2017年6月のちくまトピックス

更新日:2022年03月31日

6月27日(火曜日) 楽知会が生き生きシニア活動顕彰を受賞

表彰状を手に持ち、並んで立つ楽知会のメンバーの記念写真
ソファに座り岡田市長と話をしている楽知会のメンバー3人の写真

千曲市観光ボランティア「楽知会」が、公益財団法人日本生命財団から、生き生きシニア活動顕彰を受けたことを岡田市長へ報告しました。生き生きシニア活動顕彰は、高齢者が主体となり地域貢献活動に取り組み、今後も安定した活動が継続して見込まれる団体に贈られます。発足して10年を迎えた同ボランティアの現会員数は30名、平均年齢は67歳です。年間約200回の市内各所の案内ガイドを実施し、今年の5月から運行を開始した豪華寝台列車「トランスイート 四季島」の下車駅である姨捨駅で「おもてなしガイド」を担当しています。
塚田昭夫会長(戸倉)は「今までの経験をいかして、千曲市の魅力をいたる所で、発信していきたい」と今後の展望を話してくれました。

6月26日(月曜日) 屋代南高等学校でそば打ち授業

そば粉を捏ねてみせる男性講師とそれを見ている女子生徒達の写真
そば切りに挑戦している男子生徒の写真

屋代南高等学校ライフデザイン科2年生18名が、同高校内でそば打ちを体験しました。全国に65人しかいない「そば打ち5段」の腕前を持つ山本修作さんらを講師に迎え、郷土料理を学ぶために信州学の授業の一貫として行なわれました。
生徒らは、水回し、こね、のし、切りの工程のポイントを講師から学び、真剣なまなざしで二八そばをつくりました。
今回、はじめてのそば打ちを経験した橋本あかねさんは「すごく貴重な体験でした。そばを切るところが力も必要で、細く切ろうとしても太くなってしまい難しかったです」と話してくれました。
同学科の男子学生2名は、9月9日、10日に下諏訪町で開催される全国総文祭家庭部門プレ大会に、そば打ち実演で出場します。

6月23日(金曜日) 篠ノ井高校女子ソフトボール部が県総体で2連覇

ガッツポーズで笑顔を見せるユニフォーム姿の女子生徒達の集合写真
机の両側に着席し、市長と談話するユニフォーム姿の女子生徒達の写真

篠ノ井高校女子ソフトボール部は、6月に行われた県高校総体で2連覇を果たし、7月30日に山形県で行われる全国高校総体(インターハイ)の出場を岡田市長に報告しました。部員は3年生7人、2年生1人、1年生1人の合計9人で大会に臨みます。
市内出身者は3年生の久保田彩加さん(更埴西中出身)と杵渕由佳さん(戸倉上山田中出身)で、県総体の決勝では、久保田さんの決勝打により1-0で長野商業高校に勝利しました。
全国高校総体の意気込みを、久保田さんは「弱気にならず強気でヒット1本を打ちたい」、杵渕さんは「仲間を信じて、今までやってきたことを信じて1勝でも多く勝ち進みたい」と力強く語ってくれました。
岡田市長は「長野県代表として頑張ってきてほしい」と激励しました。

6月20日(火曜日) 子育てひろば(体育あそび)

大人達が並び手に持ったフラフープのトンネルを、這いながらくぐっていく少女の写真
屋内に設置されたカラフルなパラバルーンの周りに集まる親子達の写真
床に置いたロープの上をバランスを取りながら歩く親子達の写真
屋内の広い部屋で、簡単な体操をして体を動かす親子達の写真

更埴文化会館小ホールで、子育てひろばが行われ、約50組の親子が楽しみながら体を動かしました。大きくカラフルな円形の布を広げて遊ぶ「パラバルーン」やフラフープを使った遊びなど、親子で一緒になって約1時間の体育遊びを楽しみました。今回、息子の結斗くんと参加した深澤教子さんは「子どもが運動して遊ぶだけではなく、私もほかのお母さんたちといろいろ話ができてストレス発散にもなりました」と話していました。
子育てひろばは、市内に住んでいる子育て中の方とその子どもたちなら誰でも参加でき、戸倉創造館や地区の児童館などでも開催しています。

6月19日(月曜日) 絵本「伊達宗利の娘 豊姫物語」贈呈式

横に並んで立ち、理事長から贈呈品を受け取る四人の児童達の写真

宇和島信用金庫 村尾理事長から八幡小の児童らに絵本を贈呈

優しいタッチで和服姿の女性が描かれた、「豊姫物語」の絵本の表紙

「伊達宗利の娘 豊姫物語-家と故郷をつなぐ「あんず」の縁-」

宇和島藩主の娘で松代藩真田家に嫁ぎ、あんずを広めたとされる豊姫を主人公とした絵本の贈呈式が、更埴庁舎で行われました。この絵本は、千曲市の姉妹都市である愛媛県宇和島市の宇和島信用金庫が創立95周年を記念し、地域文化への貢献事業の一環として制作したものです。宇和島市の歴史と姉妹都市である千曲市との縁が、豊姫の生涯を中心に紹介されています。
絵本の贈呈を受けた八幡小学校の小井土芹菜さんは「豊姫様があんずの種を持ってきてくれたので、あんずが広がったと思います。絵本を見て、どうしてあんずの種をもってきたかを調べたいと思います」と話しました。
絵本は、千曲市へ1,000部配布され、市内小中学校、養護学校、図書館などに設置されます。

6月19日(月曜日) 市内在住の青年海外協力隊員が表敬訪問

ソファに座り談話する岡田市長と城谷啓美さんの写真

日系社会青年ボランティアの城谷啓美さん(戸倉)が、今年の6月から2年間、アルゼンチンのブエノス・アイレスへ派遣されます。出国に先立ち、岡田市長を表敬訪問しました。
城谷さんは、前職の日本語教師の経験を活かし、現地の日本語学校で日系人の子どもたちへ日本語教育の支援、日本文化の紹介といった活動を行います。家族間で意思疎通が簡単にできないことに触れ、城谷さんは「日系人の子どもたちに祖先のルーツである日本について伝えていきたい」と話しました。

6月13日(火曜日) 元プロ野球選手が教える野球教室

投球ポーズの練習をする園児達と、指導する田中健太郎さんの写真
横に並びボールを振りかぶるポーズをとる園児達の写真
ボールを手に、指導する田中健太郎さんのポーズを真似て学習している園児達の写真
キャッチボールをする青い帽子の園児3人が移った写真
ボールを投げる少年と、それを背後から見守る田中健太郎さんの写真

元プロ野球選手の田中健太郎さんが指導する野球教室が埴生保育園で行われ、年長の園児21人が参加しました。田中さんは野球人口が増えるきっかけになればと、3年前からボランティアで保育園・幼稚園・小中学校に出向いて野球教室を実施しています。同保育園では今年2回目の開催で、市内の別の保育園でも教えています。
園児たちは柔らかいボールを使いバウンドさせて取る練習や2人1組になってキャッチボールを行いました。田中さんはボールを取るときは、ちゃんと目で見て両手で取るなどコツをアドバイス。園児たちは、元気よく「はい」と返事をして、キャッチボールを楽しみました。近藤夕姫ちゃんは「キャッチボールはちょっと難しかったけど楽しかった」と笑顔で話してくれました。
田中さんは「野球ではなくても、子どもにはもっと外で遊んでもらいたい」と話しました。

6月12日(月曜日) 五加保育園で防犯訓練

さすまたの使い方を実際に学ぶ女性と指導する道着姿の男性、その様子を見ている保育士達の写真
不審者役の男性を複数人で抑え込む保育士達と、指導する道着姿の男性の写真

五加保育園で新型さすまたを導入したことにともない、防犯訓練が行なわれました。元警察官の原明徳さんが講師となり、この日参加した保育士11名にさすまたの使い方と護身術を指導しました。
保育士は、さすまたを使い相手の動きを封じる動きや、一人だけではなく大勢で不審者を取り押さえる方法を学びました。新型のさすまたは、先端が可動式で警報ブザーを備えており、市内公立12保育園に1本ずつ配備されています。
原さんは「大声を出して実践的な訓練を行わないと、とっさの出来事に対処できない。いかに子どもや同僚を守るのか考えて、継続的に訓練を行ってください」と話しました。

6月11日(日曜日) 科野のムラお田植えまつり

横一列に並び、田植えをしている早乙女の衣装を着た女子生徒達の写真
水田に脛まで浸かり、横一列に並んで田植えをしている参加者達の写真

科野の里歴史公園(屋代)で科野のムラお田植えまつりが開催され、早乙女に扮した屋代南高校の女子生徒が古代米の苗を植えました。このまつりは、古代の歴史文化を体験する中で、ふるさとを見直し地域の活性化を目的に、毎年6月に行われており、今年で25回目を迎えました。早乙女の10人は、横一列に並び、矢代一重山太鼓の演奏に合わせて丁寧に植えていきました。
主催者を代表して森将軍塚まつり実行委員会の滝沢英雄委員長は「豊作を祈念して、心を込めて楽しく田植えをしていただきたい」とあいさつをしました。
秋に収穫されるお米は、11月3日に開催される「森将軍塚まつり」でお餅にして参加者の皆さんに振る舞われる予定です。
このほか、隣の田では一般参加者が素足となってもち米の苗を植えていきました。

6月11日(日曜日) ベビーマッサージ教室

赤ちゃんと身振り手振りでコミュニケーションをとる親達の写真
タオルを敷いた上に赤ちゃんを寝かせ、マッサージをする親達の写真

更埴子育て支援センターでベビーマッサージ教室が行われ、8組の親子が参加しました。
講師の岡村和枝さんは、笑顔で話しながらマッサージすることをアドバイスするなど、コミュニケーションの大切さを話しました。親たちは、満面な笑顔で、歌を歌ったり声をかけながら、赤ちゃんの頭から足にかけて優しく刺激しながらマッサージ。はじめは慣れない赤ちゃんも途中からリラックスした表情で微笑んでいました。
この日は父親も5人参加し、マッサージを通じて親子のコミュニケーションを楽しんでいました。講師の岡村さんは「おもちゃで遊ぶようになってから、お父さんが遊びに参加するのでは遅すぎます。今のうちからスキンシップをとっていくことが大切です」と話しました。

6月7日(水曜日) 「うたってあそぼう&りんごっこコンサート」

タンバリン、小太鼓、ピアノなどそれぞれの楽器で演奏している女性達と園児の写真
子どもを後ろから抱いて座り込む、コンサート参加者の母親達の写真

上山田子育て支援センターで「うたってあそぼう&りんごっこコンサート」が開かれました。同センターの先生らによるかたつむりのペープサート(紙人形劇)とうさぎのパネルシアターから始まり、これらに合わせて、この日参加した25組の親子は「かたつむりの歌」と「ふしぎなポケット」を歌いました。
その後、先生によるミニコンサートがあり「笑点のテーマ」「ルパン3世のテーマ」「サザエさんのテーマ」が演奏されました。音楽を聴いていた子どもたちは拍手をしてアンコールを呼びかけ、最後にみんなで「ヤングマン」を歌いました。

6月6日(火曜日)~7日(水曜日) 小学校児童がたまねぎ収穫体験

しゃがんでたまねぎを収穫し、笑顔を見せる女子児童達の写真

たまねぎ収穫をする五加小学校の児童

屋外のアスファルトに座り込み、皿を手に食事をしている児童達の写真

オニオンサラダとたまねぎの味噌汁をいただきました

収穫したたまねぎをたくさん持ち、回収している児童達の写真

たまねぎ収穫をする屋代小学校の児童

たまねぎの葉を取って渡す男性と、たまねぎの回収をする児童達の写真

たまねぎ収穫をする東小学校の児童

6日に五加小学校の児童72名が、旧JAちくまパリオ店北側の圃場で、戸倉たまねぎ祭り実行委員会の主催のもと、たまねぎの収穫体験をしました。また、7日に屋代小学校の児童61名と東小学校の児童67名が、JAながのあんず店南側の圃場で、更埴地区たまねぎ栽培体験実行委員会の主催のもと、たまねぎの収穫体験をしました。このたまねぎは、昨年の秋に、児童らが蒔いた種から成長したものです。子どもたちに農作物の収穫を体験してもらうことにより、食料の大切さを学んでもらい、農業に対する関心を高めることを目的としています。
たまねぎ収穫を終えた後、五加小学校の児童らは、実行委員会が料理したオニオンサラダとたまねぎの味噌汁をいただきました。「甘い」「やわやかい」とたまねぎの味の感想を言いながら、おかわりをする児童がたくさんいました。

6月6日(火曜日) 姨捨の棚田で県政ランチミーティング

晴天の下、棚田を視察する県知事と代表者達の写真
長楽寺の広い和室で、食事を摂りながら談話する代表者達の写真

阿部守一県知事と姨捨の棚田の保全に関わる団体の代表者が、昼食を取りながら懇談する県政ランチミーティングが長楽寺で行なわれました。
県の主催で、県知事をはじめ担当課の職員と姨捨棚田保全団体の代表者ら13人が参加しました。
はじめに、棚田を散策しながら名勝姨捨棚田倶楽部会長の矢島宏雄さんが、阿部知事に姨捨の棚田で行なわれているオーナー制度などについて現地で説明をしました。
続いて、長楽寺で棚田米のおにぎりなどの昼食を囲み、それぞれの代表者が「棚田を維持していくのは大変」など棚田の現状について意見交換をしました。
阿部知事は、俳句や民話を活用した地域振興策や棚田のビューポイントの整備など「地域にお金を落とす仕組み」を提案し、「我々(県)も研究をしていくので皆さんからも、こうすればもっと良くなるということを教えてもらいたい」と述べました。
県政ランチミーティングは、平成22年から始まりこれまで65回開催され、千曲市ではこの日が初めての開催でした。

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