市長と語ろう!シェアトーク2025「お出かけ市長室」

更新日:2026年01月30日

「お出かけ市長室」とは

地域の魅力」や「まちづくり」について、市長が市民の皆さんとの直接の対話を通じて、課題を共有し合い、皆さんの声を市政に反映させることを目的とした意見交換会です。

実施状況

今年度は、多くの方々と対話できるよう申込方式とし、「日時、場所、テーマ」は申込団体の意向に沿った形で開催しています。

テーマ1:自治会と行政のあり方

開催団体

桑原地区区長会

開催日時

令和7年7月26日(土曜日) 午後6時00分~7時05分

開催場所

桑原転作研修センター 2階大広間

参加者数

21名 団体17名、市4名

参加者から出た主な意見と回答

(参加者)

〇公民館分館の補助金について

・市の当初予算が200万円と聞いたが、少なすぎるので増額して欲しい

・交付手続きについて、区の負担を軽減する目的で、業者への支払い前に補助金を受領できるようにして欲しい(概算払い、分割支払等)

・交付対象について、シロアリ駆除費用について補助対象として欲しい

〇有害鳥獣防止柵の補助について

・倒木により柵の修繕が必要になったときの費用を全額市で負担して欲しい

・柵の倒木撤去にかかる費用は市で負担して欲しい

〇県の森林税の活用について

・有害鳥獣防止柵の倒木撤去にかかる費用、松くいへの対応などに活用できないのか

・森林税の活用がしづらいと聞いているが、改善について県へ要望してほしい

〇移住対策が必要だと思うが、我々だけでは難しいと思うので市のサポートもお願いしたい

〇畜舎から発生する臭いを改善するように指導をして欲しい

〇区自治会長の負担を軽減して欲しい

〇地区の役員選出について

・役員に女性を登用するように、具体的な役職を示すなど市でリーダーシップをとって欲しい

・人選をする際には、市から候補者リストを作って欲しい

(市の回答)

意見要望への回答(PDFファイル:376KB)

お出かけ市長室の様子1(桑原地区区長会)
お出かけ市長室の様子2(桑原地区区長会)

テーマ2:住みやすいぼくたち、わたしたちの街

開催団体

ひふみ千曲桜堂教室

開催日時

令和7年8月20日(水曜日) 午前11時05分~11時55分

開催場所

千曲市役所301A会議室

参加者数

21名 団体16名(大人5名、子ども11名)、市5名

参加者から出た主な意見と回答

(参加者)最近はとても暑くなってしまい、休みの日でも外に出かけて遊ぶことができないので、暑さや寒さに関係ない「屋内の遊び場」を作ってほしい。

(小川市長)遊ぶ場所についてはどうにかしたいと考えているが、新しく施設をつくることはたくさんのお金がかかるためすぐには難しいので、今ある施設を活用することを考えていきたい。

 

(参加者)市長さんは普段はどんな仕事をしていますか。

(小川市長)皆さんとこのようにお話をしたり、お客さんが来て市に対する要望、お願い事を聞いたりすることが多い。逆に、私の方から長野県や国の方に出向き、お願いに行く事も多い。

また、道路などが傷んでいるので直したいなど職員が市の仕事の相談にくるので説明を聞いたり、市民の代表である議会の人たちと会議で話し合いをして、「市はこういうことをやりたい」と市の考えを伝え、認めてもらったり、どうやったら皆さんの街が住みやすくなるかなどを話し合ったりなどの仕事をしている。

 

(参加者)市長の休みはどのくらいありますか。

(小川市長)土曜日、日曜日は地域のみなさんと集まる機会やイベントがあり参加することがあるのでなかなか休むことができないが、なるべく休むように心がけている。ひと月に4日ぐらいは休むようにしている。

 

(参加者)市長のやりがいは何ですか。

(小川市長)皆さんからいろいろと提案をいただくが、なかなかすぐにできないこともある中で、実現した時にはやりがいを感じる。市長と話したおかげで上手くいったなどと言われると本当にうれしく感じる。

お出かけ市長室1(ひふみ千曲桜堂教室)
お出かけ市長室2(ひふみ千曲桜堂教室)

テーマ3:グループごとに市長へ提案

開催団体

屋代中学校チャレンジプログラム

3時のティータイム! (世のため人のためになる企画を考える)

開催日時

令和7年8月26日(火曜日) 午後3時15分~4時10分

開催場所

屋代中学校 1-1教室

参加者数

26名 団体22名 (1年生から3年生までの生徒)、市4名

参加者から出た主な意見(提案)と回答

(グループ1) バスの運行量を増やしてほしい

朝の登校・夕方の下校時間帯に、駅から高校付近までの便を増やし、駅発以外の地点からの便も拡充して欲しいと提案。

(小川市長)市ではスクールバスを運行していない。民間の路線バスでは、現在運転手不足や生活路線の縮小など構造的課題があり、直ちに増便することは難しい状況にある。しかし、通学時間帯の増便や隣接自治体・県と連携するなどして、可能な方策の検討を続けていきたい。

 

(グループ2) 屋代南高等学校の校地の活用方法について

屋代南高等学校の校地活用として、工業大学・繊維大学・専門学校などの学び場や、屋内プールを整備してはどうかと提案。

(小川市長)市では、屋代南高等学校の場所に長野千曲総合技術新校を新設させるよう尽力しているところであり、仮に高校が無くなる場合は大学・専門学校等も含めて地域企業と連携した学びの場となるよう検討したい。

 

(グループ3) 大型の複合施設をつくってほしい

地域に大型の複合施設がなく、映画鑑賞などで上田・長野へ出向く不便であることから、アリオやイオンのような施設の誘致を提案。

(小川市長)千曲市も5~6年前はイオンモールの誘致を進めていたが、台風被害への対応を優先する中で須坂市への出店が決まった。事業者としては市場が近接しているため千曲市での大型モールの誘致は困難な状況にあるが、市内で土地の開発をしている事業者に希望を伝えていきたいので、具体的な店舗ニーズがあれば教えてほしい。

 

(グループ4) 屋代中学校でスポーツ観戦に行こう

屋代中学校全体で「信州ブレイブウォリアーズ」や「AC長野パルセイロ」の試合観戦をする企画を提案。

(小川市長)スポーツを実際に現地で見ると、感動も興奮も桁違いなのでみんなで見に行くことはすごくいいことだと思う。まずは先生に相談してみることがいいのではないか。ことぶきアリーナでもフットサルのボアルース、女子バレーのブリリアントアリーズや男子バレーのトライデンツなど多様な試合が行われており、身近にプロスポーツを観戦できる環境があるので、ぜひそういう機会を作れるように皆さんと先生で相談して欲しい。

 

(グループ5) 遊ぶ場所がほしい

千曲市に「カラオケ、猫カフェ、アニメイト、映画館、ゲームセンター、ラウンドワン、ショッピングモール、室内レジャー施設」など誰でも楽しめる遊び場の拡充を提案。

(小川市長)グループ3の提案と重なる部分もあるが、人口規模の大きい都市(長野・松本・上田など)に偏り、市内への出店は難しい現状もある。

例えば、将来皆さんが起業して地域に不足する店舗をつることを考えてはどうかと思う。市では新規開業者の紹介などの情報発信を行っており、起業に向けた支援もしているので相談してほしい。

お出かけ市長室1(3時のティータイム!)
お出かけ市長室2(3時のティータイム!)

テーマ4:千曲市における猫の問題と住民活動(施設見学と意見交換)

開催団体

NPO法人 千曲ねこの会

開催日時

令和7年9月14日(日曜日) 午前10時~11時10分

開催場所

NPO法人 千曲ねこの会 事務所

参加者数

9名 団体5名、市4名

参加者から出た主な意見と回答

(参加者)千曲市内で2020年から、飼い主のいない猫の適正管理、不妊化手術などを行う「地域猫活動」に取り組んできた。その結果、市内においては繁殖・糞尿被害など猫に関するトラブルが減ってきているが、課題も浮き彫りになってきている。

飼い主のいない猫の問題は、猫をかわいがる愛護活動ではなく、地域の生活衛生に関わる問題で、住民、ボランティア、行政が協力して取り組むことが重要であり、この活動をより多くの方、特に自治会の方に知ってもらうために、市には広報や啓発の強化をお願いしたい。

また、この取組を進めるためには自治会の協力が必要になるが、不妊化手術の費用負担が大きな課題となっていることから、市の補助金制度の見直しを検討いただきたい。

(小川市長)これまでも地域猫活動への取組については、成果も出てきており感謝している。市の広報や啓発については、これまでも行ってきているが、市報へ特集記事を載せたり、定期的に掲載したりすることができるかなどを検討し、広報・啓発を強化したい。

また、この活動を区・自治会に理解いただき協力いただくには、費用負担の問題を解決しなければならないので、補助制度の見直しについても検討していきたい。

 

(参加者)これまでも譲渡会を行ってきたが、公共施設を借りて実施することができれば、PRにもあるので利用が可能か検討いただきたい。

(市長)施設の利用が可能かなどについての確認が必要になるが、協力できることについては協力していきたいと考えている。

一番は、地域猫活動についての周知が大切なので、市ができることを検討したい。

お出かけ市長室1(千曲ねこの会)
お出かけ市長室2(千曲ねこの会)

テーマ5:千曲市の現状と課題(埴生遊水池整備 など)

開催団体

中区退任区長会

開催日時

令和7年11月27日(木曜日) 午後3時30分~4時30分

開催場所

中区公民館

参加者数

20名 団体等11名、区関係者3名、地元議員1名、市5名

参加者から出た主な意見と回答

≪埴生遊水池整備≫

(参加者)埴生遊水池の整備は、埴生より下流のための対策であり、中区としては上流の対策をしてもらわないと困る。全体としてはいつ完成するのか。

(小川市長)令和13年出水期までに完成すると聞いている。19号台風の被害が大きかったエリアから対策を進めている。整備が完成したところから、事業効果が発現できる。流域の市町村長で、早期完成について国交省北陸地方整備局に要望をしている。

≪地域防災拠点・道の駅事業≫

(参加者)場所は決定か。

(小川市長)基本構想に記載のある場所(候補地1.)で決定している。水害の影響が少ない場所として選定された。八幡の18号バイパス沿いのJA給油所に隣接したところになる。

(参加者)国道18号バイパスが開通するかが問題ではないか。

(小川市長)そのとおり。早期に延伸するように毎年国へ要望している。用地買収も済んでいないところもある。

≪都市計画道路一重山線≫

(参加者)国道18号線打沢信号機から旧道(市道1000号線)までの間は極端に狭くなっているので、特に早く整備して欲しい。

(小川市長)道の両側から工事を進めている状況。

(参加者)旧道との接合部分は現在S字になっていて渋滞の原因になっている。道路が完成した際にはS字は解消されるのか。

(小川市長)解消される予定。

≪清泉大学農学部≫

(参加者)大学が来ることは賛成で素晴らしいことだと考えている。しかし、市が8億円の補助を行うことについて、市民の負担が増えるようでは困ってしまう。補助金を交付することは決定か。

(小川市長)9月議会で債務負担行為を認めていただいたので、補助することは決定している。県も4億円を市へ補助することが11月議会の議案としてあがっている。

大学ができて、340名の学生が千曲市に通うようになると、買物等による経済効果が期待できるので8億円を補助しても数年でそれを上回る効果が期待できると考えている。

≪プラスチックの回収≫

(参加者)袋で回収する理由がわからない。今大きな袋で回収しているため、あまり汚れたものが混入していないが、袋にすると汚れているプラスチックが入ってくる恐れがあるので私は反対だ。

(小川市長)課題は承知している。一方で市民の声として「ゴミ当番ができないので困る、不便だ」という意見がかなり多い。近隣の長野市と異なる収集方法による苦情もある。そのため、プラスチック製品を新たに回収するタイミングで変更することとした。これは千曲市のみでなく、坂城町も同じ。若い世代の意見や利便性を高めていくことも必要だと考えている。

≪地域の中のつながり≫

(参加者)若い人との横のつながりが薄れているので、市で何とかできないか。せぎざらいなどにも参加しない。若い人が地域の行事に出てくるようにしてほしい。

(小川市長)市から強制的に参加させることは難しい。地域のことになるので地域で呼びかけをしてほしい。特に、中区は宅地分譲も進み、若い人の流入が増えている地区なので、参加しやすい雰囲気づくりをしてほしい。

質問等に対する回答(PDFファイル:177.6KB)

お出かけ市長室1(中区退任区長会)
お出かけ市長室2(中区退任区長会)

テーマ6:子どもの居場所づくりについて

開催団体

かみとくま食堂

開催日時

令和8年1月14日(水曜日) 午後2時30分~3時45分

開催場所

かみとくま食堂、上徳館(公民館分館)

参加者数

15名 団体10名、市5名

参加者から出た主な意見と回答

(参加者) 「こども食堂」の活動を通しての感想

  • 「かみとくま食堂」は活動開始から5年が経ち、現在、月2回の「こども食堂」を開催しており、毎回約30人の子どもたちが参加している。
  • 子どもたちと一緒に郷土料理を作るイベントでは、昔の話を伝えることで地域の伝統と交流を育んでいる。
  • コロナ禍で大人同士や地域のつながりが減少する中、この活動は貴重な交流の場となっており、子どもも大人も楽しみに参加している。
  • 学習支援や遊び相手をしながら子どもたちを見守っており、長期休業中も多くの子どもたちが集まり賑やかに過ごしている。
  • 放課後の居場所が減少する中、「かみとくま食堂」は子どもたちにとって安心できる居場所であり、地元への愛着や将来にわたって思い出の場所となる大切な存在だと感じている。

(市 長)

「かみとくま食堂」は子どもの居場所であると同時に、大人の居場所でもあると感じられる。世代間交流の場として様々な世代が集い、子どもたちも加わって賑やかに交流することで、地域への愛着が深まり、地元を考えるきっかけになる。多くの人がこの活動に尽力していることに感謝している。

地元を離れても、ここでの楽しい思い出が故郷を大切に思う気持ちにつながり、将来的に「ふるさと納税」などで地域を応援してくれることもあると思う。

運営で困っていることは何かあるか。

(参加者)

市の補助金等で運営しているものの物価高騰により食材費が上がっている。

また、利用する子どもたちが増え、場所が手狭になっていることや、ここに来る子どもが限られていることが課題。この場所が苦手な子もいると思うので、他にも居場所が必要だと感じている。

例えば、夏休みに過ごせる場所として、各地区の公民館などが利用できると良い。場所を提供いただけるとボランティアや高校生の参加が増え、良い経験にもなると思う。

(市長)

市も似たような悩みを抱えており、皆さんの苦労も理解できる。現在、国が「給食費の無償化」の検討を進めているが、国が示す単価では費用が足りず不足分をどう補うかを検討しているところ。

こうした状況の中で、これまでの活動の継続方法を模索する必要があるが、「かみとくま食堂」は情報発信がとてもうまいと感じている。ケーブルテレビや新聞を活用して活動を広く伝えることで、多くの方に活動を知ってもらい支援を得る流れができているので、宣伝力は素晴らしい。

また、提案のあった公民館等の活用については、居場所として利用できるように検討したい。

しかし、どの分野においても人手不足が深刻であり、子どもの居場所づくりの活動が増えることは望ましいが、開放した場所に市が人を配置することは難しい状況にある。すべてを行政が支援することには課題があるが、皆さんの思いは理解しており、一緒にできることを考えていきたい。

新たに同じような活動をしたいと考えている方の相談に乗っていただくことは可能か。

(参加者)

もちろん大丈夫。協力できることはしたい。

(市長)

ぜひお願いしたい。

市では今後、公民館等の活用について検討を進めていきたい。

今回の意見交換で、「こども食堂」が大人の居場所でもあることが理解できた。全世代が幸せに感じる取り組みにしていきたい。

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