2021年11月のちくまトピックス

更新日:2024年01月30日

11月27日(土曜日) 千曲市メインロケ地 映画「ペルセポネーの泪」舞台あいさつが行なわれました

舞台上に整列する映画の出演者や監督たち
ファンに手を振る映画の出演者たち

千曲市をメインロケ地として撮影された信越放送創立70周年記念映画「ペルセポネーの泪」が、11月26日から県内で先行上映を開始したことを受けて、県内6会場で舞台あいさつが行なわれました。
長野グランドシネマズ(長野市)では、渡部秀さん、剛力彩芽さん、橋本マナミさん、勇翔さんなどの俳優陣や製作関係者らが登壇。満席の来場者300人を前に、作品への思いや製作秘話などを語りました。
舞台あいさつで、主演の渡部さんは「台本にはないアドリブで撮影したシーンが多かったので、役者として楽しく演じることができました」と話し、剛力さんは「ロケ地がどこも美しくて綺麗でした。演じたキャラクターが千曲市の雰囲気と一致して、自然と演じることができました」と話しました。
この映画は、農家を営む青年「風太」と内縁の妻となった「実」が主人公で、周囲の奇妙な人々に翻弄されながらも揺るぎない愛に目覚めていくストーリー。リアルとファンタジー、過去と現在が交錯する摩訶不思議な世界観で描かれており、姨捨の棚田や戸倉上山田温泉街など、千曲市の素敵なロケーションがストーリーの魅力を引き立てている作品となっています。

11月20日(土曜日 ) 秋のワーケーションでアイディアソン 知識や技術を地域課題解決のために生かし共有

グループワークの様子
グループワークで取り組んだ地域課題の解決策を発表する参加者
参加者にあいさつする小川市長

地域企業などの事業マネジメントを行なう株式会社ふろしきやは、11月14日から20日まで戸倉上山田温泉などを中心に「千曲市秋のワーケーションウェルカムデイズ」を開催しました。
このイベントは、仕事と交流を楽しむことができるワーケーションイベントで、これまでゼロ・カーボンへの取り組みを学ぶコンテンツや観光列車「ろくもん」を貸し切ったワーケーションなどを組み込んださまざまなプログラムで開催。今回は、全国201自治体でつくるワーケーション自治体協議会主催の視察先に選ばれ、地域の課題を掘り起こし、普段の仕事で得た知識や技術を課題解決などに生かすトレーニングを目的にした体験事業「信州周遊フィールドワーク&アイディアソン」をプログラムに組み込んで行なわれました。
アイディアソンの参加者は「ワークスタイル」「モビリティ」「フード」のテーマから一つを選び、同じテーマを選んだ人でグループを構成し、県内でフィールドワークを実施。自分の仕事の時間を確保しながら、選んだテーマの地域課題を各々で掘り起こし、グループごとに解決策をまとめました。
この日行なわれた発表会では、およそ30人が参加し、全6グループが発表。モビリティをテーマに選んだグループは、「ちくMaaS~ちくまのりもの王国~」と題し発表を行ないました。戸倉上山田の温泉街での交通渋滞や交通事故の危険性について触れ、車が走りづらい歩行者優先の街づくりについて提案。あわせて、ビアバイクやまちなかロープウェイ、時速20キロメートル未満で公道を走ることができる電動車を活用したサービスの導入など、移動自体が観光資源となるような乗り物を活用することで、地域の話題となり活性化を図れるのではないかと発表しました。他にもユーモアを交えて発表するグループなどもあり、会場は終始和やかな雰囲気で、さまざまな地域課題への解決策を全員で共有しました。
各グループの発表を聞いた小川修一市長は「千曲市が県内の中でもワーケションの先頭に立っているのも、皆さんが参加してくれているおかげです。地域課題解決に向けた素晴らしいアイデアをお聞きできたので、市でも協力していきたいと思います」と感想を話しました。

11月20日(土曜日) 冬の棚田で田毎の月を再現 市内の学生が「ペットボタル」設置

あいさつする大内副市長
作業前に集合した参加者たち
学生たちが棚田の畔にペットボタルを設置する様子

市民有志でつくる団体「信州さらしな田毎の月プロジェクト」は、日本遺産の構成文化財である姨捨の棚田に田毎の月を再現しようと、市内の小中学生が作成した、太陽光発電を利用して自動で光るLED器具の「ペットボタル」3800個を設置しました。
この企画は令和元年から行なわれていますが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となったため、今年で2回目となります。
ペットボタルは公益財団法人長野県テクノ財団善光寺バレー地域センターの支援や県元気づくり支援金などを活用して購入。屋代高校付属中学校と更埴西中学校の生徒が、治田小学校、八幡小学校、更級小学校の児童に作り方を指導しながら作成しました。この日は、ペットボタルの作成に携わった屋代高校付属中学校、更埴西中学校の生徒に加え、屋代高校と屋代南高校の生徒も参加し、約40人が棚田のあぜ沿いに並べて設置しました。
設置イベントの開会式で、同プロジェクト実行委員会の武井音兵衛会長は「小中学校の子どもたちが、この活動を通じて地域の歴史や文化を考えていただければうれしいです」とあいさつ。大内保彦副市長は「この場に来て、この景色の素晴らしさを改めて実感しました。日本遺産の構成文化財であるこの棚田を、地元の皆さんが盛り上げてくれることを大変うれしく思います」と話しました。
参加した屋代高校1年の羽生田すずさんと田中志歩さんは「作業は思っていたよりも楽しかった。いろいろな人と顔を合わせて作業でき、交流しながら活動できたことがうれしいです」と笑顔で話しました。
ペットボタルは姪石苑付近の棚田に設置されており、3月19日までライトアップが楽しめます。日没後から自動で4時間点灯し、ピンク、ゴールド、緑、水色など、さまざまな色に変化しながら、棚田を彩ります。

11月20日(土曜日) 市民と市長が意見交換 あんずの里の将来について考える

あんずの里の将来について意見を述べる参加者の学生
あんずの里の現状を話す参加者の地元住民
参加者へあいさつする小川市長

森地区の住民とあんずの生産や加工に携わる団体などの14人が「市長と語ろう『お出かけシェアトーク』」をあんずの里観光会館(森)で開催し、小川修一市長と「あんずの里の将来を考える」をテーマに意見交換を行ないました。
参加者は、昨年、市が森地区の住民を対象に行なったアンケート結果などを活用しながら、後継者不足、農家の高齢化などの課題や「一目十万本」と言われるあんずの里の景色を守っていきたいといった思いを伝えました。
小川市長は「あんずを稼げる農業にするため課題解決に向け取り組み、あんずの里の発展に努めていきたいです」と話しました。

11月20日(土曜日) 「空高く飛べ!」 子どもたちがモデルロケットを製作

モデルロケットの作り方を説明する講師
モデルロケットを製作する親子
完成したモデルロケットを打ち上げる様子

市教育委員会は、子どもが科学に興味を持つきっかけづくりのために、こども科学教室「モデルロケットを作って打ち上げよう!」を戸倉体育館で開催しました。
この日行なわれた教室には、抽選で選ばれた8組17人の親子が参加。参加した子どもたちは、特定非営利活動法人日本モデルロケット協会の松坂喜一郎さんと重田英明さんから、ロケットの基本構造の講義を受けた後に、およそ60から70センチメートルの紙製モデルロケットを製作。ロケットの胴体に羽を取り付けたり、好きな絵を書いたりして、楽しそうに「マイ・ロケット」を製作していました。その後、グラウンドへ移動し、火薬を使った小さなエンジンを取り付け、発射台へマイ・ロケットをセット。子どたち自ら発射ボタンを押して、空へロケットを打ち上げました。発射台から打ちあがるロケットのスピードと迫力に、会場にいる人々からは歓声が上がり、子どもたちは「すごい高い!」「あっち飛んで行った!」などと空を見上げながら喜んでいました。
この日はじめてロケットを打ち上げた、五加小学校2年の袖山裕眞くんは「ロケットに羽をつけるのが楽しかった。思ったより高く上がったので驚きました」と話しました。

11月19日(金曜日) さゆり幼稚園の園児が市役所を訪問 勤労感謝を伝える

大内副市長へ手作りカレンダーを手渡す園児たち
大内副市長と園児たちの記念撮影

さゆり幼稚園の園児24人が市役所を訪れ、大内保彦副市長に「いつもお仕事ありがとうございます」と声を合わせて感謝の気持ちを伝えました。
園児代表4人から手作りのカレンダーとお花を手渡された大内副市長は「今日は市役所に来てくれてありがとうございます。市役所では、住んでいるみんなが幸せになるために大勢の人が仕事をしています。感謝の言葉をもらいとてもうれしいです」と話しました。

11月18日(木曜日) 長野県行政書士会長野支部と災害時における被災者支援に関する協定を締結

協定書に署名する和田支部長と小川市長
協定を持ち記念撮影する和田支部長と小川市長

市は、長野県行政書士会長野支部と「災害時における被災者支援に関する協定」を締結しました。協定の内容は、市が地震や風水害などの災害時に支援を要請し、同支部が行政書士を派遣。被災者の罹災証明書の申請や相談などの行政書士業務を無償で行なうものです。
市役所で行なわれた調印式には、長野県行政書士会長野支部の和田英幸支部長と小川修一市長が出席し、協定書に署名しました。小川市長は「令和元年東日本台風災害の際、不安を感じていた市民の証明書の申請や相談などの支援を行なっていただき、感謝しています。あってはならないですが、有事の際に被災者を支援していただけることは大変心強く感じています」、和田支部長は「2年前の台風災害時の経験を生かして、何かあった際にはいち早く、煩雑な書類の作成などのお手伝いをし、被災者の方々には全力で復旧・復興に取り組んでもらいたいです」とそれぞれあいさつしました。

11月18日(木曜日) 国際ソロプチミスト千曲 市教育委員会へ寄付金を贈呈

小松教育長へ寄付金を贈呈する宮澤会長
小松教育長と国際ソロプチミスト千曲の会員が懇談する様子

千曲市と坂城町の女性でつくる奉仕団体「国際ソロプチミスト千曲」の宮澤多恵子会長ら5人が教育長室を訪れ、市教育委員会へ図書費として10万円を寄付しました。
この寄付は、子どもたちの活字離れを懸念して始めたもので、毎年千曲市と坂城町に寄付を行ない、今回で14回目となりました。
例年は秋に開催される「縄文祭り」のバザー収益を寄付金に充てていましたが、新型コロナの影響で昨年に引き続き同祭りが中止となったことを受け、姨捨の棚田で収穫した米を買い上げて、寄付分を上乗せした価格で会員が購入するなどして資金を捻出しました。
宮澤会長は「以前、生徒からお礼の手紙をもらって、寄付して本当に良かったと感じたことがありました。図書に親しんでもらって、活字離れの改善の一助になればうれしいです」と思いを語り、小松教育長は「タブレットで簡単に調べられる時代ですが、図書館に通って苦労して見つけた情報はとても価値があるものだと感じます。多くの本を読んで自分の世界を広げてほしいです」と話しました。

11月13日(土曜日) さらしなの地名を生かした地域づくりについて市民と市長が意見交換

参加者にあいさつする小川市長
小川市長へ更級への想いを伝える参加者の様子

「さらしな」の地名を生かしてさまざまな活動に取り組む市民団体「さらしなルネサンス」に所属する8人が「市長と語ろう『お出かけシェアトーク』」をさらしな堂(若宮)で開催し、小川修一市長とさらしなの地名を生かした地域づくりについて意見交換を行ないました。
日頃の活動で感じている、日本遺産「月の都 千曲」の活用などについて「市民と市が協働で千曲市の魅力アップに取り組んでいきたい」と小川市長へ思いを伝えました。
小川市長は「市内で活動する多くの団体と役割分担をしながら、市民が誇りを持てるような千曲市にしていきたい」と話しました。

11月11日(木曜日) 明治安田生命保険相互会社が市に寄付金 「私の地元応援募金」目録贈呈式を開催

明治安田生命保険相互会社長野支社の石田上田営業部長が小川市長に目録を手渡す様子
目録を持ち記念撮影する石田上田営業部長と小川市長

明治安田生命保険相互会社長野支社から「私の地元応援募金」による寄付金32万500円が市へ寄贈されたことに伴う目録贈呈式が市役所で行なわれ、石田眞人上田営業部長から小川修一市長へ目録が手渡されました。

「私の地元応援募金」は、同社が地域住民の健康づくりや暮らしの充実に向けて展開している「地元の元気プロジェクト」の一環で行なわれ、明治安田生命グループの全従業員が居住地や出身地などゆかりのある地域に募金する従業員募金に、会社拠出金を加えて寄付を実施する昨年度から始まった活動。今年度は全国の自治体など1018団体に総額5億円の寄付が行なわれました。
贈呈式で石田上田営業部長は「地域社会との絆を深める活動を行なって、地元がいつまでも活気あふれる場所であるように今後も協力していきます」と話し、小川市長は「多くの寄付をいただき感謝しています。今後も地域住民の健康増進につながる協力をよろしくお願いします」と感謝を述べました。

11月7日(日曜日) 戸倉上山田温泉の路地裏でファンタスティックな1日を 路地裏ファンタスティック!!が開催

幅広い年代の人で賑わう上山田温泉の路地の様子
屋代高校ダンス班がダンスを披露している様子
出店で買い物を楽しんでいる様子

戸倉上山田温泉銀座通り商店街で、「路地裏ファンタスティック!!」が開催されました。このイベントは、屋代高校に通う生徒の有志と戸倉上山田温泉銀座通り商店街を中心とした実行委員会が主催し、2018年の初開催から数えて今回で4回目となります。
会場には、商店街のお店や市内の事業者など26店舗が出店、手作り雑貨や食べ物を販売するブース、キッチンカーなどが立ち並びました。屋代高校ダンス班によるダンスの披露や、戸倉上山田商工会による電気自動車の試乗なども行なわれ、子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の人たちが路地裏を歩きながら買い物や催しなどを楽しんでいました。
同実行委員会で、屋代高校ダンス班の飯島千菜美さん(上田市)は「実行委員会ではポスターやチラシの作成、SNSでの発信などを担当しましたが、関係者と連携して進めていくのがとても大変でした。自分が実行委員会のメンバーであった繋がりで、今回ダンスを踊らせていただけてとても楽しかったです」と話しました。

11月2日(火曜日) 千曲市余熱利用施設の愛称が「Re SPA(リスパ) シンコースポーツ」に決定

協定書に署名するシンコースポーツ株式会社の石崎代表取締役と小川市長
シンコースポーツ株式会社の石崎代表取締役と小川市長が協定書を手に持ち記念撮影

「千曲市余熱利用施設ネーミングライツに関する協定書」の調印式が市役所で行なわれ、命名権者であるシンコースポーツ株式会社の石崎健太代表取締役と小川修一市長が協定書に調印しました。
ネーミングライツの対象とした施設は、現在、屋代地区に新たに建設している長野広域連合のごみ焼却施設から発生する熱エネルギーを有効活用するための施設で、令和4年6月にオープンを予定しています。この施設は、男女浴室、トレーニングルームや休憩室を設け、循環型社会の推進、市民の健康増進などを目的としています。
調印式で小川市長は「リサイクルとスパの2つの言葉を掛け合わした『リ スパ』という愛称は、この施設の目的に合致していて、市民に愛される施設になることを期待しています。この施設を積極的にPRするとともに、開館に向けて進めていきたいと思います」、石崎代表取締役は「新しい施設にネーミングライツで協力させていただく運びになり、社員一同喜んでいます。また、この施設の指定管理者の優先交渉権者として選定されていて、円滑な管理運営と地域に愛される施設運営を目指していきたいです」とそれぞれあいさつしました。

協定の内容

命名権者

シンコースポーツ株式会社

千曲市余熱利用施設の愛称

Re SPA シンコースポーツ

命名期間

令和4年6月1日から4年10か月

命名権料

年額100万円(税込)

11月2日(火曜日) 杭瀬下保育園の園児たちがエコドライブを呼びかけ

交差点でエコドライブを呼びかける杭瀬下保育園の園児たち
交差点を通行する車に手を振りエコドライブの啓発活動をする杭瀬下保育園の園児たち

千曲市地球温暖化対策協議会は、11月のエコドライブ推進月間に合わせて、市役所前交差点で杭瀬下保育園の園児37人とエコドライブ啓発活動を行ないました。
この協議会は、市民、事業者、各種団体などから構成される協議会で、地球温暖化に関する講演会やマイバック持参啓発活動など、温室効果ガスを削減することを目的に活動を行なっています。
この日行なわれた啓発活動は、令和元年東日本台風災害や新型コロナウイルス感染症拡大の影響で3年ぶりに実施。園児たちは、パンダやクマの風船を振りながら「エコドライブをお願いします」と道行くドライバーに元気いっぱい呼びかけました。かわいらしい園児たちの呼びかけに、ドライバーも笑顔でこたえ、エコドライブを実践していました。
宮島信明会長は「小さな活動ですが、運転している人が少しでも気にかけてくれるように今後も続けていきたいです」と話しました。

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