律により義務付けられています。
飼い犬の登録は済んでいますか?
飼い犬を登録する目的は、犬の所有者を明確にすることです。これにより、どこに犬が飼育されているかを把握することができ、狂犬病が発生した場合にその地域において迅速かつ的確に対応することができます。
生後91日以上で登録手続きがまだ済んでいない犬の飼い主は、市役所環境課へお問合せの上、登録手続きをしていただく必要があります。登録は1頭の犬につき、基本的に生涯1回ですが、引っ越しした場合等、登録事項に変更が生じた場合は届出が必要です。
登録手続き
千曲市役所環境課窓口、または市内の動物病院
登録手数料:3,000円(生涯1回)
(注意)犬鑑札を紛失・破損して場合は再交付を受けてください。再交付手数料は1頭につき1,600円です。
毎年狂犬病予防注射を受けさせていますか?
狂犬病は、感染後、発症すると治療することができませんが、予防注射することで感染は防げなくても発症を予防することができます。飼い犬にしっかりと予防注射を受けさせることで犬を狂犬病から守ることはもちろん、飼い主自身や家族、近所の住人や他の動物への感染を防止できます。
このことから生後91日以上の犬には早く予防接種を受けさせ、その後は1年に1回の予防注射で免疫を補強させましょう(予防注射接種期間は4~6月)。狂犬病予防注射は市が行う集合注射、または動物病院で接種することができます。
集合注射の場合
注射料金:3,600円(毎年1回)
(注射料金3,050円+注射済票交付手数料550円)
- (注意1)狂犬病予防注射の日程と会場については、毎年市報4月号に掲載されますのでご確認ください。
- (注意2)注射済票を紛失・破損した場合は再交付を受けてください。再交付手数料は1頭につき340円です。
市内の動物病院の場合
注射料金:3,600円(毎年1回)+診察費用等
(注射料金3,050円+注射済票交付手数料550円+診察費用等)
病院 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
さとう動物病院 | 千曲市小島2882-5 | 026-272-6003 |
稲荷山どうぶつ病院 | 千曲市稲荷山214-6 | 026-274-3858 |
戸倉動物病院 | 千曲市上徳間492-3 | 026-275-2011 |
市外の動物病院の場合
市外の動物病院では注射済票交付手続きができません。
注射の接種後、動物病院で発行される「注射済証明書」を持参し、千曲市役所環境課で手続きしてください。
注射済票交付手数料:550円+注射済証明書
(注射済票交付手数料550円)
「注射済証明書」は動物病院で発行されます。
飼い犬に鑑札と注射済票は付けていますか?
犬の登録や狂犬病予防注射接種の手続きは市役所で行っています。手続きをすると、犬の登録をした際には「鑑札」、狂犬病予防注射の接種を受けた際には「注射済票」が交付されます。この鑑札と注射済票は、登録された犬もしくは狂犬病予防注射を受けた犬であることを証明するための標識ですので、飼い犬に着けておかなければなりません。鑑札には登録番号が記載されています。もしも飼い犬が迷子になっても、装着されている鑑札から確実に飼い主の元に戻すことができます。
登録内容の変更について
犬の登録事項に変更があった場合は、市役所に届出をしてください。
市内転居等(住所・氏名などの変更や飼い主の変更など)
市役所へ届出を行ってください。手数料はかかりません。
千曲市へ転入された場合
鑑札等(前の所在地で登録があったことを証明できるもの)を持って、市役所へお越しください。
千曲市から転出された方
転出先の市役所、町村役場又は保健所にて変更の手続きをお願いします。
しつけをしましょう!
無駄吠え等によりご近所の方が迷惑することがあります。若いうちに飼い犬のしつけをしましょう。
飼い主のマナー
身勝手な飼い方による苦情があとをたちません。犬を飼っている人も飼っていない人も気持ちよく過ごせるよう飼い主はマナーを守りましょう。
内容 | するべきこと |
---|---|
フン尿害の苦情 | 散歩時にはフンを片づける袋を携帯してください。(可燃ごみとして定期収集に出す) 散歩の時もフン尿はきちんと処理しましょう。 |
放飼いの苦情 | 犬が嫌いな人もいます。子どもや高齢者は脅威に感じることもあります。放飼いはやめましょう。 また、飼い犬をしっかり制御できる方が散歩させてください。 |
飼い犬がいなくなったら?
「散歩の途中で犬を逃がしてしまった」、「自宅に帰ったら犬がいなくなっていた」、そのような時は市役所と保健所に連絡してください。
また、市内で捕獲された犬は長野保健福祉事務所で保護され、ホームページで飼い主を探します。
飼い犬が死亡したとき
ペットの火葬について
飼い犬が亡くなった場合は市役所へ死亡届を出してください。(電子申請でも受け付けています。)
- 火葬についての詳細や予約については、葛尾組合へお問合せください。
葛尾組合0268-82-2349
行政機関窓口
登録、狂犬病予防注射に関すること
環境課:026-273-1111(代表)
犬の飼い方、迷い犬に関すること
- 長野保健福祉事務所食品・生活衛生課 026-225-9065(直通)
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この記事に関するお問い合わせ先
環境課
〒387-8511
長野県千曲市杭瀬下二丁目1番地
電話番号:026-273-1111
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更新日:2022年04月01日