2022年5月のちくまトピックス

更新日:2022年06月09日

5月28日(土曜日)姨捨の棚田でオーナーが田植え体験

姨捨棚田で田植えを行なうオーナー達
姨捨棚田で田植えを行なう屋代高校附属中学の生徒たち

姨捨の棚田で、今年の「棚田貸します制度」のオーナーが田植えを行ないました。市が棚田の保全を目的として始めた同制度は、今年で27年目を迎え、田植えから脱穀までを自分たちで行なう「体験コース」と保全のための協力資金を出して、地元農家らに作業を任せる「保全コース」の2コースがあります。現在は「体験コース」79組、「保全コース」18組の合計97組、約600人がオーナーとして参加しています。
この日は、約80組400人のオーナーが集まり、手作業による田植えに汗を流しました。今後は9月に稲刈りとはぜかけ、10月に脱穀を行なう予定です。
開会式で小川修一市長は「私たちの主食であるお米が、どうやって作られているのか、生産者として米作りを体験していただき、自分で育てた作物を味わう喜びを感じてほしいなと思います」と話しました。
茅野市から夫婦で参加した八木幸江さんは「以前から姨捨の棚田が好きでよく来ていましたが、2年前にたまたまオーナー制度のことを知ってオーナーになりました。ここで収穫したお米はとてもおいしくて大好きです」と話しました。

5月16日(月曜日)信州ブレイブウォリアーズ シーズン終了報告

信州BW渡辺取締役、小川市長、片貝社長がユニフォームなどを持って記念撮影
信州BW片貝社長と渡辺取締役が小川市長にシーズンの説明

プロバスケットボールチーム「信州ブレイブウォリアーズ」の片貝雅彦代表取締役社長、渡辺智之取締役が市役所を訪れ、小川修一市長にシーズン終了を報告しました。
チームは、5月8日に行なわれた滋賀レイクスターズとの最終戦を86対82で勝ち、今シーズンの通算成績を28勝26敗とし、リーグ5位でシーズンを終えました。
片貝社長は「今シーズンも多くのブースターの皆さんにお越しいただき、特に最終戦の滋賀との戦いではアウェーにもかかわらず本当にたくさんの方にきていただきました。チームは千曲市の観光大使として、アウェーの試合で市のPR活動をしていきますので、千曲市からも多くの方にお越しいただけるようご協力をお願いします」と述べました。
小川市長は「以前と比べ、グッズの種類やキッチンカーなどの出店が増えたり、にぎやかになってきていて、企業としての頑張りも感じてます。市としても、市報千曲の裏表紙に選手や試合の情報を掲載するなど協力していますが、今後も応援していけるところは協力していきます」と話しました。
来シーズンからは信州ブレイブウォリアーズの所属するBリーグB1カテゴリーが、現在の2地区制から3地区制に変わり、中京地区や北陸地方のチームとの戦いが多くなります。また、2026年にはB1カテゴリーの維持基準の観点が試合成績から経営状況に変わり、年間売上高や、試合あたりの平均観客動員数などによる基準に変わります。
このため片貝社長は、「B1カテゴリー維持のためにも、信州ブレイブウォリアーズの試合を多くの皆さんに見に来てほしい」と述べました。

5月14日(土曜日)~15日(日曜日) 第13回千曲市総合芸術祭が開催

市総合芸術祭に出展された「書」の作品の数々
市総合芸術祭に出展された「生け花」の作品の数々
市総合芸術祭に出展された「洋画」の作品の数々
ステージで力強い和太鼓を披露する矢代一重山太鼓

市文化芸術協会と市教育委員会が主催で「第13回千曲市総合芸術祭」が信州の幸(めぐみ) あんずホールで開催されました。
このイベントは、新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続中止となり、3年ぶりの開催。今年のテーマを「絆」とし、文化芸術活動を通して、改めて家族、友人など人と人とのつながりを見つめなおす機会になればとの願いが込められています。14日からは8団体による展示発表が、15日には23団体による舞台発表が行なわれ、日頃の活動の成果を披露しました。
舞台発表の途中には、セレモニーが執り行なわれ、千曲市文化芸術協会の亀山正明会長が「文化芸術活動は、人の心を豊かにし、地域の伝統的な文化を伝承し、また新しい文化を生み育てていく活動の場です。こんな時だからこそ、諸活動を通じて、仲間をたくさん作り、仲間と共に楽しい時間を過ごすことが大切だと思います」とあいさつ。小川修一市長は「4月3日に再開館した信州の幸(みゆき) あんずホールで開催できることを大変うれしく思います。総合芸術祭により文化芸術の全市的な交流が促進され、千曲市の文化芸術活動が一層発展されることを期待しています」と祝辞を述べました。
会場を訪れた畔上尚子さん(中野市)は「今年初めて見学に来ましたが、たくさんの作品が展示されていて、レベルが高くて驚きました。私も華道をやっていているので、コロナ禍でイベントが中止になる中、たくさんの作品に触れることができてうれしいです」と感想を話しました。

5月14日(土曜日)第14回みんなで育てる協働の森づくり(千曲市植樹祭)

植樹用の穴をくわで掘る
植樹した苗木を倒れないように添え木に括りつける
小川市長が苗木を植える
作業完了後、植樹祭参加者全員で記念撮影

市内団体・企業職員ら約70人が集まり、みんなで育てる協働の森づくり(千曲市植樹祭)が大池市民の森で開催されました。この取り組みは、自然とのふれあいと林業への理解を深めることを目的に開催されています。参加者はエノキやイロハモミジ、ミズナラなど広葉樹1,300本を植えました。
植樹祭に参加した公益財団法人HIOKI奨学・緑化基金の宮下富義さんは「提供樹木の方針として、将来自然の里山になることを目標に、個々の樹木が競争に打ち勝って、生き残った木々が育つよう1平方メートルあたり4~5本の苗木を植樹するようにしています」と語ってくれました。同法人は上田市を拠点として県内で幅広く緑化事業に取り組んでおり、市植樹祭にはこれまでにも苗木の提供をしています。
この日は小雨が降るあいにくの天候となりましたが、参加者のスムーズな作業により無事1,300本の植樹が完了しました。

5月13日(金曜日)第19回千曲市民体育祭総合開会式が開催されました

小川市長が出席者に向かって挨拶

ことぶきアリーナ千曲で第19回千曲市民体育祭総合開会式が開催されました。この式典は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年に引き続き今年も規模を縮小して開催され、市内の各種目スポーツ協会約30団体の、代表1人ずつの参加となりました。
開催にあたり小川修一市長は「市民体育祭は市民の競技力向上、健康増進を目的に初心者の方からベテランの方まで誰もが気軽に参加できる大会を目指し、千曲市スポーツ協会の皆さんが中心となり開催されています。多くの皆さんがスポーツに親しんでいただき、皆さんが輝ける場の一つとしてこの市民体育祭を位置づけていただければ幸いです」と述べました。
また、塚田訓好スポーツ協会会長は「現状維持は衰退の始まりと言われています。市民体育祭をとおして一人でも多くの仲間を増やしていただければ幸いです」と述べました。
市民体育祭は5月22日(日曜日)の太極拳から始まり、2月19日(日曜日)のスキーまでさまざまな種目が開催されます。なお、各種目ごとの開催日程など詳細は市報千曲5月号に掲載されています。

5月13日(金曜日) 長野県市町村対抗駅伝 千曲市チームが結果を報告

市町村対抗駅伝千曲市チームと市長、教育長の集合写真
市町村対抗駅伝千曲市チームの結果報告の様子

4月30日(土曜日)に松本平広域公園陸上競技場(松本市)を発着に開催された「第31回長野県市町村対抗駅伝競走大会」と「第17回長野県市町村対抗小学生駅伝競走大会」へ出場した千曲市チームが市役所を訪れ、小川修一市長と小松信美教育長へ結果を報告しました。
同チームは、一般・中学生で編成された「第31回長野県市町村対抗駅伝競走大会」は、9区間43.785キロメートルを走り、怪我などで主力を欠く中でも健闘し、44チーム中27位。小学5・6年生で編成された「第17回長野県市町村対抗小学生駅伝競走大会」では、4区間6.1キロメートルを走り、53チーム中4位と好成績を収めました。
小川市長は「おめでとうございます。これからも更なる高みを目指して頑張ってください。今後の活躍を大いに期待しています」、小松教育長は「千曲市チームの活躍を大変うれしく思います。怪我には注意しながら、日頃の練習を積み重ねてください」と選手らの活躍を称えました。
大会に出場した中村蒼太くん(五加小6年)は「みんなで頑張ってきたことが、結果につながってよかったです」と大会の結果を振り返りました。

5月12日(木曜日)AC長野パルセイロ 山中麗央選手が市長を表敬訪問

市長と記念撮影をする山中選手
市長と歓談する山中選手

明治安田生命J3リーグに所属するプロサッカーチーム「AC長野パルセイロ」の山中麗央選手が市役所を訪れ、小川修一市長を表敬訪問しました。
今季から同チームに加入した山中選手は千曲市出身。中学から高校の途中まで同クラブの下部組織に在籍し、高校2年生の時に市立長野高校サッカー部へ転入。同年のインターハイで同校初となる全国大会でのゴールを決めるなど活躍しました。卒業後は拓殖大学へ進学し、3年生のときに関東大学サッカーリーグ2部で16試合に出場し3ゴール2アシストと1部リーグ昇格に貢献。4年生のときには同リーグ1部で10ゴールを記録し、チーム得点王の活躍を見せ、プロサッカー選手として古巣の長野へ帰ってきました。
小川市長は「千曲市出身の選手が地元で活躍してくれることは大変うれしいことです。応援していますので、これからも頑張ってください」と激励しました。
山中選手は「ずっとお世話になったクラブでまたプレーできるので恩返ししたいですし、地域の皆さまと一緒に長野を盛り上げていきたいです。愛されて応援されるような選手になりたいと思います」と意気込みを語りました。

5月9日(月曜日)フリートーク型「市長と語ろう『お出かけシェアトーク』」を開催

五加地区の区長と小川市長が意見交換する様子
五加地区で開催されたシェアトークの会場全体の様子

市民と市長がまちづくりや市への想いを意見交換する「市長と語ろう『お出かけシェアトーク』」が開催され、区代表者、地元市議会議員らが小川修一市長と意見交換を行ないました。
昨年度は、小川市長と意見交換を希望する団体などが、あらかじめ設定したテーマについて話し合う「テーマ型」を実施してきましたが、今年度はテーマ型に加え、区・自治会の代表者や地元議員を対象とした、テーマを設けない「フリートーク型」を実施。この日は、千本柳公民会で開催され、五加地区の区長、副区長や地元市議会議員ら10人が参加し、各区の現状や課題などを小川市長と意見交換しました。
参加者は、五加地区では年々人口が増加していることから、消火栓増設、通学路における安全確保や農業振興地域の農業用水路などの継続的な維持・整備の必要性など地区の現状を小川市長へ伝えました。
小川市長は「この地区は新しい部分と古くからの伝統を守る部分とが混在し、まちづくりが難しい反面、やりがいのある地区でもあります。台風、コロナなどが続き厳しい部分もありますが、関係機関と話しをしながら可能な限り対応していきたいです」と話しました。
フリートーク型の「市長と語ろう『お出かけシェアトーク』」は、5月9日から20日にかけて市内の全地域で開催します。

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